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みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

清見の収穫が近づいてます

2010年01月22日 05時31分03秒 | みかん栽培
清見の収穫が近づいてます

当園は、ウンシュウミカンが中心に栽培してますが、
単一栽培では、それ以外の時期がさびしいので、
様々な柑橘類を1本くらいずつ植えてます。

いまは、柑橘類にも様々な種類が出来ていますが、清見もその一つです。
宮川早生とトラビタオレンジを交配させてできた種類とのこと。

この木は、2004年6月に植えたもので、6年生です。
小木の割に果実を多く付け過ぎています。
枝や葉が悲鳴を上げています。

2月中旬以降に収穫期になりますが、
鳥が突っつかれないように、防衛策が必要ですが、
日曜農夫には、そこまでなかなか手が回りません。

みかんの収穫後の骨休み

2010年01月21日 21時34分41秒 | みかん栽培

箱根湯本で骨休み

みかん園のある真鶴から、電車で40分くらいで箱根湯本駅に移動できます。
1月17日は、はるみと伊予柑の収穫だけで、他の作業は一切なし。
この日は、2ヶ月間、みかんの収穫で連投してきた骨休みです。

お目当ては、箱根湯本温泉・和泉。
和泉は日帰り温泉ですが、箱根湯本の温泉街のはずれ、
国道一号線の旭橋を渡った所にあります。

前回ここを利用したのは10月4日でした。
その後はみかんの収穫で忙しく、混雑する国道1号線を分け入る余裕はありませんでした。 3か月ぶりの骨休み、利用です。

和泉は、「早雲、の湯」とキャッチコピーをしていますが、
なかなか歴史を感じさせる所でもあります。
源泉は、アルカリ性単純温泉で、源泉温度は53.2度。
入浴料は1200円ですが、いつもだいたい、のんびり、ゆったりと楽しめます。

和泉のホームページです。
http://www.hakone-izumi.com

 

 


みかんの隔年結果

2010年01月19日 19時03分07秒 | みかん栽培
みかんの隔年結果

当方のみかん園は、家庭菜園を大きくした程度です。
ウンシュウミカンの早生種が5本と、普通種が18本です。
それでも、みかんの収穫が隔年結果していることを知ることができます。

この数年の収穫量をまとめてみました。
ちなみにコンテナというのは、収容器のことで、20キロがはいります。

       早生     フツウ
2006年   20C      92C
2007年   22C      122C
2008年   20C      83C
今年2009年 22C     112C

「表年」「裏年」ともいいますが、沢山なる年と、少ししかならない年とを、交互に繰り返しているわけです。
みかんの果実が沢山なると、その分木に蓄えられた養分を使ってしまいます。
その翌年は、木も少し休憩して鋭気を養っているわけです。
全部が一律にというわけではありません。
全体の平均状況が示す傾向です。

このデーターから、うちのみかん園は、今年は表年だったということです。

みかん生産のたのしさ

2010年01月17日 06時52分59秒 | みかん栽培
みかん生産のたのしさ

1月3日に、ウンシュウミカンの今期の収穫を終えました。
東京・八王子在住で、神奈川県西部・真鶴まで遠出しての日曜農夫です。

2001年から小さなみかん園を引き継いでから、9年がたちました。
それまで土いじりなど全く無縁だったのに、
草刈り、剪定、病害虫対策…、試行錯誤が始まりました。
この間にカミキリムシにより3本を枯らせてしまいましたが、
今でも、早生のウンシュウが5本と、普通温州が18本あります。

この1月3日に今期の収穫を完了しました。
2009年度の収穫は、早生が440キロ、2160キロでした。
この収穫した一部は、加害や未熟などで人前には出せませんが、
ある程度の量は他人に提供できるものも生産出来るようになりました。
儲かるのかどうかといえば、
売り上げは、交通費だけで消えてしまうのですが。

しかし、得るところがあります。
小さいながらも生産手段があると、土地とみかんの木があると、
自分の汗水を流すことで、富を生産出来ることです。
自分の努力の仕方次第で、ささやかな限られた量ですが、
他人にも美味しいと喜んでもらえるみかんが作れるということです。
自然はまったく正直なものです。これが何よりの収穫です。
おかげで、農家の人たちの苦労とともに、喜びの一端が、
少しは感じることができるようになってきています。

1月3日、今期の収穫はすべて終了しました。
年間サイクルのみかんの生産です。
また新たな年の秋の収穫へ向けて、
10年目の手入れ作業のスタートです。

はるみを収穫してみました

2010年01月15日 20時12分54秒 | みかん栽培
はるみを収穫してみました

去年、はるみは全部の果実を摘果しました。
そのため、今回は小さな木にもかかわらずたくさんの果実をつけました。
あまりにたくさん果実をつけたため、木が疲弊しているのがありありでした。

遅まきながら、10月に8割方を摘果したのですが…、後の祭り。
木はすでに多くの養分を吸い取られてしまっていて、短期の手当では回復しがたい状態になってしまいました。

そうした中で、1月10日に残っている果実の内の数個を収穫してみました。
結果はジューシーだけど、まだ酸味が強すぎます。
酸味の好きな人には提供できますが、一般には収穫直後のものは酸っぱすぎて提供できません。

はるみというのは、いつ頃に、どんなタイミングで収穫したらよいのか。
収穫した果実は、収穫直後と、一定の期間貯蔵したものとでは、味がどのように違ってくるのか。どのくらいの期間、貯蔵したらよいのか。

目下、さまざまな角度から模索しているところです。

収穫後のみかんの木にマシン油を散布

2010年01月09日 21時35分12秒 | みかん栽培
マシン油乳剤を散布しつつあります

ウンシュウミカンは収穫を終えたばかりですが、新たな年度が始まってます。
1月9日には、越冬害虫のカイガラムシやアブラムシを駆除するために、
マシン油乳剤を散布しはじめています。

写真にあるハーベストオイルというのは、マシン油乳剤のことです。
マシン油乳剤は、葉の表面を油膜が覆うことで、害虫を窒息させます。
カイガラムシやアブラムシをほうちしていると、果実にスス病をもたらします。
スス病というのは、みかんが成熟する時に、黒いススのような物質が果皮についてしまい、菌の繁殖なのですが、見栄えが損なわれて、人前に出せなくなります。

この時期の予防が、大事になっています。
この時期にしっかり散布しておけば、その後は大きな発生はなくなります。

そろそろ伊予柑の季節です

2010年01月08日 20時08分13秒 | みかん栽培

そろそろ伊予柑の季節です

ウンシュウミカンの収穫は12月までがシーズンですが。
その後にも様々な柑橘類の実りが続きます。
今回は、伊予柑です。

伊予柑は、名前からして四国が原産地かと思いますが。
神奈川県の西部でもご覧の通り、立派に生育します。

ウンシュウミカンの単一栽培だとすると、もはやシーズンオフ、楽屋裏です。
それだけでは味気ないので、2004年6月に試しに1本植えてみました。

やはり糖度の点では、美味しさの点では、南国産にかなわないと思いますが、
それでも土地柄にあっているのでしょうか、かなりの実がつきました。
なり過ぎているくらいです。
こんなに実をつけると木自体が疲弊してしまいます。
しかし、あまりに見事なので、摘果作業は一切できていません。

伊予柑は、12月下旬から1月下旬が収穫時だそうで、
食べごろは、2月上旬から3月下旬とのことです。
そろそろ少しずつ収穫してもよい時期になっていると思います。
たのしみにしている伊予柑です。


ウンシュウミカンの収穫を終了しました

2010年01月03日 18時07分50秒 | みかん栽培
ウンシュウミカンの収穫を終了しました

1月3日、木に付いていたすべての果実を取り去りました。
常緑樹の本来の姿にみかんの木がもどりました。
10月28日から続いてきたウンシュウミカンの収穫でしたが、
ようやくにして完了するところまでたどり着きました。
ミカンの木も、どこか重荷をおろして、ホッとしているように見えます。

12月30日のみかん園です

2010年01月02日 16時31分07秒 | みかん栽培
収獲の最終日のみかん園です

12月30日朝、神奈川県西部の真鶴、収穫に入る前のみかん園です。
今期の収穫も19回目となりました。

機関車が動き出すのと同じです。
初めはゆっくりと、慎重に成熟を吟味しながらの収穫でしたが、
徐々に速度を高めて、11月下旬からは高原状況が続きました。
最後はペースが落ちるかと思いましたが、とんでもない。
鳥たちと競争しながら、可能時間のギリギリまで追い立てられました。
暴走しているかのような最終盤の日々でした。

その結果は、  早生5本    フツウウンシュウ18本
 2009年      22C      104C
 2008年      20C       83C
 2007年      22C      114Cでした。
Cはミカンを入れるコンテナ、四角いプラスチックの容器で、20キロが入ります。
結局、今期の収穫は、23本の木で、2520キロの収穫でした。

当初、「全国的には表年だけど、この地方は裏年」との話でしたが、
当園に関する限り全国的傾向に準じていました。

年が明けると直ぐに、片付けに入ります。
最後まで、選択的な収穫がありましたから、
木にはまだみかんがついています。
これをすべて落としてから、再度撰果作業をして、捨てる果実を除きます。
また、越冬害虫への対策として、マシン油乳剤を散布して収穫を終わります。

締めくくりのために、もうひと頑張りです。

ヒヨドリを撮影しました

2009年12月30日 22時26分00秒 | みかん栽培
ヒヨドリの撮影ができました

12月30日、みかんの収穫をしていた時のこと。
ミカンの木のすぐ隣にある柿の木で鳴いているヒヨドリを見つけました。
ヒヨドリはすばしこいので、すぐどこかに飛んで行ってしまいます。
ところが今日は、カメラをとってくるまで、枝にとまっていてくれたので、
やっとのことで、撮影が出来た次第です。

団地の玄関はみかん箱

2009年12月29日 21時06分00秒 | みかん栽培

明日の最後のみかんの収獲の前に、出荷しなければ

今日、12月29日は職場の納会でした。
しかし、職場の今年の仕事は終わっても、みかんの収穫と出荷はもうひと頑張りです。

12月27日(日)に収穫して、28日に搬入してきたみかんが部屋に積まれています。
写真は、28日に搬入したのと入れ替えに、28日に出荷した23日収穫した分です。
これが昨日、28日に無事に出荷することが出来たので、
27日に収穫し28日に搬入してきた分、部屋に山積みされた9コンテナを、本日29日に箱詰めすることが可能になりました。
最後は、一つ一つが綱渡りです。
正月を休める為には、もうひと頑張りです。

明日、30日は、朝から最後の収穫に行ってきます、これらがすべてが順調に予定通り進めばのことですが。
そして、夕方からは今夜準備した分の30箱の出荷態勢にはいります。
明日収獲し、搬入してきた分は、明後日12月31日に出荷します。

これらが順調にいけば、年内の収獲作業がゴールに到達します。
正月を休むことが出来るようになります。
締めくくりは、人気スター並みの大忙しの仕事になっています。

では、今夜の作業、27日に収穫し、28日に搬入してきた分の箱詰め作業にかかることにします。


みかんの収穫-鳥たちとの競争

2009年12月28日 07時42分31秒 | みかん栽培
12月27日のみかんの収穫

大体予定していた通りに進みました。
撰果作業も順調にすすんだし、9時から3時半までの収穫も予定した通りでした。
搬送してからの箱詰め作業も予定通りでした。

このところ完熟したみかんを鳥たちが狙いだしています。
収獲していると鳥たちの食べた痕をよく見かけます。
どうやら鳥たちと競争しての収穫になってきています。
メジロとヒヨドリです。
メジロはすぐ近くまでくるのですが、すばしこく写真におさまってくれません。
ヒヨドリはけたたましい鳴き声を上げて、ときどきやってきます。
ともに完熟した美味しいみかんがなっているとの合図です。

しかし、予定した作業に手直しが求められた点がありました。
木に残っているミカンがまだ多くあるので、選択的な収穫をすすめたことです。
全部を取り去りたいのですが、それでは多すぎて時間がかかり過ぎます。
急ピッチで全体の木を対象にして収穫する方法に切り替えました。
鳥たちに荒らされるのをなるべく抑えるためでもあります。
片付け収穫はその後です。

今回の収穫は、10コンテナ・200キロもの収穫となりました。
予定したより頑張りました。
しかし、まだ二順目を当たりきれていない木を残しています。
2回で終わらせるどころではありません。

また、本日12月28日についても、
夜半に雨が降ったため、収穫作業は出来なくなりました。
出来るのは、みかん箱の購入と、収穫してあるものを搬送出荷することです。

次回は、12月30日は、こんどこそ選択的収穫を全体にかけたいところです。
完全に取り去るのは、年内ギリギリに終わるかどうかといったところです。
全体が後ろにずれこんできました。

みかんの収獲、12月27日の予定

2009年12月27日 05時01分00秒 | みかん栽培
みかんの収穫は大詰めです

12月27日(日)、今日の一日の予定です。
午前5時八王子を出発、7時過ぎに真鶴に着く。

1、まず、前回12月23日に収穫してあるみかんを撰果します。
9コンテナ収獲ありますが、そのうちどのくらいが出荷できるか。選別します。
その概数をつかんで、出荷予定者にお知らせします。
目算として6か7コンテナ、5キロ箱にして24箱分くらいかと想定していますが。
そして出荷できるミカンを車に積込みます、これが第一の作業。

2、次いで、本日の収穫です。
対象となるフツウウンシュウの木は、残り14本。
午前9時から午後2時、5時間を予定しています。
目標は7本まですすみたいのですが・・。最低でも4本。
木に付いているみかんをすべて取ってしまいます。
すでに大かたは収穫してあり、残りは1本の木から2から3コンテナ。
コンテナは残り12しかないので、それが一つの目安です。

3、つぎにその本日収獲した分の撰果に1時間。
すべてが終われば幸いですが、終わらなくても1時間。
それが30日に出荷できる分になりますが、その概数をつかみます。
それに見合った出荷計画をたてなければなりません。

4、3時半に帰途につきます、午後6時には帰京、帰宅します。
搬入してきたみかんの箱詰め作業にかかります。
予定している宅配分の2箱を手配してから、
後は翌日の28日夜に出荷を予定している分の箱詰め作業です。
午後9時か10時には終わらせたいのですが、果たしてどうなるか。

5、明日、28日(月)は職場の代休なので、同じパターンでもう一日収穫して、
本当はそれで収穫を終えたいところですが、終えれるかどうかはわかりません。
夕方には帰宅して、今晩箱詰めしておいたみかんを卸して回ります。

みかんの収穫の大詰めはなかなか厳しいスケジュールです。
では、時間となりましたので、行ってきます。

みかんの収穫も、いよいよ完全収穫に向けて

2009年12月26日 05時33分00秒 | みかん栽培
みかんの完全収穫を目指して

12月23日、フツウウンシュウミカンの完全収穫が始まりました。
みかんの木についている果実を一つ残らず完全に収穫する作業です。

これまでの一回目、二回目の収穫で、陽のよく当たる表面や、採りやすいところは終了しています。
この段階では、採りにくい高い場所にあるものや、木の内側にあるものなど、残っている果実をすべてが対象です。
一見少ないように見えますが、木の内側にはまだかなりのみかんがついています。

フツウウンシュウの木は全部で18本。
(カミキリムシにやられて、今は18本に減っていました)
12月23日の作業で4本が終了できました。

残りあと14本、年内の終了をめざして、いよいよラストスパートです。
次回に行けるのは、12月27日の日曜日です。

みかんの成熟、ヒヨドリの饗宴

2009年12月25日 22時33分07秒 | みかん栽培
ヒヨドリの饗宴にたいして

12月23日、ヒヨドリの饗宴がみかん園で始まっています。
どこに美味しいみかんがあるか、ヒヨドリたちはよく知っています。

みかんの収穫作業の予定時間を過ぎて、片付け態勢に入っていたところ、
けたたましくヒヨドリたちが鳴き騒いでいる木がありました。
近づいてよくみたら、既に大分えぐられた果実があちこち見えます。
このあたりのみかんは特に成熟していました。

こうなったら、予定を少し変更して、この箇所を収獲することにしました。
3、4日過ぎたら美味しい果実は確実にヒヨドリに食い荒らされてしまいます。
鳥たちに採られてなるものか、栽培の苦労を横取りされてなるものか、
予定外でしたが30分くらいの追加労働を頑張ることにしました。

きっと、人気が去った後、舞い戻ったヒヨドリたちは、
「あれっ、さっきまであった好物が無い」と、がっかりしたでしょう。
ざまぁ見ろです。

もっとも、場所をほかに移して、引き続き饗宴をはっているだろうことは、
十分想像できますが。
とにかく、この木のこれ以上の横取りを防いだことは確かです。