昨日の記事で紹介した白菜ですが、結局48時間の漬け時間にて取り出しました。正月に漬ける白菜は、丸三日から一週間近く掛けて漬けますが、今回はあくまでも浅漬け。24時間で取り出そうと思っていた物ですから、予定より長く漬けておりました。
未だ酸味は出ておりませんが、とても美味しく戴きました。
しかしなぜ、この白菜が24時間ではなく48時間漬けに成ったのか。それは昨日の献立に大きな予想外が有った為です。
実はこの数日、風邪で体調を崩しておりました。「風邪は寝薬(ねぐすり)」と言われる様に、寝ていれば治るもの、と思っていましたが、一向に回復しないのでようやく昨日、近くの診療所へ受診に行きました。その帰りにいつもの路向かいの百円ショップに立ち寄ったのですが、野菜の特売をしており、つい衝動買いをしてしまいました。この衝動買いが漬け時間延長の発端です。ちなみに、これら全部、それぞれ100円です。
さて、これから何を作ろうか?そうだ、白菜のクリームシチューを作ろう!と言う事で、肉の買い置きは無かった上、体調も良くなく改めて買いに出たくもない。そこで肉無しで作る事にしました。まず材料。この他に洋風だし4ブロックを使用しております。
大きな玉ねぎを2個まるまる使うので、甘味が強く出て美味しくなる筈。でもその為には良く熱を通さねば成りません。ですので、水約1,500CCの入った鍋に最初に入れたのは玉ねぎ。次いで半月切りした人参です。僕は人参が好物でもあり、大きな人参でしたが2本共投入しました。ここで洋風だしを4ブロック入れて、10分少々弱火で煮ておきます。玉ねぎに良く熱が通ります様に。
さて、白菜の投入ですが、さすがに半玉は量が多いですね、鍋から溢れそうです。残念です、牛乳を入れる余地が無くなってしまいました。仕様が無いですから、牛乳は諦めましょう。
ですが、白菜投入で鍋が一杯に成っても、全体としては白菜は煮ている内に水が上がって、白菜そのものは容積は小さくなりますから、大丈夫。吹きこぼれに気を付けながら、また約10分、弱火で煮ます。この場合の10分は長いかも知れませんが、実はこの間、別の鍋を掛けておきました。詳細は後程。
それでは仕上げです。火を止めてクリームシチューのルーを入れてかき回します。もう火は掛けません。具沢山で、具が熱を持っていますし、もう吹きこぼれそうですので。
さて、先程の別鍋とは。
完成品を食べて、少し鍋が減ってから足す、具を煮ておりました。半分に折ったスパゲティと、白菜漬けを作った際に残っていた1/4白菜を、同時に塩ゆでしていたのです。ざるに上げて、本体の鍋が減ってから、足すのです。
と、言う事で、衝動買いの野菜を使ったクリームシチューがすごい量になったので、漬けていた白菜を取り出して食べる必要がありません。で、白菜漬けの取り出しが24時間程、後回しに成りました。
しかしこのクリームシチュー、肉もバターも牛乳も入れませんでしたが、玉ねぎが溶けて無くなる位に煮込んだので、玉ねぎの甘さが充分で、本当に美味しく戴けました。
言い訳が長くなりましたが、以上、白菜の漬物の取り出しが遅くなった理由でした。