「やっぱり『食』って大事だよね!」「40歳を過ぎた独身男の食卓に迫る。」等のメインタイトル、サブタイトルのこのブログ、確かに「食」を中心に記事記載は良いけれど、なんだか「胸焼けしそうだな」とか、「食い物ばかりじゃないか」等とご批判を受ける程に、立て続けに食べ物の記事ばかりを記載しておりましたので、今回は少々、他の話題をご提供します。
さて、皆さんのご家庭の浴室に、鏡が設置されている場合って、とても多いと思います。僕の東京のマンションにも、今、お借りしているいわき市のアパートにも、それぞれ鏡が設置してあります。
僕の東京の自宅マンションの浴室写真は、2011年11月29日掲載の、かなり恥ずかしい記事(http://masato.de-blog.jp/weblog/2011/11/)にて既に公開しておりますが、基本的に僕は風呂上りに、浴室の床、壁、浴槽は勿論、鏡も水栓もシャワーヘッド、シャワーノズル、場合によっては天井までの全てを、バスタオルで拭き上げる事で、水滴を一滴も残さないで出て来る癖が有ります。
浴室内のカビの発生を防止する為でも有りますが、水道水に含まれる微量のカルシウムイオンやマグネシウムイオンが、乾燥と共に浴室内にこびり付き、「水垢」や「ウロコ」と呼ばれる状態に成るのを防ぐ為です。ですので、僕の東京のマンションの浴室は、水垢も無く、とても気持ちが良いですよ。ちなみに2011年11月29日の記事から、東京自宅マンションの浴室。

そして今現在、居所としているいわき市内のレオパレスの浴室は、写真では判りませんが、水垢がビッシリ。水垢が特に気に成るのが、鏡ですよね。下の写真は、現在の居所、福島県いわき市内のレオパレスの浴室です。

そこで今回は、幾つかの方法で水垢落としを実施しましたので、それぞれの効果をご紹介致します。
ちなみに、前以ってご説明しておきますが、僕の入居前に大家さんであるレオパレス21によってハウスクリーニングが施され、水垢も一応、掃除の痕跡が有るので、大家さんとしての責務はしっかり果たしていらっしゃいますので、大家さん批判をするつもりは有りません。お間違いの無い様に。
【浴槽浴室用洗剤】
まず始めに僕が今回用意したのは、一般的な「バスマ○ック○ン」です。これを普通に吹き付けて流すだけでは、絶対に落ちないと思いましたので、始めに吹き付けた後、すぐにキッチンペーパーで押さえます。キッチンペーパーは鏡に貼り付きますが、それだけでも乾燥してしまうので、更にラップで保護し、乾燥を防ぎます。ふやかしてみよう、と言う狙いです。

これが、泡を吹き付けた後、キッチンペーパーを貼り付けた状況。

更にラップで乾燥を防ぎ、ふやかします。
さて、一晩明けてラップとキッチンペーパーを外し、スポンジで擦ってみましたが、全く落ちません。強烈な水垢は、もう「バスマ○ック○ン」では、落とせないのですね。
【換気扇用洗剤】
次に用意したのが、「マ○ック○ン」です。これは油汚れの油を溶かすだけで、水垢は無理だと思っていましたが、浴槽浴室用洗剤と同じく、キッチンペーパーとラップを使用。ま、案の定、水垢には効き目が有りませんでした。
【練歯磨き粉】
練り歯磨きは、僕が昔からよく使用している「研磨剤」です。練り歯磨きに練り込まれている研磨剤はとても微細ですので、下地を傷める心配がほとんど無い為、僕の愛器と言いますか、大事な楽器のパーツである、銀メッキのマウスピースの汚れ落としに頻繁に使用していました。銀メッキの汚れ落としには、一般的な金属磨きの「○カール」を使用してしまうと、メッキそのものを削り落としてしまう程、強力なので、僕は絶対に楽器には使用しませんでした。

ちなみに、今の僕のマウスピースは、銀メッキの上から更に金メッキを施し、汚れがほとんど浮いて来ません。はい、全く使用しなくなってしまった為、汚れる筈も無いのでは有りますが。

なお、楽器のマウスピースに金メッキをしないで銀メッキのままで使用するほとんどの金管楽器奏者の皆様にお伝えしたいのは、銀メッキの汚れのほとんどは、銀の錆(銀の黒ずみ。硫化水素、または塩素の反応)であり、科学的に還元する方法も有りますが、楽器奏者としてのメンテナンスは、やはり練り歯磨きで磨く事が一番だと思います。金属磨きは使用しないで下さいね。
話がだいぶ逸れてしまいまして、申し訳ございません。研磨剤としての練り歯磨き粉の素晴らしさを、皆様にお伝えしたかったものですから。
浴室の鏡を、練歯磨きで磨いてみましたが、未だ落とし切れません。しかし、洗剤を使用して、ふやかす方法よりは効果が有る様子です。しつこくこびり付いた水垢は、やはり研磨して削り落とすしか手段は無い様ですね。
【クリームクレンザー】
下地を傷付けない、として有名なクリームクレンザーですが、練り歯磨きよりも強力な為、やはり僕としては、練り歯磨きの効力を知っているだけに、使用に躊躇しました。ですが、鏡の表面はガラスであり、ガラスはかなり硬い材質ですから、クリームクレンザーでも、まぁ、大丈夫かな。でも、少々、力を抜いてガラス表面まで傷付けない様に注意しながら、磨いてみました。
するとどうでしょう、完璧!見違える程に水垢が綺麗に研磨、落とされて、ピッカピカです。
なんだ、始めからクリームクレンザーを使えば、こんなに苦労しないで済んだのに。でも、僕はやはり、研磨剤と言えば練り歯磨き粉だったので、クリームクレンザーを所有しておらず、今回の掃除実験の最終段階まで、購入しなかった為、最後に成ってしまいました。
でも、僕がクリームクレンザーを使うのは、ガラス面だけにしたいですね。プラスチックの浴槽や、浴室壁、床などは、その時はとても綺麗に成ったとしても、クリームクレンザーとは言え、下地を細かく傷付け、かえって汚れを付着させ易くしてしまいそうなので。
皆さん、参考に成りましたでしょうか?
はい?「始めからクリームクレンザーを紹介しろ」ですか?
更に?「この記事を最後まで読まされた時間を返せ」ですか?
いやいや、本当にご免なさい。
しかしですね、言い訳に成りますが、僕はクリームクレンザーの愛用者では無かったので、僕自身、実験するまで知らなかったんです。知っていたら、最初からクリームクレンザーを紹介していたでしょうし、そもそも「当たり前」の認識でしたら、記事にさえしませんから。純粋に実験結果のレポートとして、記事掲載したまでです。