実はこの記事、書くつもりは無かったんです。でもね、この記事を含めて以降、今日の「作ろうシリーズ」三部作に繋がる第一弾ですので、記載する事にしました。
元々、書くつもりの無い料理ですから、写真も無く、レシピはいつもの通りで「確か、こんな感じだったっけ??」、程度のいい加減なものです。しかし、「当らずといえども遠からず」ですので、読者の皆さんのお好みで加減してみて下さい。(なんといい加減なブログなのだ事!)
でも今回は、かなり実験的な作り方です。本来、バターと牛乳と、小麦粉で作る物ですが、今回はマーガリンと、低脂肪ホイップと、小麦粉です。
【材料】
- マーガリン 150g
- 小麦粉 180g
- 低脂肪ホイップ 200cc
マーガリンは当然、僕の住んでいるマンションの向かいに有る、百円ショップで購入。
小麦粉も同じく、百円ショップ。系列の独自ブランド銘が印刷されています。
低脂肪ホイップ。これは今回、初めて購入。本来なら、生乳100%の生クリームなのに。
さて、何で本物を使わないか。美味しいかどうかは不明なのに、今回この代用食材を使う事をためらわなかったのは何故か。それは目的が違うからなのです。本来のベシャメルソースは、バターと牛乳の風味を重視した上でなめらかさを強調するものですが、今回は、小麦粉と油の性質を利用したかっただけなんです。
今回、なんちゃってベシャメルソースを作るのは、この後に作る「グラタン」のベースにする為。特に今回のグラタンの味は、具材で強く出すつもりでした。その為、ベシャメルソースのバターの風味は、それ程、重要視していなかった訳です。(この時点では、自分自身、全くその後に感じる「風味、コク、まろやかさ、クリーミーさ」等々に、非常に大きく影響する事は、知る由も無かったのです。)
また僕の場合、グラタンにベシャメルソースを使うのは、市販のルーを使ってホワイトシチューを作ってから、固める(強い粘度・強いトロミを出す)為。この「固め作業」にベシャメルソースを使うのです。
ベシャメルソースは、バターの油脂分と小麦粉の混合物。暖かい鍋の中で油脂分が溶け、小麦粉が「ダマ」に成らずに、鍋全体に行きわたります。この小麦粉の「ダマ」を作らない事が重要。鍋が冷えると、小麦粉の粘りが出て、粘度を増し、グラタンベースに成ります。
さて、マーガリンに小麦粉を入れて、弱火でひたすらかき混ぜたうえで、低脂肪ホイップ投入。味見はしません。必要無いし。どうせ、グラタンの具材で、強く味を引き出す予定なんだからさっ!(まぁ、後に感じた事では有りますが、二度と「なんちゃってベシャメルソース」は作らないけどね。この時点では、全く気にしていなかったんですよ。)
当然、写真は撮らず。(撮っておけば良かったな。)