ウォーキングの「グループわらじ」活動紹介

主に宮城県内で、楽しく歩いて自然に親しむをテーマに、毎月一回徒歩定例会を実施中。2024年6月で600回を数えました。

みちのく潮風トレイル重茂半島編(その1/3)、重茂半島入口(津軽石)~月山~音部漁港

2024-07-31 00:05:00 | みちのく潮風トレイル

重茂半島入口(NOBO797.13キロ)~月山~音部漁港~重茂漁港~魹ヶ崎~姉吉キャンプ場~寒風峠~寺地越~山田~船越半島入口(NOBO738.62キロ)、その1/3

今回は4月20日に個人的に歩いたみちのく潮風トレイル(MCT)の岩手県の重茂半島の部分を報告します。重茂半島に3日、プラス前回報告した船越半島との接続部部分に1日かかりましたが、最後の二日をまとめる事にして、3回に分けて報告します。

まず最初の今回は北の方、重茂半島入り口の津軽石から月山を登って、音部漁港に下って来るまでを報告します。(15.96キロ)

[歩き方の概略]基本的には相馬から北上(NOBO)で歩いていますが、完歩優先で場合によって先に飛んだり戻ったり、更には南下(SOBO)する事もあります。今回はまず宮古のゲストハウス3710に泊まって、車を2台使いました。歩いた日は音部漁港近くの音部荘に泊まります。従って一台を音部漁港に停めて、もう一台に乗って津軽石駅に停めて、スタートしました。次の日は姉吉キャンプ場と音部漁港、その次の回は浜川目漁港と姉吉キャンプ場、その次は岩手船越駅と浜川目漁港と尺取虫の様に進んでいきます。

報告は話を簡単にするために、実際に歩いた時期はずれていますが、南下(SOBO)で津軽石(重茂半島入口)から入り、月山、音部漁港までの第一部分(今回)。次に音部漁港から重茂漁港、本州最東端魹ヶ崎、姉吉キャンプ場(第2回)、姉吉キャンプ場から寒風峠、寺地越、浜川目漁港、プラス平地部分の山田、船越半島入口(第3回)として報告し、この前報告した船越半島とつなげます。

セクションハイカーにとっては、この様にコースを自分が一日で歩ける距離に分解し(両端が鉄道の駅やバスの停留所、駐車可能な所である事)、それぞれをどう歩くかを考える事で、全体を攻略する事になります。

三鉄津軽石駅の線路を渡って、東側の出口から出ます。45号線に出た後、0.86キロ北上すると津軽石川水門に出て、ここでMCTと合流します。川を渡り、宮古運動公園の横の防潮堤の上を歩きます。

その後は海沿いに堀内漁港(トイレを使いたい人は地元の方にお願いして下さい、鍵を開けてくれます)を通って、白浜を目指します。途中では海鵜(うみう)が岩牡蠣がいっぱい付いた岩の上で羽根を乾かしていました。

さて、白浜で休んだら白浜神社の鳥居をくぐって月山登山道に入ります。

始めの1時間は、上り下りの少ない快適なトラバースの山道で、途中からの宮古湾の眺めが素晴らしいですが、その後、急な連続した階段に変わります。

喘ぎながら登る事約1時間で車道に出ます。20分程で展望所への分岐。

展望所からの眺めが素晴らしい!まずは宮古市内と早池峰山

そして、浄土ヶ浜と北三陸の展望

さて、下りは滑りやすいので要注意です。特に落ち葉の上。ポールを上手く使って下さい。靴もすり減っていると滑りやすいですよ!

道路の工事が終了していますので、う回路は通りません、すると結構遠回りになります。山側の林道を歩き終わるといったん人家に出ますが、すぐ海沿いの歩道に入ります。ソーラーパネルが並ぶ巨大なエリアを過ぎます。首都圏の鉄道はこうやって、再生可能エネルギーで動いているんですね。

しばらく歩くと荒巻の海岸に出ます。

音部はもうすぐです。こんな掲示がありました。

この運動のおかげで、重茂地区の津波は透明だったという話があります。(通常津波は一旦引いた後に湾内のヘドロを巻き上げて、真っ黒な波として押し寄せて来ます) 今日の泊りは、漁港から1キロ上った所にある音部荘です。収容人数10数人と小さいですが、とてもきれいな、食事の美味しい民宿です!

置いていた車で津軽石駅に戻って、今度は一台を姉吉キャンプ場へ置きに行きます。そして、明日の昼食を買ったり、全部アレンジが済んで民宿に戻ったら、入浴休憩して夕食となります。(TK)