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ドリームガールズ

2023-05-15 11:43:52 | 映画&音楽&本

*この記事は、2016年5月28日にUPしていたものです。未公開にしていたのだけど、ブログを閉鎖するので自分用に再UPします。(本に残すため)


ものすごぉく久々の映画記事です。

昨年からマイケル・ジャクソンにメロメロ状態のワタシ。

その影響もあって、やっと観ました、『ドリームガールズ』


*ドリームガールズ(2006年・アメリカ)

<キャスト>
・カーティス・テイラーJr.…ジェイミー・フォックス
・ディーナ・ジョーンズ…ビヨンセ・ノウルズ
・ジェームズ・アーリー…エディ・マーフィ
・エフィ・ホワイト…ジェニファー・ハドソン
・ローレル・ロビンソン…アニカ・ノニ・ローズ
・マーティー・マディソン…ダニー・グローバー
・C.C.ホワイト…キース・ロビンソン
・ミシェル・モリス…シャロン・リール
・ジェリー・ハリス…ジョン・リスゴー

<あらすじ>
音楽での成功を夢見る「ドリーメッツ」の3人は、地元の人気シンガー、ジェームズ・アーリーのバックコーラスに抜擢されるが…。人気女性ボーカルグループ「シュープリームス」の実話を基に、ショービジネスでの成功を夢見る3人の女性たちの人生の栄光と挫折を中心に、恋や友情を絡めて描いた最高にゴージャスな夢のエンターテインメント。



私、この映画をずっと前にレンタルしたことがあるの。でも、なぜか観る気にならず、そのまま返却してしまいました。。 アカデミー賞授賞式でビヨンセとジェニファー・ハドソンがパフォーマンスしたから興味を持ったんだけど。

今回借りたのは、このお話がシュープリームスやモータウンをモデルにしているということなので、やっぱり観たくなったのでした。

主役のディーナ・ジョーンズのモデルはダイアナ・ロスだそうですし、カーティス・テイラーJr.のモデルはモータウン創始者のベリー・ゴーディJr.なんだって。

今のワタクシなら興味津々に決まっています☆

このお話は、劇中のグループ「ザ・ドリームズ」(=シュープリームス)の結成から解散までを描いています。

女の子の3人組「ドリーメッツ」は、最初はスターのジェームズ・アーリー(エディ・マーフィ)のバック・コーラスとして雇われるのですが、その後、レコードレーベルを立ち上げたカーティス・テイラー(ジェイミー・フォックス)によって、「ザ・ドリームズ」としてデビューするの。そして、たちまち大スターの座に就くのですね☆

↑ これが、

↑ こうなるの☆

「ドリーメッツ」の時は、声が良くてパワフルな歌唱力を持つエフィ(ジェニファー・ハドソン)がリード・ボーカルでしたが、「ザ・ドリームズ」が大勢の人々から人気を得るために、カーティスは美人のディーナ(ビヨンセ)を3人の真ん中に据えたのでした。ディーナも自分や周囲が思っていた以上の歌唱力を持っており、グループの人気は絶頂に達したの。

当時、カーティスはエフィとラブラブ でしたが、内心ではディーナのことを想っていたようです。(あの、フィクションですから。実際のダイアナ・ロスとベリー・ゴーディも〝仲良し〟ではあったようですケド) なので、エフィは段々2人に不信感を募らせていきます。彼女はレコーディングやステージで度々問題を起こすようになります。

そして、とうとうエフィと他の仲間たちの間に決定的な亀裂が。。(エフィは病院に行ってたの)

カーティスはエフィをクビにし、新しくミシェル・モリスをメンバーに迎えます。「ザ・ドリームズ」はますます隆盛を誇り、彼らは皆スーパー・リッチになるのです。

ディーナとカーティスは結婚して豪邸に住み、アーリーとローレル、エフィの兄のC.C.・ホワイトとミシェルもそれぞれ恋人になるの。

ですが、数年後の彼らは、それぞれの考え方にズレが生じ始めていたのでした。。(続きは映画を観てね☆)


この映画はミュージカルなので、キャストはほぼ全て歌唱力の高い人ばかりです。(ダニー・グローバー以外。彼はアーリーのマネージャー役なの)

アカデミー助演女優賞を獲得したジェニファー・ハドソンは実にお見事でした☆ 彼女の圧倒的な存在感のため、ビヨンセが霞んでしまったという評価もよく見かけます。

でも、やっぱりビヨンセのスター・オーラは素晴らしいです。 この映画の彼女の役は、大人しくて自己主張しない女性なので、居丈高にまくし立てるジェニファーの方が目立つのは仕方ないのかも。(彼女の役は悲劇的だしね) パフォーマンスしている時のビヨンセは、やはり〝大物感〟がすごいわ。歌い方もダイアナ・ロスっぽいし。

1960年代の黒人アーティストの状況なども分かり、非常に興味深い内容でした。良い曲を作っても白人歌手にパクられてしまったり、ビルボードで流してもらえなかったり、音楽界での人種差別も深刻だったようです。そんな中、シュープリームスをはじめとする当時の黒人スターの奮闘は、大勢のブラック・アメリカンの希望の星だったのでしょう。

こういうお話を聞くと、マイケル・ジャクソンやジャクソン5の成し遂げたことが如何に偉大なことなのかがよく理解できます。(前人未踏の1億枚を超えるアルバム・セールスや4曲連続の全米1位獲得☆)

先日、『The Very Best of The Jacksons』というCDを買ったの♪ ↓

これは、モータウンとエピック両方のレーベルのベスト盤なの☆ 異なる会社の曲が同時に入ったものは、これだけなのだそうです。(注:SONYから出ています) 1枚目はモータウン(Jackson5)、2枚目はエピック(The Jacksons)です。

ジャクソンズはポップで明るくてお日さまが似合いそうな感じですよね。 マイケルのソロと印象がかなり異なります。

80年代初め、マイケルは父や兄弟と一緒の〝心地よい場所〟を永遠に去り、ソロで音楽界の頂点に登りつめますが、このベスト盤を聴いていると切なくなってしまいます。「ジャクソンズのリードボーカルのマイケル」のままではいけないと彼が思う気持ちがよく分かります。

人は夢や野心を持ち、それに向かって努力することが大事なのですよね。ダイアナ・ロスもシュープリームスを脱退し、ソロとしても成功を収めました。

マイケルも憧れのダイアナの後を追い、並外れた才能と努力で〝KING OF POP〟になったのでしょう。

そういえば、『ドリームガールズ』にジャクソン5風のグループも出てたよ~~☆ マイケルとしか思えない可愛い男の子が、ディーナを待ち伏せしてる場面もあった。 (注:マイケルはダイアナを心から愛していました) しかもドアの外で立ち聞きしてるの。。

マイケル・ジャクソンとダイアナ・ロスは、年齢が15も違ってるのね。私、今日まで知らなかったわ。。(さっき調べた) なんて〝おマセさん〟なマイケルなの。超可愛い。


(お話は戻り)『ドリームガールズ』は、サクセスストーリーでもあるので、観ていると俄然ヤル気が出る感じ。 途中からは少しドロドロした内容になりますが、ラストはキレイに終わります。エフィが病院に行っていた訳も分かりますよ~。(ラストよりも前に分かる)

60年代のメイクやファッション、素敵なインテリアにも目が釘付け。 なんともゴージャスな映画です。

私は今回は(再び)レンタルしたんだけど、DVDを手に入れようかしら。。

あと、ジャクソン5がメジャーデビューした頃の音楽界の雰囲気も見ることができて、とても嬉しかった。

 

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