わたしの癒しTime。

日々のことやお気に入りを綴ります。

憧れのGuerlain☆

2020-07-11 08:58:53 | お気に入りのモノ

前回の記事を読み、自分が書いた文章を恐れているワタシ。。。

単なるホラーとは異なり、心の奥深くをドンヨリさせる映画は、精神的にこたえるよね、やっぱり。


なので、今回はゴージャスなキラキラした世界を。


昨年末、私は憧れのフランスの老舗高級コスメブランド「Guerlain(ゲラン)」のフェイスパウダーを購入しました。

これです♪

「メテオリット ビーユ」という商品名だと思うけど、私が大人になった頃は、よく広告で見かけていました。

手持ちのフェイスパウダーが残り少なくなったので、思い切って買ったの。

ブラシも一緒に☆(思ったより柔らかくなかった。 でも可愛い♪)

このパウダー、香りがものすごぉく良いの。 まさに〝おフランスのお化粧品☆〟という感じ。高級感に溢れた繊細かつゴージャスな香り。

色も形もパウダーが入った缶も、全てが可愛すぎ。


ゲランといえば、香水も有名です。私はまだ1度も買ったことがありません。

「ミツコ」など、鑑賞するためだけでも買いたい気がするのだけど、価格は4万円。。。とても手が出ませんわ。オーデトワレなら9700円なので、まだ買えるかな~~?? (こっちの方が可愛いかも)

ですが、私が最も気分が上がるのは、これまたレトロな名香「夜間飛行(Vol De Nuit)」です。

こちらも香水は4万円と高価ですが、私が欲しいのはオーデトワレの方。

すっごくキレイで可愛いボトル。

「夜間飛行」というネーミングに惹かれる。これは、サン=テグジュペリの小説『夜間飛行』をもとに、1933年に作られた香りなのだそう。

昔、叔母が限定デザインのミニ香水を持っていて、とても憧れたの。携帯用の洒落たボトルに入っていて、今では希少なものかもしれない。貰えばよかったわ。

ただ、香りとしては私には大人っぽすぎるかも。(この香水はキャサリン・ヘプバーンのお気に入りだったそう)


なので、これも欲しい。

「アクア アレゴリア」シリーズです。

たくさんの香りがあるので、お気に入りを探すのも楽しそう。これはゲランの中ではややお手頃な価格。(9000円) デザインもレトロで丸まっこくて可愛い。


ゴージャスなゲランは昔からの憧れでしたが、今まで手にすることはありませんでした。

でも、私ももうアラフィフなのだから、大丈夫かな~~と思ったの。これから少しずつ揃えていきたい。

コメント (2)
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免疫力を下げる(かもしれない)映画

2020-07-07 14:14:45 | 映画&音楽&本

今回は「心が弱っている時にはあまり観ない方がいいと思う映画」をご紹介します。

名作が多いのだけど、後味が悪かったり、心底恐怖したり、気が滅入ったり、「キーー!!」となるような作品は、「気分を上げたい」時は避けたいよね、やっぱり。

では、さっそく★


*レナードの朝(1990年・アメリカ)

これは実話をもとにした映画です。

嗜眠(しみん)性脳炎により11歳の時から昏睡状態だったレナードが、セイヤー医師の治療により30年ぶりに覚醒し、つかの間の穏やかな日常生活を過ごす。。。というのが大まかなストーリー。

メインキャストはロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズ。演技力があることで有名なお2人なのですが、デ・ニーロの迫真すぎる演技にドン引き。

美しい映像と途中までの甘いストーリーには気持ちが和みますが、この映画はハッピーエンドではありません。

これを観ようとした時、友人に「後味が悪いから覚悟を」と言われましたが、本当にそのとおりで、観終えた後は重苦しい気持ちでいっぱいに。

良い映画ではありますが、私は同じペニー・マーシャル監督の作品なら、『プリティー・リーグ』(1992年)の方が好き。これも柔らかなキレイな映像で、ノスタルジックな気持ちになる映画です。(第2次世界大戦中の女性プロ野球リーグのお話。マドンナが出てるよ♪)


*ジョニーは戦場へ行った(1971年・アメリカ)

これは私にとっては、最も気分を下げる映画かもしれない。それどころか思い出すだけで鬱になりそう。。。 心が弱っている時は絶対に観るべきではない映画なので、ご注意を。

なので詳細は省きます。(名作ではあると思います。。)

私はこの作品をちゃんと観たことはないのですね、実は。ずっと前にBSで放送していたものを、ほんの30分程度観ただけなの。主人公が可愛らしい恋人と甘美な一夜を過ごした時のことを回想している場面を覚えてる。

が、その後。。。。 (注・私は1度にではなく、時間を空けて少しずつ観たの。映画のあらすじは後でチェックした。。。恐怖感倍増

主演は『ラスト・ショー』(1971年・アメリカ)のティモシー・ボトムズ。こっちは好きだよ~。

もちろん、ハッピーエンドではありません。


*キャリー(1976年・アメリカ)

主演はシシー・スペイセク。他にパイパー・ローリー(『ツイン・ピークス』を思い出すわぁ)、端役でジョン・トラボルタが出ています。監督はブライアン・デ・パルマ。

デ・パルマの特徴である柔らかで優美な映像と、恐ろしくも悲しいストーリーで有名な映画です。

が、この映画は詳細を語っては台無しなのです。先入観を持たずに観るべき。

ただ、怖い映画が苦手な方、心が弱っている方にはお勧めしない。

そのラストシーン。。。当時の映画館では悲鳴が絶えなかったそう。(そりゃそうでしょう)


*悪魔のような女(1955年・フランス)

アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の陰鬱なスリラー映画。

<あらすじ>
パリ郊外の小学校。校長のミシェル(ポール・ムーリス)は、病弱な妻クリスティーナ(ヴェラ・クルーゾー)がありながら、同校の女教師ニコール(シモーヌ・シニョレ)と愛人関係にあった。粗暴なミシェルに我慢が出来なくなったニコールとクリスティーナは結託し、ミシェルを殺害して敷地内のプールに遺体を沈める。その後、ある理由でプールの水を抜かねばならなくなった時、沈めたはずのミシェルの遺体が無くなっていた。それからというものの、2人の周囲には、ミシェルがあたかも生きているかのような物証が次々と判明し、ついには警察の介入を招いてしまう。

この映画を観る時は、大雨の金曜日の真夜中などは避けるべき。 なるべくお天気の良い日中に観ましょう。

モノクロの映像で、とにかく神経を逆なでするようなエピソードが次々出てきます。どんどん不快になってくる気持ちに耐えながら、やっとでラスト近くに。。。という時、とんでもないショッキングなことが!

私は昔、1人で観ていましたが、思わず「ひょえぇぇぇ~~~」と声を出してしまいました。(曇り空の昼間だった)

他に刑事役でシャルル・ヴァネルが出ている。それと、後年リメイク版(シャロン・ストーン&イザベル・アジャーニ)も公開されましたが、ビックリするような駄作だった。 オリジナルとは比較にもならない。


*ボディ・ダブル(1984年・アメリカ)

<あらすじ>
B級映画専門の売れない俳優ジェイクが、留守番を頼まれた邸宅から望遠鏡でセクシーな隣人グロリアの姿を覗き見たことから巻き込まれた猟奇的な殺人事件を描く。

監督は、これまたブライアン・デ・パルマ。メラニー・グリフィスが出ています。演技力はなくとも超可愛い。

この映画の主人公は「馬鹿かオマエは」という輩で、私は激怒しておりました。 映画を観て本気で腹を立てることなど滅多にありません。

<あらすじ>のグロリアとかいう美女を尾行するシーン。彼女がランジェリーショップで〝おぱんつ〟を買い、それを穿いて出てくるのだけど、何故か途中でそれを脱ぎ、手すりか何か(忘れた)に置くの。(女も変だ) それをバカ男が拾ってお洋服のポケットに入れるの。

その後も尾行を続けるのだけど、トンネルの出口(?)で鉢合わせした2人は、見知らぬ同士なのに熱烈な口づけを交わすのです。 意味不明。。。

そのグロリアのお家をバカ男がまたまた覗くのだけど(このド変態が)、そこに殺人鬼がいて、彼女を殺そうとするの。バカ男はグロリアの元へ駆けつけようとするのですが、さすがボンクラ。足が遅くてアタマが悪いので、なかなか辿り着けません。(コイツは閉所恐怖症なのだそう) やっと家に入ったと思ったら、犬に噛みつかれて転ぶ始末。なんて役立たずなの。
女も殺人鬼に平然と背中を向け、ノンキに警察に電話してる。。。
私はイライラが最高潮に達し、映画が映っているテレビに向かってモノを投げつけておりました。

しかも、美女は結局殺されてしまうのですが、その殺害方法の残酷なこと。 (電気ドリルでね、身体の真ん中を貫通させてるの。ボンクラが犬に襲われてる最中に天井を見ると、美女の断末魔の叫び声とともに血が滴って、ゲロゲロ。。。え、詳述するな??)

その後に駆けつけた警察に、ポケットに入れた美女の〝おぱんつ〟を発見されるボンクラ男。ホンモノのアホだわ。

が、この映画はB級ながら結構面白く、デ・パルマらしく紗がかったような優美な映像もキレイだった。

そして、(何故か)ハッピーエンドなの。冗談のような半分コメディのような感じ。

あら? これは免疫力は下がらないかも。それどころかド怒りしてストレス解消になったりして。

思わず長くなってしまいました。。


*ワイルドバンチ(1969年・アメリカ)

サム・ペキンパー監督の西部劇(?)です。私にしては珍しいバイオレンス映画。

この映画は〝殺戮の美学〟だかと映画本に出ていた気がするけど、ラスト近くのスローモーションによる銃撃戦は、映画公開当時は観客に大変なショックを与えたそう。

私は〝残酷物語〟が苦手で、グロテスクな映画は滅多に観ませんが、これは何度も鑑賞しています。あの銃撃戦はショッキングですが、確かに映像美を感じるし、この映画に関しては私は嫌ではありませんでした。少なくとも汚らしい映像ではない。

ですが、心が弱っている時は避けた方がいいかも。69年当時のアメリカの観客は映画館の外に逃げ出し、オエ~~となっていたそうだから。(ホントかな~~?)

メインキャストはウィリアム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイン、ウォーレン・オーツ、ベン・ジョンソン、ロバート・ライアンなど豪華。

この映画には善人が出ないのだけど、上記の人々は悪人という感じでもない。特にアーネスト・ボーグナインは『マーティ』(1955年)のイメージもあり、良い人に見える。。

ベン・ジョンソンは上で書いた『ラスト・ショー』でも有名。超カッコ良かった☆


*2001年宇宙の旅(1968年・アメリカ/イギリス)

この作品は、数ある映画ベストで常に上位にランクインするものですが、私にとってはイライラする映画の1つでございます。

監督はスタンリー・キューブリック。私はこの方の映画はあまりよく分かりません。スミマセン。。(『シャイニング』では奥さん役の女優さんの表情に最も恐怖していた)

若い頃に「名作なのだから」とレンタルしたのはいいのだけど、冒頭の〝おサルの大群〟のシーンが延々と続くところ、黒い巨大な板状の物体が何なのか意味不明なところ、ラストシーンがワケ分んないところにムカつくばかりでございました。

それから数年後、イイ大人になったのだから、今度は面白く感じるかも。。と期待して観直したのですが、やはり我慢できずに早送りしまくり。

このような名作を理解できずに申し訳ありません。m(_ _)m


*グリーンマイル(1999年・アメリカ)

こちらは名作中の名作なのかもしれない。これも1人で観たけど、ラストは大号泣。。

ですが、この中には最高に残酷な電気椅子による処刑シーンがあるのです。このシーンは、もうホントに目を覆いたくなるシロモノで、映画の中でも傍聴人たちが逃げ出していましたが、私も椅子にジッと座っているのが難しかった。

この場面は心が弱っている時にはキツすぎる。観ない方がいいと思う。

ただ、全体的にいえばファンタジックで良いお話です。ハッピーエンドではありませんが、悪人は全員駆逐されますし、心から感動している自分に気づくはず。

監督はフランク・ダラボンという方だそう。『ショーシャンクの空に』(1994年)もダラボン監督です。これはすごぉく爽快感があるよね。 後味の良い映画で、これまた名作でございます。

あ、『グリーンマイル』の主演はトム・ハンクスです。


他にもあるかもしれないけど、すぐには思い出せない。

どの作品も、1度は観てみるべきだと思うけど、気分が上がるモノでないのは確か。

こうして並べてみると、見事に名作ばかりね。


*7月8日追加

『タワーリング・インフェルノ』(1974年・アメリカ)、『ジュラシック・パーク』(1993年・アメリカ)もあったわ。

『ジュラシック・パーク』なんて今の時代ならあり得るかもしれないからコワいよね。これは本当は子どもよりも大人が怖がる映画なのではないでしょうか。

『イレイザーヘッド』(1977年・アメリカ)は未見だけど、『ジョニーは戦場へ行った』以上に具合悪くなる映画だと聞いたので、心が弱っている時は要注意かも。私なんて未だに観る勇気がない。(『ジョニー』は多くの人が自分史上最大の「鬱映画」と仰っています)(追加ココマデ)


お話は変わりますが、このコロナ禍の中、日本では大雨による被害が拡大しています。

被災地の皆さまに、1日も早く穏やかな日常が戻りますように。

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