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「NY LIVE! サイモン&ガーファンクル セントラルパーク・コンサート」

2014-07-20 | 映画ねた 「な」行
 「NY ANNIVERSARY LIVE! -ニューヨーク・アニバーサリーライブ-」、第3弾はぐっと時をさかのぼって1981年9月のサイモン&ガーファンクル セントラルパーク・コンサート
 今回は期間が一週間という超短期決戦、やはり夕方上映ばかりなので無理やり時間を作って行ってきました。
 自分とこのコンビとの出会いは中学生時代、当時校内の下校時間に流れたBGMがドヴォルザークの「新世界」と彼らの「The Sound Of Silence」。
 興味持ち「The Sound Of Silence」のシングル盤買ったけど、カップリングの「早く家へ帰りたい」のほうが今を思えば下校向きw

 で、セントラルパークライブ、当時の年末にテレ朝で深夜放送されたの観てたけどね。
 十数年前、NHKBSで再放送されて2ch実況版を眺めながら観たけどね。(サイモンは99岡村似、という書き込みが印象的だった) 
 このライブのDVD買って持っているけどね。
 この時何が歌われて、何が起こったのかも知っている。
 でも映画館の大画面ときれいな音響で鑑賞したいのよさ。

 不意の出来事でサイモンの動揺する表情が大画面で映し出されその恐怖をこちらも感じ取ったのですが、その後の軽快なメロディーの「僕のコダクローム」に救われ、ガーファンクルのソロ「明日に架ける橋」に元気づけられ、更に二人肩寄せ合って歌う「The Boxer」に癒されました。
 映画館の音響で聴く二人の歌声とギターの音色がとても心地よく美しく、堪能しました。
 

「NY LIVE! ビリー・ジョエル ライヴ・アット・シェイ・スタジアム ―ザ・コンサート―」

2014-07-20 | 映画ねた 「な」行
 「NY ANNIVERSARY LIVE! -ニューヨーク・アニバーサリーライブ-」は第1弾のポール・マッカートニー編も観たかったのですが、近場の上映館はそろって夕方以降の上映時間で非常に都合が悪く、加えてなかなか時間も取れず上映期間終了で断念(泣。
 第2弾のビリー・ジョエル ライヴ・アット・シェイ・スタジアム―ザ・コンサート―、やはり近場は夕方・夜の上映なので昼間上映している帝都まで遠征して観てきました。


 オープニングの「Prelude/Angry Young Man」のイントロが流れ気分は「キタ―――(゜∀゜)―――― !!」
 パワフルなビリーは勿論、バックミュージシャン達の生き生きとした表情も終始しっかり映しているのが好感。
 取り壊しが決まったシェイ・スタジアムでのラストを飾るメモリアル的な2008年7月のコンサートということもあって、ゲストミュージシャン多数でお祭り色も強かったです。
 このコンサートを終えた晩秋に、東京ドームにやってきたのね、ビリーさん♪

 特別料金でも満足。帝都遠征した甲斐がありました。
 マッカートニー編(このコンサートの後日談的だったりする)を見逃したのがつくづく惜しい限り。
 日本人にとって【ビリー・ジョエルの代表曲といえばコレ!】な歌はなかったのですが、日米嗜好の違いというものも感じ楽しめました。
「She's Always A Woman」にほのぼの。

 DVDも出ているようです。

「南極料理人」

2009-09-15 | 映画ねた 「な」行
 はたらくおじさん南極観測基地編の「南極料理人」

 生物はおろかウイルスさえ存在できない極地・南極ドームふじ基地に赴任した学者達と彼等をサポートする車両・通信・医療・調理担当者達の計8人のおっさん(うち1名は大学院生の若者だけど)の、一年余りの物語。
 といっても、主人公である調理担当者以外の仕事のシーンは殆ど出てこないのですが。

 大きな事件は起きないけれど不本意な赴任やホームシック、限られた食材の中で起きた禁断症状w等、絶対固定された8名が逃れる場所もなく限られたスペースと物資・設備の中での過酷であろう日々を、おっさん達だけど男子のおバカな遊び心とゆるいユーモアで進行します。
 観測隊8名は勿論、日本に残した主人公の家族達のからっとしたキャラクターもしっかり出ていて、終盤この観測隊がまるでひとつの所帯の如く表現されていたシーンはとても興味深かったです。

 「フィッシュストーリー」に続いて年少弟分キャラがはまっていた、高良健吾くん演じる大学院生の大どんでん返し?には驚いたわさw

「二十四時間の情事」

2009-02-05 | 映画ねた 「な」行
 原題「HIROSHIMA MON AMOUR」。
 なのになぜか邦題は「二十四時間の情事」
 1959年の日仏合作映画ですが、撮影は58年の夏とのこと。

 目を覆いたくなるような原爆投下間もない広島の惨状と傷を負った被爆者達の記録映像、そして今(=1950年代後半)の復興広島の街並みと交互させながら、肌を重ねる

 【女】(=映画撮影でパリから広島に訪れた役者のフランス人) と
 【男】(=広島在住建築家の日本人) の

一日限りの姿と会話が交わされます。

 わたしゃ広島の街に目が奪われ冒頭の二人の会話(字幕)が半分そっちのけだったのですが、実はこの時のピロートークと【ヒロシマ】が後に物語の大きなキーワードとなります。
 人目をはばからず広島でいちゃつく二人に時折、映像等の被爆者の姿が通り過ぎる前半と、【女】が故郷ヌヴェールで娘時代(=大戦中)の悲しく苦しい体験を吐き出す後半で構成される物語。

 被爆地広島をひとつのテーマにしてますが、声高に叫ぶ映画ではないです。
 上手く説明できませんが、せつないのは確か。
 というか動揺する【女】の吐露を受ける【ヒロシマ】!?

 当時の広島の街も当然見所のひとつ。現在の広島の街に詳しければ、もっと興味深く鑑賞できるのだろうな。
 物語終盤の、広島駅のおばあさんの佇まいには和まされました。