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「アデライン、100年目の恋」

2015-10-27 | 映画ねた 「あ」行
 摩訶不思議なタイトルとあらすじに惹かれて観た「アデライン、100年目の恋」(THE AGE OF ADALINE)
 1937年に降りかかった出来事が原因で29歳の肉体のまま老化が止まった美女・アデラインさんが、2014年にエリス青年に出会ったことで人生が変わってゆく物語。
 似たような毛色の「ベンジャミン・バトン」を連想させます。そういえば雷がw

 自分だけ変わらぬ美しい若さと引き換えに孤独に生きることを余儀なくされ、愛する者達と寄り添って年を重ねることが出来ない苦悩を静かに表現してます。
 アデラインに好意を抱く男性に対して彼女の反応がクール過ぎて、恋愛の過程が解りにくいのが個人的に惜しいところ。
 でも彼女にとっての、【それまでの男性】と【運命の男性】の違いははっきり描かれてました。
 離れて暮らす一人娘とのシーンはせつなく、エリスの両親は物語の良いアクセントになってます。

 アデラインはその容姿は勿論、物腰も柔らかくて眼福。
 終盤の展開などまんま、いくつかの有名なおとぎ話のお姫様エピソードをぶっこんだようでもありました。
 だがそれがいい。ファンタジーだもの。

「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」

2014-11-21 | 映画ねた 「あ」行
 映画館のポイントが満杯になって一回無料鑑賞できるということで、「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」(ABOUT TIME)を選択。

 代々生まれてきた息子達は成人するとタイムトラベルの能力を持つという家系の青年が、主に自分の恋愛の為にその能力を駆使するのですが、序盤はその使いっぷりがまるで

ゲームで理想どおり進めなかったら即リセットボタン押して以前のセーブ場面に戻って再プレイ

のよう。
 リセット管理センターのモグラのおっさん達にこっぴどく叱られる物件です、こりゃwww
 うーん、その都合のよさで共感しにくいうえにどえらいしっぺ返しがあるのではないかと、観ているこちらは内心ハラハラもの。

 そんな主人公と運命の女性であるヒロインも物語当初はいまひとつパッとしない風貌だったけど、物語が進むにつれて徐々に自分に自信を持てたのか、洗練されて良い表情に見えてくるものです。
 美人じゃないけどヒロインの笑顔が愛おしい。

 恋愛ものだと思いきや物語の核は別にあったのですが、その肝心な後半と終盤のエピソードについてはタイムトラベルのお約束があっさり破られちゃってるじゃないの? という矛盾も感じました。
 こちらの理解不足のせいでしょうが、わかりづらく混乱。

 でも素敵な家族と面白友人達でした。
 主人公もやがてそうやって次代に伝えてゆくのかな…と想像したり。

「永遠の僕たち」

2012-02-12 | 映画ねた 「あ」行
 現代の十代のアメリカ人カップル+旧日本軍特攻隊員の幽霊、というなんだか不思議な組み合わせに惹かれて観た「永遠の僕たち」(Restless)
 オープニングで予期せぬ「TWO OF US」が流れ、ビートルズ好きとしては強制的に期待値up。

 昔死んだ者・死にゆく者・死に囚われる者、と各人が死に関わる設定の割にお涙ちょうだいな悲壮感がなくむしろ瑞々しさを感じたのは、余命間近の死にゆく者である少女が穏やかな明るさで苦しみや弱さを見せる箇所がないのと、若いカップルを見守る加瀬亮さん演じる特攻隊員ヒロシの存在も含めたメルヘン・ファンタジーな世界観なのでしょう。
 まるで「TWO OF US」の歌詞を彷彿させるかのような逢瀬を重ねるシーンも、薹が立った身としては、若いっていいわねぇ…な視線になってしまいます。

 終盤でヒロシが長い間抱いていた想いを少年に託すくだり、そして少女の旅立ちには胸が熱くなりました。
 というか、ヒロシって実は天使!?、と。
 劇中の音楽も心地よく、なんだか不思議でもあり未熟な少年の成長の物語でもありました。

 ちょっと気になった箇所
 ●ハロウィンでの友人の変装が少年と同じく特攻隊員コスプレ。なぜお前(=友人)も?
 ●少女の言葉の中で【長崎】が出て【広島】がなかったのが若干モヤモヤしたのですが、他所で【ヒロシ】の名が【広島】に重ねているのでは? という書き込みを見て勝手に合点。



Beatles- two of us

「英国王のスピーチ」

2011-05-13 | 映画ねた 「あ」行
 「英国王のスピーチ」(The King's Speech)

 吃音症次男坊王子(後の国王)とオーストラリア出身の型破りな言語聴覚士の、苦悩と身分を越えた固い友情と奮闘。
 淡々としていて派手さはないけど、人間味があふれるあたたかい物語です。

 国中すべてが固唾を呑むなかでの大事を成した時の二人の達成感を思いつつ、でもこのラストシーン後に本格的に戦争突入するのだなぁ…と後の敵国民子孫である自分はやや複雑な心境で悩ましくもありました。

 可愛いいふたりの王女様や聴覚士の端正な顔立ちの息子達は、目の保養になりました。
 エンドロールの登場人物(出演者)の順番がトップが主人公国王なのは当然として、二番手が【幼い王女=現在の英国女王】だったのには驚きました。

 そして、治療依頼のために内緒で言語聴覚士のもとへ一人で尋ねる行動力を持ち、予期せぬ即位で押しつぶされそうな夫を優しく心身ともに支える王妃が、とにかく格好良くてイイ女すぎます(はぁと)。