わじのおもったこと

ぼちぼち、とりとめもなく思ったことを書いていこうか、と。

年末に辺り

2012-12-31 19:50:58 | くらし
今年の1月には、事故の病院通いも終わり、
「もうここには、来なくていいんだなぁ」と、しみじみ病院を後にした。
(まさか、また秋から通うことになるとは、このときは思いもせず。)

6月には、姪っ子が生まれ、両親にとっての「初孫」となった。

7月には、弁護士さんのおかげで交通事故の保険関連の話もすべて解決。
家を建てて、実家と合流しよう、なんていう話が持ち上がっていたさなかで
大きな出来事が降ってわいた。

8月に受けた健診結果や腹痛に鑑み、9月に病院を受診したところ、
進行性上行結腸癌、多発性肝転移、多発リンパ節転移と診断された。
この時点で、あと2ヶ月遅ければ、抗ガン剤治療もできなかっただろう、
と告げられた。

確かに、このときは、体重も食欲も落ち、貧血のため、顔色もよくなかった。

その後、9月末から2週に1度の抗ガン剤投与、
10月末からは高濃度ビタミンC点滴も週1~2回開始し、現在に至る。
11月に検査した結果、肝臓の腫瘍マーカーも下がり、
CTでも明らかに癌が縮小していることが確認できた。

現在は、食欲が増進し、一時期、コンビニ弁当1人前で済んでいたものが、
プラスサンドイッチなどの一品を食べるようになってしまった(笑)

3年前の事故、今年の病気発覚などを通して思うことは
「諸行無常」ということ。
永遠に続く、なんていうことはないんだなぁ、
と改めて実感支えられる年になった。

その分、1日一日が無事終わることが非常にありがたい。
その一日を積み重ねて、なんとか年越しの日を迎えることができた。

これから、いつものように第九を聞いて、
いつもの仲間と、鶴見の本山、総持寺にお参りする。

こうして「いつも通り」の年末を迎えられることがありがたい。

そして、多くの人に支えられてここまで来ることができた。
ありがとうございます。

新年が、皆さんにとって平穏な年となりますように。