まらわ~く

- マラウイを知るための300章ぐらい -

国連

2007-02-23 15:16:28 | 21. 心に残る言葉
人間は空気を吸って生きている。
なのに、空気に感謝することはない。
逆に、いろいろ文句を言っている。
しかし人間は、空気がなくなれば、息ができず、生命を維持することはできない

国連は空気のようなもの。

国連に「最大の期待」が寄せられる一方で、
現実には「最小の支援」しか寄せられていない 。by チョウドリ国連事務次官

児童兵

2007-02-23 15:10:26 | 21. 心に残る言葉
ネパール、スリランカ、スーダン、ウガンダなど世界で25万人が
児童兵(18歳以下の兵士)として、武器の運搬、スパイ連絡活動、戦闘、
少女への性的略奪といったことを強制させられている。

児童兵と言っても普通の家から拉致されてきた子どもたちで40%は女子。
たとえ兵役から解除されても、親を亡くしていたり、社会復帰支援がなくて
学校に戻ることができない。

結局、生活する手段として再び兵士にならざるをえなく、戦争をするしか
生きていくすべがない。

「子ども達を戦争から解放しよう」 パリ会議より

from monthly JICA

2006-10-02 15:35:09 | 21. 心に残る言葉
マラウイ医科大学付属病院。

マラウイの中では医療システムが整っている病院であったが
患者はすし詰め状態。

そこでは患者の9割がエイズの合併症で死亡していた。
毎日、朝や夕方にあちこちの病棟から賛美歌が聞こえてくる。

賛美歌は弔いの歌声だった。

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HIVは薬だけでなく教育と予防が大切。
そして経済的なもの、衛生的なもの全てがないとダメ。
医療だけやっていてもらちがあかない。

必要なのは長期にわたって色んな分野の人と協力しながら行う援助。
それができるのはJICAしかないと思う。

隊員の家族より

2006-07-20 15:03:02 | 21. 心に残る言葉
隊員の、

「援助慣れしているマラウイ人」

と言う言葉が心に引っかかっています。

確かに隊員が頑張れば頑張るほど、空しく感じることもあるかもしれませんが、
その言葉は、衣食住を保証され、マラウイの人達には考えられないほどの
給料を貰い、病気になったら最高の医療を施される日本の隊員に対して、

「援助貴族」

という言葉で返ってくるように思えます。  from 隊員機関紙e-zikomo Vol.2

(写真はウロングウェの綿花畑です。)

理数科教師隊員より

2006-01-12 00:19:57 | 21. 心に残る言葉
クラスで一番優秀な女子生徒が学校に来なくなってしまった。
心配して家庭訪問したら彼女は売春婦になっていた。
街道沿いのに住む彼女の家には父親がおらず、母親が
売春で生活を支えていた。

その母親が病気になり彼女が売春をせざるをえなくなった。

あるマラウイ隊員の生活

2005-11-24 15:32:02 | 21. 心に残る言葉
ソーラーパネルを利用した蛍光灯は思ったより
明るいですし、キャンドルやランプはロマン
ティックな雰囲気をかもし出してくれます。

夜空には満天の星が輝き、天の川がはっきりと
うかび上がります。
露天のドラム缶風呂につかり、そんな夜空を眺めることは最高でした。

“無”や “欠”の状態から、便利な生活の中では得られなかった創造の
楽しみやアイデア、工夫が生まれ、物のありがたさを再確認できました。

日本はいい国?

2005-11-16 16:03:26 | 21. 心に残る言葉
「識字率 失業率に 満腹率
    日本はどれも 優等生」

日本が本当に「いい国」かどうか?
「日本は大切なものを無くし、どこかおかしい。
開発途上国の人のほうが幸せだ。」という意見を時おり聞く。
同意できる部分もある。
しかし、「もう一度生まれてくるとしたら、日本がいいか?
マラウイがいいか?」という質問をされたら私は日本と答える。

※このカテゴリーに載せる言葉は全て引用です。