ごみ処理方式、好気性発酵乾燥方式(トンネルコンポスト方式)、
あちこちで焼却炉に変わる処理方式として、好気性発酵乾燥方式(トンネルコンポスト方式)の採用がニュースに入ってくると気になる、、、
今日は、徳島新聞で「ごみ処理施設計画「丁寧な説明を」 小松島市に意見書提出へ 市議会特別委 陳情は不採択」というニュース、、、
小松島市というと、新ごみ処理施設は好気性発酵乾燥方式(トンネルコンポスト)を採用するとして、昨年、説明会開催、パブリックコメントを募集していた~
その後、後追いはしていなかったのだが、、
令和6年3月5日からの「小松島市ごみ処理施設整備基本計画策定会議」を流し読み、「ごみ処理施設整備基本計画(素案)に対するパブリックコメントの実施結果」を開いて見ると、意見提出者数 3名、意見提出件数 16件と、少人数の意見ではあるが、立派な意見がビッシリ、1件は「トンネルコンポスト方式」に賛成の意見、他の15件は、そもそもの、好気性発酵乾燥方式(トンネルコンポスト)方式採用に対する疑念のような意見、それに対する行政側の回答は、「施設整備基本構想」はすでに決まっていて、今回のパブコメは「施設整備基本計画」が対象と、、、素っ気ない、
また、最近の「新ごみ処理施設整備事業地元説明会」資料等では、候補地の選定や新ごみ処理施設の概要と周辺環境整備、事業スケジュールなどなどですでに既定路線での推進、、、、
ごみ処理施設も、新しいものはやはり慎重になる、
行政は、選定理由の大きな理由として「新たな施設は、従来のごみを燃やして処理する焼却施設とは異なり、排ガスやダイオキシン等の焼却処理に由来する有害物質が発生しない周辺環境にやさしい施設」とするが、、、
かつての、RDF(固形燃料)とは異なるのだろうが、RPF(固形燃料)にしろ、トンネルコンポストでできる固形燃料にしろ、結局は燃料として焼却する。そして、その固形燃料として焼却する施設は、廃棄物焼却施設のような厳しい規制はないのだから逆にそっちも心配になる、、素人の戯言ではあるが、、
廃棄物焼却施設も嫌だけど、自分の地域で新しい方式の好気性発酵乾燥方式(トンネルコンポスト)と言われると、、、やはり慎重にあれこれ考えてしまうだろうな~
また、ヨーロッパなどではトンネルコンポスト方式は広く一般的だとはいえ、日本では、今のところ、稼働している施設としては、エコマスターの「バイオマス資源化センターみとよ」だけなのかな?
新しく入札かけても事業者はいるのだろうか、
いくら四国に製紙関連会社が多いとはいえ、製紙会社も自己発電にも手がける時代、固形燃料の需要は安定してあるのだろうか?
「中央広域環境施設組合(徳島県阿波市、吉野川市、上板町、板野町)」のごみ燃料化施設(好気性発酵乾燥方式)は入札の不調で選定が難航となっていたが、その後どうなっているのか、中央広域環境施設組合のHPでは不明、、、
他のトンネルコンポスト方式採用の地域も後追いしてみなくては~
関連(本ブログ)
■「小松島市ごみ処理施設整備基本構想(案)」市長に答申<好気性 発酵乾燥方式(トンネルコンポスト方式)>1月下旬よりパブリックコメント実施2024年01月19日 2
■彦根愛知犬上広域行政組合、新ごみ処理施設整備事業の処理方式は「好気性発酵乾燥方式(トンネルコンポスト方式)」を採用すると発表2024年11月06日
■吉野川市の新ごみ処理施設 想定外工事で3ヵ月遅れ、稼働開始は2025年11月に <中央広域環境センターの稼働期限は2025年7月末で終了>2024年08月17日
■中央広域環境施設組合の新ごみ処理施設整備「燃料化方式」入札不調で遅れ、阿波市長、現処理施設稼働延長よりごみ「市外搬出が安価」と、、、2024年06月19日
■四国中央市次期可燃ごみ処理施設 トンネルコンポスト採用を市長に答申 検討委 - 愛媛2023年11月20日
小松島市ごみ処理施設整備基本計画策定会議
小松島市ごみ処理施設整備基本計画策定会議は、本市が計画している一般廃棄物中間処理施設(ごみ処理施設)の整備を進めるにあたり、施設整備の基本方針や施設概要を定める「ごみ処理施設整備基本計画」について審議を行うために設置されました。
小松島市ごみ処理施設整備基本計画策定会議設置要綱_R6.3 (PDF 77.7KB)
小松島市ごみ処理施設整備基本計画策定会議委員名簿 (PDF 77.9KB)
小松島市ごみ処理施設整備基本計画策定会議の開催状況、
詳細は~