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G7でプラスチックごみの海洋汚染問題協議、日本とアメリカは署名せず

2018年06月10日 15時11分51秒 | ごみ全般/環境政策

まあ、、、なんというか、
環境省に期待すること自体がおかしいのかもしれないが、、、

主要7か国首脳会議で、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が協議され、具体的な対策を各国に促す合意文書をとりまとめたが、日本とアメリカは署名しなかったというニュース。TBSによると、日本政府関係者は、「プラスチックごみを減らしていく趣旨には賛成しているが、国内法が整備されておらず、社会にどの程度影響を与えるか現段階でわからないので署名ができなかった」とのこと、、、なんでもかんでもアメリカと仲良く横並び、、環境よりも企業への影響を考慮なのか?

G7でプラスチックごみの海洋汚染問題協議、日本署名せず
TBS News 2018年6月10日
 カナダで開催されていたG7=主要7か国首脳会議で、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が協議され、具体的な対策を各国に促す合意文書をとりまとめましたが、日本とアメリカは署名しませんでした。 ...


6月5日は国連環境計画が定める「世界環境デー」ということで、「プラスチック汚染をなくそう」というテーマで使い捨てプラスチックの削減を呼びかけている。国連環境計画の報告書で、「使い捨てプラスチック製品の廃棄量(14年)は中国が最多だが、人口1人当たりの廃棄量は米国、次いで日本、欧州連合(EU)が多いとした。」ということで、日本も、使い捨てのプラスチック対策についての問題意識をもっと深刻に受け止めなくてはならないのに、、、まるで、、他人事のようなアメリカと日本、、

やっと、マイクロプラスチックについては、使用抑制の法規制が今国会で成立するということだが、、それも製造の禁止や使用製品の禁止には至らず、「事業者に使用抑制の努力義務を課す」程度なので、あいかわらず、環境よりも事業者の意向におもきを置いて、日本の環境行政の本気度などその程度かと、、、「プラスチック資源循環戦略」とやらも、この夏には検討が始まるようだが、、、どんなものになるのか、、

関連(本ブログ)
日本もやっと「マイクロプラスチック」使用抑制の法規制、今国会で成立する見込み-与野党 2018年06月05日
遅ればせながら日本もやっと「プラごみ削減戦略?」今夏にも審議会設置となってはいるが~ 2018年05月27日
TBS News 中川環境大臣は会見で、レジ袋について、「将来的に禁止や有料化に向かうことを期待したい」との考えを示しました~ 2018年03月30日



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