東京都のゼロエミッション東京戦略、有言実行を願う、、
<2030年までに17年比でプラごみの焼却量4割削減をめざす>
日経新聞に「東京都、プラごみ削減へ実験 家庭ごみも分別促す」に記事、
プラスチックの持続可能な利用に向けた新たなビジネスモデル事業、
オフィスビル内飲食店のテイクアウト弁当にリユース容器を使用するビジネスモデルの検証などが紹介されている。
また、「区市町村が管轄する家庭のプラごみ分別も促す」とも、、「家庭のプラごみを分別収集しているのは23区のうち12区で、多摩地域の26市では23市が実施している。都は新たに分別を始める区市町村や分別の向上に向けた取り組みに対して補助金を出している。」と、、、
そうなんだ~23区のプラスチック分別回収未実施の区に何か変化が起きているか?→ 都政新報で23区の取材記事(参考:23区の廃棄物処理/プラスチック製容器包装の分別回収未実施は11区<豊島区と渋谷区、プラスチック資源化か?>)
日本経済新聞 2020年10月14日
東京都はプラスチックごみ削減への取り組みを強化する。民間と連携し、オフィスビルや小売店などでリサイクルの実証実験をするほか、企業には今後、ごみ分別やリサイクルの専門アドバイザーを派遣する。区市町村にも家庭ごみの分別を促す。2030年までに17年比でプラごみの焼却量4割削減をめざす。 ...
東京都、事業系の廃プラスチックへの動きは報道発表資料で目にするが、、、
なかなか区市町村への働きかけは伺い知れぬ、、、どの程度の補助金かわからないが、、、プラスチック製容器包装の分別回収にはほんとうにお金がかかる、選別保管施設も必要だし、未実施の区をどのように働きかけるかわからないが、、、
23区の場合、プラスチック製容器包装の分別回収に加えて、製品プラスチックへの資源化の拡大も都は後押しして欲しい。なにしろ、、清掃工場での焼却ごみ中のプラスチックは 21.32 %(令和元年度)となってしまったので、年間50万トン以上のプラスチック類を燃やしている~
2020年09月28日 環境局
「プラスチックの持続可能な利用に向けた新たなビジネスモデル」事業者の選定について
東京都では、このたび、ワンウェイプラスチックの削減やリサイクル・再生プラスチック利用の促進など、プラスチックの持続可能な利用に向けた先駆的取組を都と共同して実施する事業者を、下記のように選定しましたのでお知らせします。本件は、令和2年5月25日から7月10日までの期間に、公募を行った中から事業者を選定したものです。
記
1 選定した事業
オフィスビル内飲食店のテイクアウト弁当にリユース容器を使用するビジネスモデルの検証
提案者:Loop Japan合同会社
2 事業概要
別紙(PDF:574KB)のとおり
3 その他
今年度の「プラスチックの持続可能な利用に向けた新たなビジネスモデル」構築支援事業2件のうちの1件です。なお、花王株式会社提案による「ワンウェイプラスチックの水平リサイクルに向けた資源循環型モデル事業」については、先行して9月2日に発表済みです。
本件は、「『未来の東京』戦略ビジョン」を推進する先導的事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略「持続可能な循環利用推進プロジェクト」
●ボトルtoボトル 東京プロジェクト キックオフ会議の開催について
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