
グラフは環境省「一般廃棄物処理実態調査結果」から作成
東京都のごみ処理状況(令和5年度)
東京都の1人1日当たりのごみ排出量は795グラム、
京都府や長野県にはかなわないが、全国平均の851 g/人日よりも56g少ない
都道府県別の排出量の少なさ順は全国で上位の6位、、
東京都のひとりあたりのごみ排出量が全国平均よりも少なく、リサイクル率が高くなっているのは、ひとえに多摩地域の市のおかげである。多摩地域の市のほとんどが1人1日当たりのごみ量は600g台、700g台、リサイクル率も30%台、40%台は軒並み、例年、3Rの取組全国上位市町村に名を連ねているので、、、
東京都全体も、23区分も、一人当たりのごみ排出量は減少傾向、、
コロナ禍の影響で1人1日当たりのごみ排出量は生活ごみ(家庭ごみ)は一時増加したものの令和5年度は減少に、事業系ごみはコロナ以前よりも減少続く。全国各地の市町村も同様の傾向がみられるが、事業系ごみが少ない市町村は増加に転じたところもあるようだ~
令和7年3月27日 令和5年度調査結果を公表
東京都集計結果(ごみ処理状況)から東京都分を抜粋
東京都の集計結果(令和5年度)
東京都:総人口13,903,919人、
ごみ総排出量:4,046,316トンとダントツ多い、
1人1日当たりの総排出量:795グラム/人日(令和4年度は821グラム/人日)、
生活系ごみ 601グラム/人日
家庭系ごみ 447グラム/人日
事業系ごみ 195グラム/人日
ごみ処理量 (直接焼却量+直接最終処分量+焼却以外の中間処理量+直接資源化量):3,881,317トン
直接焼却:3,066,092トン、←直接焼却率は80%
直接最終処分:3,720トン
焼却以外の中間処理:372,011トン(粗大ごみ処理施設"168,250トン、資源化等を行う施設189,178トン、ごみ堆肥化施設3,166トン、ごみ飼料化施設0トン、メタン化施設9,198トン、ごみ燃料化施設"153トン、その他の施設"2,066トン)直接資源化:439,494トン、
中間処理後再生利用:378,452トン(焼却施設168,624 トン、粗大ごみ処理施設45,010トン、 ごみ堆肥化施設3,166トン、 ごみ飼料化施設0 トン、メタン化施設651 トン、ごみ燃料化施設 153トン、その他の資源化等を行う施設160,848トン)
リサイクル率R:24.9%、
リサイクル率R’:21.1%
最終処分量:185,901トン(直接最終処分:3,720トン、焼却残渣:170,299トン、処理残さ:11,882トン)
東京23区のごみ処理状況(令和5年度)
23区の廃棄物処理は、廃棄物の収集・運搬は各区で行っているが、中間処理は東京二十三区清掃一部事務組合の共同処理体制、最終処分は東京都という役割分担で、、、環境省の「一般廃棄物処理事業実態調査」も23区に関しては、区別のデータは人口だけで、「東京23区分」とひとくくりの集計結果となっている。基礎的自治体としての廃棄物行政も、とりまとめの数字の上でもなんとも中途半端な現状で、、、
「東京23区分」とひとくくりにされてはいるが、区によっての特徴はさまざまで、、、、
しかし、首都東京に集中する人口と同じく、ごみの総排出量はダントツに多いのは同じである。各区とも、人口増加の中で、ごみ排出量を減少傾向に維持するのに相当な努力が必要である。そして、23区、ともに事業系の一般廃棄物の処理量が3割以上を占めているのも大きな特徴である。
令和7年3月27日 令和5年度調査結果を公表
東京都集計結果(ごみ処理状況)から23区分を抜粋
23区の集計結果(令和5年度)
23区:総人口 9,632,837人、
ごみ総排出量:2,977,747トンとダントツ多い、
1人1日当たりの総排出量:845グラム/人日(令和4年度は871グラム/人日)、
"生活系ごみ 607グラム/人日
"家庭系ごみ 468グラム/人日
"事業系ごみ 237グラム/人日
ごみ処理量:(直接焼却量+直接最終処分量+焼却以外の中間処理量+直接資源化量):2,866,119トン
直接焼却:2,374,902トン、←直接焼却率は82.9%
直接最終処分:3,283トン
焼却以外の中間処理:140,654トン("粗大ごみ処理施設"94,503トン、資源化等を行う施設46,151トン、 ごみ堆肥化施設0トン、ごみ飼料化施設0トン、メタン化施0トン、 "ごみ燃料化施設"0トン、その他の施設0トン)
直接資源化:347,280トン、
中間処理後再生利用:140,922 トン、(焼却施設93,2600トン、"粗大ごみ処理施設11,3570トン、 ごみ堆肥化施設0トン、 ごみ飼料化施設 0トン、メタン化施設0トン、 ごみ燃料化施設0トン、 その他の資源化等を行う施設36,305 トン)
リサイクル率R:21.0%、
リサイクル率R’:18.0%
最終処分量:182,692トン(直接最終処分:3,283トン、焼却残渣:168,284トン、処理残さ:11,125トン)
令和5年度の23区の1人1日当たりのごみ排出量は845グラム/人日(令和4年度は871グラム/人日)、
なんと環境省のエクセルデータ、令和5年度分は'23区分の1人1日当たりの排出量が記載してある。それ以前は空欄だった、、
事業系ごみがコロナ禍で大幅減少したため前年度よりも減少続く

●東京都 市区町村別ごみ総排出量(令和5年度)

●市区町村別の1人1日当たりのごみ排出量(令和5年度)(並び替え)
23区と島しょが東京都全体平均の足かせと、、、、
それでも多摩地域が頑張ってくれて、、東京都全体で795g/人日
日野、小金井、東大和とすばらしい!!
人口10万人以上50万人未満で東京の8市が名を連ねる、、
23区分 845g/人日
日野市 586g/人日
小金井市 595g/人日
東大和市 612g/人日
西東京市 626g/人日
小平市 627g/人日
府中市 635g/人日
東村山市 639g/人日
狛江市 641g/人日
国分寺市 642g/人日
清瀬市 642g/人日
三鷹市 650g/人日
武蔵村山市 666g/人日
調布市 674g/人日
稲城市 675g/人日
国立市 688g/人日
立川市 692g/人日
八王子市 698g/人日
多摩市 701g/人日
昭島市 703g/人日
町田市 717g/人日
福生市 718g/人日
武蔵野市 742g/人日
東久留米市 744g/人日
羽村市 773g/人日
青梅市 781g/人日
あきる野市 791g/人日
日の出町 834g/人日
瑞穂町 880g/人日
奥多摩町 970g/人日
利島村 1,008g/人日
檜原村 1,047g/人日
小笠原村 1,221g/人日
大島町 1,268g/人日
御蔵島村 1,268g/人日
八丈町 1,290g/人日
青ヶ島村 1,426g/人日
三宅村 1,440g/人日
神津島村 1,792g/人日
新島村 1,905g/人日
全国 851g/人日

●市区町村別のリサイクル率(令和5年度)R&R'
多摩地域のリサイクル率のRとR'の差が大きいのは、多摩地域(25市1町)は東京たま広域資源循環組合でエコセメント事業(清掃工場から排出される焼却残さをセメントの原料としてリサイクル)を実施しているので、R'はそれらをカウントしないので差がひらいているのかな?

●市区町村別のリサイクル率(令和5年度)R'で並び替え

総人口には外国人人口を含んでいる。
23区分 9,632,837人
「一般廃棄物処理事業実態調査の結果(令和5年度)について」から抜粋
Ⅳ 3R取組上位市町村
表-6 リデュース(1人1日当たりのごみ排出量注26))取組の上位10位市町村 注27), 注28), 注29)

表-7 リサイクル(リサイクル率 注30))取組の上位10位市町村 注27), 注28), 注29)

注26) 総人口に外国人人口を含んでいる。
注27) 福島第一原子力発電所の事故による福島県内の帰還困難区域に係る町村は除外している。
注28) 東京都23区は「東京都23区分」として合算
注29) ごみ排出量は災害廃棄物を除く
注30) 中間処理後再生利用量から固形燃料(RDF、RPF)、焼却灰・飛灰のセメント原料化、セメント等へ直接投入、飛灰の山元還元さ
れた量を差し引き、リサイクル率を算出した。
表-8 エネルギー回収(ごみ処理量当たりの発電電力量)取組の上位10位施設 注31)

注31) 市町村・事務組合が設置した施設において比較
複数の炉の余熱を使って発電している場合は合算
日本の廃棄物処理に関する基本的な用語(P69~P83)
日本の廃棄物処理で用いる用語のうち、基本的な用語の概念、解釈を以下に示す。
【ごみ処理】
1.ごみ処理
●人口(人)
令和5 年10 月1 日現在である。
「計画収集人口」は、実際にごみの収集を行っている区域の人口である。
「計画収集人口」と「自家処理人口」の和が市町村の「総人口」となる。さらに、「総人口」は都道府県の統計課が令和5 年10 月 1 日付けで公表するために市町村に報告を求めた数値(住民基本台帳人口)である。
なお、外国人登録制度が廃止され、「住民基本台帳法の一部を改正する法律(平成 21 年法律第 77 号)」により外国人住民についても住民基本台帳制度の対象となったため、平成 24年度調査より外国人人口は総人口のうち数とした。
総人口=計画収集人口+自家処理人口
●ごみ総排出量(t)
ごみ総排出量=計画収集量+直接搬入量+集団回収量
●1人1日当たりのごみ排出量(g 人/日)
1人1日当たりのごみ排出量=ごみ総排出量/総人口/366
●1人1日当たりの家庭系ごみ排出量(g 人/日)
1人1日当たりの家庭系ごみ排出量=家庭系ごみ排出量/総人口/366
●1人1日当たりのごみ排出量[生活系ごみ](g 人/日)
1人1日当たりのごみ排出量[生活系ごみ]=(生活系ごみの搬入量+集団回収量)/総人口/366
●1人1日当たりのごみ排出量[事業系ごみ](g 人/日)
1人1日当たりのごみ排出量(事業系ごみ)= 事業系ごみの搬入量/総人口/366
●自家処理量(t)
自家処理量とは、計画収集区域内で、市区町村等により計画収集される以外の家庭系一般廃棄物で、ごみを自家肥料又は飼料として用いるか、直接農家等に依頼して処分させ、または自ら処分しているものをいい、一部の市区町村では計画収集量、計画収集人口、自家処理人口を勘案して推定している。
●ごみ処理量(t)
=直接焼却量+直接最終処分量+焼却以外の中間処理量+直接資源化量
●減量処理率(%)
=(直接資源化量+直接焼却量+焼却以外の中間処理量)/ごみ処理量×100
●中間処理後再生利用量(t)
=(焼却施設+粗大ごみ処理施設+ごみ堆肥化施設+ごみ飼料化施設+メタン化施設+ごみ燃料化施設+その他の資源化等を行う施設+その他の施設)における再生利用量
●リサイクル率 R(%)
=(直接資源化量+中間処理後再生利用量+集団回収量)/(ごみ処理量+集団回収量)×100
●リサイクル率 R’(%)
=(直接資源化量+中間処理後再生利用量〔固形燃料、焼却灰・飛灰のセメント原料化、セメント等への直接投入、飛灰の山元還元を除く〕+集団回収量)/(ごみ処理量+集団回収量)×100
●最終処分量(t)
=直接最終処分量+焼却残渣量+処理残渣量
続き、詳細は「日本の廃棄物処理(令和7年3月27日現在)(doc 1,923KB / PDF 1,682KB)」へ





