和小物、和のもの、日本の心を贈るなら

和物、和柄が好きな方。ギフト、プレゼントにおすすめの伝統工芸と和雑貨の店、通販もやってます。江古田に実店舗あり。

雨の日の雑感

2016年11月27日 | 日記
ブログ更新しました。
「自分ポジション」

久し振りにショパンを聞きながら、雨の日営業。
夕暮れになると、ふと去来する思い出を反芻したりの雑記。

江古田は、のんびりした土地ですが、さすが都内だけあって、お店の出入りが激しい立地でもあります。環と同時期に開業したお店が廃業したり、新たに江古田で開業されたオーナーさんと知り合ったり、流れのある街での経営は、それなりに大変です。

住宅兼店舗で営業している、古くからあるお店でも苦戦する昨今ですから、テナントを借りてまで個人商店やってる人達は、安穏と構えているオーナーは少ないかと思います。日々何かしら試しては、経営を軌道にのせたいと努力している印象。店主も、そのひとり。

ちょっと静かな店内で、振り返ったある事。
開業当初思い描いた成功の姿と、5年経って思う成功の姿が、随分変わったなということ。

例えば、有名ブランドなど、ファッショナブルで強いカリスマ性で、向こうから押し寄せてくるような、吸引力あるブランド力、みたいなものに憧れはありました。

でも、それと違うベクトルの先に、私が提供したいと思っている商品・サービスがあり、羨んでも仕方ないと分かりながら、自分の事業の形が整わないうちは、引き比べては落ち込んだり、このままでいいのだろうかという、悩みも繰り返したなと思います。

店主の大好きな工芸やクラフトの世界は、使い手の欲しいを、形あるものに実現してきた業界。

今は、工業製品のメーカーの商品との付き合いが当たり前になったら、自分の欲しいものを選ぶ選択肢が増えすぎて、これとあれと「比較して」「批判して」ようやく選択することでモノを買っているような印象。

私の小さい頃は、今ほど選択肢が豊富ではなかったからか、「ここが好き」「ここがいい」という思いが強い「欲しい」を誘発して、お金を貯めて手にした時の高揚感や満足感が凄かったなと思うのです。

今は、お金を稼ぐのが大変と言いながら、昔よりずっとお金を簡単に使える時代だなと思います。食べるという最低限の生活以外に、スマホに1万超えるお金を払うのが当たり前。(批判ではなく、ものの例えです)

店主、子どもの頃の千円が、今の一万円に匹敵するイメージなんです。そのぐらい、お金の価値が下がっている気がします。いっぱいお金を使っても、裕福になれた感覚が少ないのは、お金の価値が下がっているに違いないと、本気で思っております。

いけない、横道にそれてた。

私が思うに・・・・

続きは【こちら】

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「暮らしを美しむ小道具の店 環」
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