としちゃん&VTR250

のんびり、ドキドキ、ブランク10年のリターンライダーの日記

9/30(日)雨時々曇り YH(金沢)を出発する

2018-08-27 05:00:00 | ツーリング
(1990年のツーリング日誌より)

2人は バス、JRの予定があって 早くに起きていた。
私は 昨日と同じく 8時起床。
8時過ぎに 2人一緒に出発したので 見送りをした。
雨は止んでいた。

私は もう1泊するつもりだったが 9時まで迷って 結局出発することにした。

YH近くのW坂とか 少し遠いけれど江戸村とか 行きたい所は まだあったのだが 正直ひとりで1日歩くには 足が疲れていた。
今度はTDさんと ふたりで車で来よう。
その時のために 少し残しておくのだ。

09:40 162.0 YH 出発

道を間違えて 気が付くと 海が右側に見えるので 慌てて右折して戻った。
かなり時間を無駄にしてしまったが その代わり 偶然 金沢港に出て 帆をはった帆船を見ることが出来た。
船の名前は 分からなかったが 大きな船だ。





能登有料道路は 雨だったが 酷くは無くて 海も 灰色よりは 青色に近かった。
11時近くて 日曜日のため こちらから行く車は少ないのに 能登から金沢へ帰る車は かなり多い。
制限速度が70km/hなので 80km/h位で走った。

柳田インターで降りて 249号線へ。
輪島の標識を 頼りに走る。
途中から国道を離れて 海岸沿いの道を走る。
殆どカーブの無い道を ずっと走る。

254.1 給油

福浦は もうだいぶ過ぎたと思ったのだが このガソリンスタンドの直ぐ先が 日本最古の木造灯台のある所だった。
ラッキー! と 心の中で 叫んだ。

➡厳門という標識を無視して そのまま直進して町に入る。
左側にあるポストの角を左折。
とても狭い道だが そのまま道なりに進む。
最後は右折気味。

000.8 11:40~12:00 史跡 福良津



左手に 灯台が見える。



灯台は 墓場の脇を通って行かなければならない。
木造灯台と言うことで イメージしていたものはあったのだが それより綺麗だった。







全体は白で 瓦屋根が付いている。
近くには 方角を示す 古い建物もある。
訪れる観光客は 殆ど居ない様だ。

夕食は郷土料理を

2018-08-26 05:00:00 | ツーリング
(1990年のツーリング日誌より)



杉本さんは 夕食用に 菓子パンを買って 午後7時半過ぎに 帰って来た。
余程ギリギリの予算で来たのだなあ、と 驚く。
松本さんと私は YHのペアレントさんから教えて貰ったお店に行った。



片町交差点の すぐ近くで 1200円で 郷土料理の「じぶ定食」が 食べられると言うこと。
店の中は どの席も座敷だが Gパンでも入れて 私達が行った時は 空いていた。

じぶ定食は 芋と鶏肉の味噌煮で 味付けも良く わさびが入っているのもいい。

もう1軒勧められた店は「赤玉」と言うおでん屋だった。
金沢のおでんは 薄味なのだそうだ。
明日 食べよう。

お喋りしながら食べたら 9時近くになっていた。
YHに帰る途中 出店のモダン焼き(お好み焼きのこと)を 松本さんが買った。杉本さんへのお土産で 500円。売っているのは ヤーさんの様だった。

YH近くのお菓子屋さん(計算が大変そうな おじいさんが ひとりで店番をやっている)で お菓子を買い YHへ。

杉本さんは モダン焼きを 本当に美味しそうに食べた。
ヤーさんは つくるのが上手なんだなあ。

10時過ぎて みんなバタバタとお風呂にはいり 結局床についたのは 昨日より遅く 午前0時近かった。
布団3枚で いっぱいの部屋だが 3人揃って 連泊したのは 初めてだ。


伝統産業工芸館 能楽堂

2018-08-25 05:00:00 | ツーリング
(1990年のツーリング日誌より)

伝統産業工芸館。



杉本さんは 入館料を払うのが嫌になって この辺りで ぶらぶらして待っている、と言うので YHに午後6時半に戻ることにして ここで杉本さんと 別れることにした。

私と松本さんは 入館して ゆっくり中を見た。



持ち帰ったパンフレットにも写真が有るが 実際に見ると もっと凄い。
これらを途絶えさせないと言うことは 大変なことだろうと思う。
後継者は ちゃんと居るようだが。
ゆっくり じっくり見たので 少し腰が痛くなって 休んだ。

そこを出ると すぐ近くの能楽堂へ行った。





明日小唄会があるとかで 舞台をひろげる工事をしていた。
彦根でも 能舞台を見たが ここのは彦根のとは違って 建物の中にある。

金沢は 能が盛んで 月に5回は ピアノの発表会の様な感じで 能の発表会があるのだそうだ。
能の講座も開かれているし 大学のサークルもある様だ。
1度本物の能を見てみたい。







能楽堂を出て暫くは 松本さんと一緒に歩いたが 石川門の手前で別れた。
彼女は下の道を 私は兼六園のすぐ脇の登って行く道を。
金沢城跡は 金沢大学になっているため 入れなかった。地図やカメラを持たず 知らん顔をして入れば大丈夫だったろうが お城があるわけでは無いから いいだろう。
何処かは知らないが 金沢大学は移転されるそうだ。



前田利家像から 白鳥像までの 白鳥路は 散歩に良い道である。
所々にベンチがあり 色々な彫刻があって 恋人同士で散歩するのが 1番いいだろう。







白鳥像から大手堀 尾崎神社 尾山神社と歩き 1番賑やかな通りへ出た。



途中に本屋を見付けて「おもしろい北陸の昔話」という本と 北陸のガイドブックを買った。また この日記のための糊とセロテープも。



以前は 手帳にメモしておいて 旅行から帰ってからまとめていたが 物忘れも激しくなるし 面倒になって ついついためてしまうので こうして書いている。
そう言えば 5月の東北旅行の日記も まだ書いて居ない。

YHに着いたのは 午後6時20分位だった。
他の2人は まだ帰って居なかった。
流石に疲れて 遠くまで食べに行く気はしない。

6時半過ぎに 松本さんが帰って来た。
買ってきた友禅の余り布を 見せてくれた。
着物に仕立てて余った分を お土産として包装して売っているのかもしれない。

明日は能登半島へ行くそうだ。
観光バスの予約をして 向こうに1泊して 明後日また金沢に戻る予定だそうだ。

降水確率が 全日70%なので 私は もう1日金沢に居ようと思う。






 


兼六園

2018-08-24 05:00:00 | ツーリング

(1990年のツーリング日誌より)



兼六園は 間宮坂口から入った。



杉本さんは 高校3年生だと言うと 100円負けてくれた。
私も「学生?」と聞かれたので 大学生位にしとけば良かったかな。
おじいさんは 若い人の歳が分からない様だ。



兼六園の地図に 赤ボールペンで 歩いた通りに書いておく。
もっと歩きたかったが 観光客、特に団体さんが沢山居たので のんびりは出来なかった。

噴水も 何てこと無いな、と 通り過ぎようとしたのだが 日本で1番古い噴水、と書かれていたので 慌てて写真を撮った。



松の枝が 木で支えてあって 面白い。
雪国ならでのことだろう。
紅葉もいいし 雪の積もった兼六園も きっと素晴らしいだろう。












金沢市老舗記念館

2018-08-23 05:00:00 | ツーリング
(1990年のツーリング日誌より)

次は 金沢市老舗記念館。

流石だと思うのは これらの店が 皆 今でも立派に やっていると言うことだ。
薬屋 呉服屋 毛針屋 焼き物の店など。
当時 使われていたものが 展示してある。





武家屋敷は 外から見ただけだ。
ぽつんと1軒あるのでは無くて 並んでいるのがいい。



加賀人形の店で 火鉢猫というのを買った。



2匹が並んでいて とても可愛らしい。
まねき猫も沢山あった。
郷土人形は 高いので 見るだけにしておいた。

尾山神社の神門は 神社ではあるが ステンドグラスがあって とても変わっていた。
オランダ人ホルトマンの設計で 明治8年に建てられたそうだ。
この神門は 重要文化財に指定されている。



大和デパートや 香林坊109ビルなどで迷った挙げ句 やっと 109の中の店で 昼食をとることが出来た。

3人共 遠慮深いので なかなか決まらない。
学生の杉本さんは 本当にお金が無いらしいので ランチ800円を奢ってあげた。

味噌で味付けしたハンバーグが とても美味しかった。
コーヒーカップは 大樋焼の様だった。



私が ヤマハ音楽教室で ピアノやエレクトーンを教えている話から 職業や楽器の話になった。

24歳の松本さんは公務員で 今は乳児院で働いていて 何年かしたら保育所に移れると言うことだ。
短大の保育科を出ていて ピアノやエレクトーンも少し弾けるとか。
もうひとりの杉本さんも ヤマハのグレード7級を持っていると言う。

私が結婚していると言ったら 驚いていた。
私に、と言うより 夫のTDさんの寛容さに 驚いている、と言った感じだ。
ふたりとも結婚は まだまだ考えられないそうだ。