ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

昔見た夢〜スーパーオペラ紅天女終演しました!〜

2020-01-16 14:09:00 | 演奏会レビュー


1/7から続いた
オーチャードホール通いも
昨日で終わり。

スーパーオペラ『紅天女』
終演しました。

小学校五年生で
ガラスの仮面を読んで以来、
ずっと漫画を買い続けていました。

演劇やオペラで
役を演じるという時に
思い出さないことはありません。


私以外にも
ガラスの仮面に影響を受けた
俳優、オペラ歌手は
沢山いるはず。


その私が歌を歌っていて
ガラスの仮面と結びつく日が来るとは!
奇跡です✨

漫画でも描き切っていなかった
紅天女という作品の初演に携わり、
全ての公演にのり、
美内すずえ先生の
作品への愛とこだわりを
間近に感じることができ、
打ち上げでは
あんなに近くに‼️


あー、夢のような日々でした。


でも紅天女という作品は
真面目に日本オペラとして、
台本のメッセージとして
深くて重いものがあります。

地震、異常気象による被害
戦争の脅威

愚かな人間達の悪しき気が
地球を滅ぼしていく

特に今、
精霊達の歌詞が心に刺さります。


そして、愛の物語。
魂の片割れ
鹿屋で巡りあえば
すぐにわかる、
ソウルメイト
魂の愛
己の愛の形を比べて
純粋な愛に心打たれます。


陰と陽
神と仏の一体化
哲学や宇宙観も広がっていきます。


ガラスの仮面をむしろ取り去って
素直に見てもらって
感動する作品だと思うのです。


客席にいたら、
三幕は泣き続けていただろうな、、


再演があれば嬉しいです。

ちなみに冒頭、
横澤和也さんの
神おろしの石笛(いわぶえ)は
劇場に神を呼び、

紅谷の住人や
阿古屋や精霊達のきている
デザイナー 
さとううさぶろうさんの服は
衣装でありながら
エネルギーの高い、浄化されたもの。


私のお客様も
そんな事は説明していないのに
感想に

浄化されました〜

とあったのでびっくりしました。

今日から現世に戻って
また頑張ります。

共演の皆様、
ありがとうございました😊

写真は日本オペラ振興会ブログより
お借りしました


















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