

昨日は護国寺の同仁教会にて
弦楽四重奏とチェンバロの伴奏で
イタリアバロック、ヘンデル、ペルゴレージ、スカルラッティ、モーツァルトなどの曲を演奏するコンサートに出演しました。
私が歌ったのは
スカルラッティ 菫
モーツァルト
歌劇 羊飼いの王 より
タミッリのアリア もし貴方が私を贈り物にして
歌劇 フィガロの結婚 より
スザンナとケルビーノの二重唱
開けて、早く開けて!
菫はイタリア古典歌曲集にも入っている有名な曲ですが、あれは昔の楽譜から現在の楽譜になおすにあたり、パリゾッティさんが手を加えたもの。昨日は原曲で歌いました。
違いは?
まず前奏が長い。
出遅れた?間違った?
いいえ。
安心してください、
間違ってません*\(^o^)/*
音符の長さも冒頭から違うし、
有名なだけに初めて聴いたら違和感があるかもしれません。
でも、ほかの たとえつれなくても も
同様な形式をとっており、それがやはり繰り返しが省略されているので、他の曲も現在知られているのはもとの形とはかなり違うのかもしれません。卒論で楽曲分析をあつかったからか、そんなところも気になる(*^^*)
ヘンデルのアリアを歌った方は、ダカーポ あとの装飾も華やかに、高らかに歌っていました。
モーツァルトの羊飼いの王のアリアも同じメロディーが3回繰り返され、その度に装飾が華やかになって感情が高まってゆき、激しくなり、というのが表現されていたらいいな(*^^*)と思いながら歌いました。
フィガロの二重唱は必要以上には演技はつけず、
音楽で表情をつけるということで、前打音を加えたり息で表情をつけすぎないように声の響きを整えて歌いました。
ご一緒した司茂明日香さんは、背も高くメゾからソプラノ、リリコプーロに転向したという方。スザンナもケルビーノも歌ったことがあるということでこの重唱はバッチリ。息もぴったりあわせていただきました。
お客様もほぼ満席で、暖かい拍手をいただきました。
客席からの笑顔の声援に
どんなに支えられることでしょう。
年末まであと少し、
大小様々なコンサートが入っています。
皆様の笑顔をいただき、
また皆様に笑顔を返せるよう
これからも歌い続けていこうと思います。
御来場ありがとうございました💕