意識をへそに向けると
冷静な思考と心のバランスが手に入ります。
意識をへそに向けると
頭に向かっていたエネルギーがへそに向かうことになり
余計なことを考えなくなります。
そして、心が落ち着き
ごく自然に、内なる自信が湧いてくるようになります。
私の場合
歩いているときに、そのように感じたりします。
自分の意識をへそに向け
ゆっくりと腹式呼吸をして、胸を張って
姿勢よく、ゆったりと
でも、しなやかに歩くことによって
自分の心の力が自家発電されていくことを感じます。
自分のために何かをするよりも
誰かのために何かをすることの方が
不思議と何倍、何十倍と力が出てきます。
自分に与えられた本当の力が輝き出すのは
その力を自分のために使うときではなく、誰かのために使うときです。
逆説的ですが
自分のために生きるのではなく、誰かのために生きることが
自分を活かすことになります。
自分の命を生かすことになります。
自分を成長させることができるのは
唯一、自分の “気づき” だけです。
“気づき” は、自分で感じ、考え、行動することによって生まれます。
そのため
自分の成長のために、誰かや何かにサポートを求めたとしても
それに依存しきってはいけないと思います。
自分の意志、自分の力を
誰かや何かに明け渡してはいけないと思います。
本来持っている自分の力を、手放してはいけないと思います。
自分の人生では自分が主人公です。
究極的には自分の力で立ち上がり
自分の力で成長するしかありません。
私たちが
あるがまま、感じたままという、自然体、個性で行動すると
周りはそれを矯正しようとします。
それは子どものころから続き、大人になっても続きます。
私たちの多くは
他人の力ずくによって、本来持っている能力や自信が閉ざされ
いつの間にか偽りの自分を生きるようになります。
そして、偽りの自分を本当の自分だと錯覚するようになります。
偽りの自分を生きるようになった人は
今度は誰かの個性を認めず、誰かを矯正する側に回ります。
他方
本当の自分を生きている人は
偽りの自分を生きている人とは対極に位置しています。
本当の自分を生きている人には
ブレない軸があり、考え方、行動に迷いがなく
本来持っている能力や強さが、自分の内側からにじみ出ています。
占い師や霊能者といった人から、自分の未来を伝えてもらうことは
必ずしも良いことではないと思います。
誰かから未来を伝えてもらう場合
“伝えてもらう人”
をきちんと選ぶ必要があります。
そして
“自分の性質”も分かった上で
伝えてもらうか判断した方が良いと思います。
未来は流動的であり
これまでと違った選択をしたり、より積極的に動くことによって
どんどん変わっていきます。
悪い未来を伝えられたとしても、行動を変えれば未来は変わりますが
伝え方によっては
それを聞いた本人の頭に悪い暗示となって残ってしまい
そのことによって悪い未来が、より成就し易くなります。
良い未来を伝えられたとしても
それを聞いて安心してしまい、行動が伴わない場合には
良い未来は訪れません。
誰かから未来を伝えてもらう場合
きちんとしたフォローができる人から
自分にあった伝え方をしてもらわないと
マイナスなものになります。
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