【フランジパニ日記】@目黒世田谷圏内・自由が丘。手相鑑定、セラピー、カウンセリング、コーチングで変化を促すサロンのブログ

手相占い、ストレスの解放、ヒプノセラピー(催眠療法)、コーチング、癒し、気づき、潜在意識などについて綴っています。

他人の観察と自己成長

2011-07-31 13:24:14 | 自己実現
人は、自分のことは、なかなか分かりません。



自分で自分を観察することは


自分の主観や、自分に対する欲が入ってしまうため


困難さを伴います。



その逆に


他人のこと(特にネガティブなこと)は色々見えたりします。



他人(特に身内でない他人)のことは


冷静に客観的に観察することができます。



そのため


自分ではそのこと(ネガティブなこと)を


行っているのにも関わらず


自分のことを棚に上げて


他人の批判ばかりをする人もいます。



恐らく、その批判ばかりする人は


普段の自分の行いを


まったく理解していないのでしょう。



そして一方


面白いことに


他人を観察することにより、自分が見えてきます。



他人が行っていて自分が気にかかる部分は


何か自分に関係している部分とも言えます。



自分にまったく関係のない部分であれば


どのようなことであろうと


そのことが情報として入ってきても


自分の中に(記憶として)、定着しないと思います。



他人が行っていること(特にネガティブなこと)


に影響を受けてしまったり、それを引き寄せてしまうのは


自分の中にも、それと同じことがあるから


あるいは


自分の中に、それを克服しなければならない何かがあるから


だと思います。



自分という人間を成長させていくためには


自己観察をもとにして行うよりも


他人を観察し、自分を振り返ることの方が


はるかに容易に行えます。
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意識の向かう先

2011-07-26 15:23:10 | 気づき
「意識の向かう先を変えるだけで


 人生が変わります」


そんなことを言うと


「そんな馬鹿な」


「大袈裟だ」


という


こたえが返ってくるかも知れません。



しかし


意識に対して軽く考える人は


意識の力の“凄さ”に


気がついていないのかも知れません。



人の意識は大変強力で


ある一点に意識が向けられると


それ以外のことは


無意識のうちに


無いものとして扱われたりします。



例えば


“興味のある分野の本を読んでいて


 あまりにのめり込んでいたため


 周りの人が声をかけたことに気がつかなかった”


とか


“自分が参加しているスポーツの試合に


 大変夢中になっていたため


 試合中、自分が怪我をしたことに気がつかなかった”



などです。



また


意識は、勝手にそのエネルギーの放出先を見つけ


しかも


自分にとって望ましくないものにほど


強く向かって行ったりします。



そして


意識は、ある特定のものに向かえば向かうほど


向かっているその意識が強化されていきます。



例えば


“考えたくないのだけど、ある心配事が頭から離れず


 気づいたら、それを延々と考えている。


 そして、それは、必ずしも解決する方向に向かっていない。”


などです。



意識の力は


大変素晴らしい威力を発揮する反面


使い方を誤ると大変恐ろしいものになります。



意識は“包丁”や“車”のような道具です。



その力・使い方一つで、人を傷つける武器・兵器にもなります。



そして、どうなるかは


100%、それを使う人にゆだねられています。



前述のとおり


私たちの多くは


自然のままに任せておくと


心配事、気がかりなこと、その他ネガティブなことなど


あらゆる問題に対して意識が向いてしまいます。



そして


問題に意識が向かっているときには


問題以外のことに対して意識が働かず…


問題に意識を向け続けると


問題がより一層強化され…


そのうち


自分の中で、必要以上に大きな問題として


のしかかってきます。



この状態は


問題を抱えている本人にとっては


大変苦しいものですが


苦しいから、余計に苦しいことに意識が向き


さらに、その苦しさから抜け出せなくなります。



この場合、次のことなどを行うと


意識の向かう先が変わるでしょう。



○深呼吸して気持ちを落ち着かせる


○体を動かし、エネルギーの方向を変える


○声を出し、エネルギーの方向を変える


○今いる場所を変える(移動する)


○(逃避や依存でなく、良い意味での)刺激を与える


○問題以外のことを意識的に考える


○問題の良い面を考える


○問題に焦点を当てるのではなく、問題の解決に焦点を当てる


○自分に対して、プラスの暗示をかける
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選択力

2011-07-25 07:00:00 | 自己実現
人生では、いつの間にか…


当初はまったく考えもしなかった果実を


(半ば自然に)


手に入れることがあります。



なぜそれを手に入れることができたのでしょうか?



その出来事に至るプロセスを


冷静に振り返ることで


然るべきときに然るべき選択をしていた


ということが分かったりします。



現実は結構入り組んでいます。



過去のAという出来事があったから


Bという出来事につながり


それがCという出来事につながっていく


そして、さらにそれが


Dという出来事につながっていった。



というように


ものごとは、連鎖反応的に展開していったりします。



そして、その変化は


必ずしも


一定の時間で生じたり、同じ方向を向いている訳ではないので


人の目からは


“いつの間にか変化した”とか“突然変化した”


というようにとらえられます。



そして


何かを選択する時点は


何を選択しても良い反面


何を選択して良いのか分からない


という状況でもあるため…


結局“何も選択しない”ということを選択する


人もいます。



そして


チャンスを逃したことが分かったら


後になってから


後悔する


言い訳する


元々なかったことにする


ダメな自分と思う


など


大抵の人は、自分の自尊心を傷つける行為をします。



チャンスを逃したと思ったら


その事実を冷静に認め、そんな自分も素直に受け容れましょう。



それから、その経験を生かして


“では、次回どうすれば上手くいくか?”など


対策を考えるべきでしょう。



ものごとを選択する時点では


必ずしも明確な何かが示されていている訳ではありません。



自分の中にある


大きなビジョン、方向性に沿うような流れで選択すると


納得する選択がし易いかと思います。



また、普段から自分と向き合い


損得感情を抜きにした


直感に基づく小さな選択に慣れておくことで


選択力は鍛えられていくでしょう。
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期待という傲慢さ

2011-07-23 19:39:56 | コミュニケーション
“期待をすると裏切られる”


(だから他人を信じない…)


良く聞く(?)言葉です。



この不幸は


相手も自分と同じ見方、考え方、感じ方をするものだ


と錯覚していることから起きます。



人それぞれ、見方、考え方、感じ方が異なります。



“分かってくれるはずだ”


“当然○○だ”


“常識的に考えて○○だ”


“空気を読め”


には、相手に対する甘えがあると思います。



そして、この甘えは


それを言っている本人の“傲慢さ”に映ります。



これらのことを言う人は


本当に相手のことを分かって言っているのでしょうか?



私たちは通常、言葉にしなければ


お互いに何を考えているのか伝わりません。



思っていることを口に出して初めて


お互いの考え方の違いに気づいたりします。



コミュニケーション能力を高める努力をして


相手とのラポール(信頼関係)を成立させて


相手の見方、考え方、感じ方に共感し…


そうして初めて、相手の見方、考え方、感じ方が


おぼろげながら分かってきます。



その後、相手の見方、考え方、感じ方を察して


相手が受け取りやすい言葉を用いて表現する。



そのことによって


相手は、やっと初めて分かってくれる…


かも知れない。



そんなところでしょうか?



このような努力を怠って


相手が


夫(または妻)だからとか


親(または子ども)だからとか


先生(または生徒)だからとか


上司(または部下)だからとか…



そのような


相手と自分の置かれている立場や関係だけで


勝手に「阿吽の呼吸で分かるものだ」


などと判断し


変に期待するのは


傲慢さ以外、何者でもないと思います。



もしかしたら


相手にきちんと伝えられないのは


相手に伝えることで


「相手から拒絶されるかも知れない」


とか


「相手と対立するかも知れない」


とか


「相手から嫌われたくない」


とかいう恐怖心(=保身)が隠れているのかも知れません。



このままでは


相手との関係は何も進展しないばかりか


逆に溝が深まる一方です。



自分とは違う相手を、勇気を持って受けとめ


相手に対して真摯な気持で向かい合う。


そして、自分の気持ちがきちんと伝わるように努力をする。



このことによって、協調関係が生まれたりします。
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冷静かつ客観的な観察

2011-07-22 07:00:00 | 観察
私たちは


誰でも、自分にとって都合の良い情報をキャッチし


誰でも、自分にとって都合の良い解釈をします。



言い換えると、人は誰でも


自分の見たいように見、感じたいように感じます。



私たちは、生きていく中で


感情、経験、こだわり・価値観、人生観、


親からの刷り込み、常識、学校教育、教養、知識、


属しているグループ(地域社会、学校、職場など)の慣習、


テレビ、インターネット、…etc.


様々な影響を受けることにより


自分の脳にフィルターをかけ、思考に制限を設けてしまいます。



そして


“ものごとを素直に冷静に客観的にとらえる”


ということを難しくさせています。



これはまるで


“自分の目の前にすすけたガラスを幾重にも重ねて、そこに光を当てた状態”


のようなものです。



自分のところにまで明るい光は届きません。



さらに、他人の目、評価ばかり気にしたり…


自分をないがしろにして、他人から喜ばれることを最優先にしたり…


そのような日常を送っていると


素直に自分に向き合わない代償として


明るい光を感じ取るセンサーの役割をしている


自分の洞察力を弱めてしまいます。



そうなると


さらに一層、自分には明るい光が届かなくなってしまいます。



明るい光という、“ものごとの本質”がまったく分からなくなります。



洞察力が低下している状態では


さらに自分(の洞察力)を信用することができなくなり


信じるに値する根拠を自分の外側に求めようとします。



そうすると、使われなくなった洞察力はさらに低下していきます。



そして、悪循環に陥ります。



洞察力の低下は


かすかに発している心の声を聞こえなくさせ


“本当の自分”が求めていることを分からなくさせ


最終的には、何のために生きているのか分からなくさせてしまいます。



何のため生きているのか分からない


という意識にさえ気づかずに一生を終わらせてしまう人もいるかも知れません。



常日頃から


目の前にあるものごと(現象)や自分について目をそむけずに…



「ものごとの本質は何か?」


ということに意識を向けていると


徐々にガラスの汚れは取れていきます。



「自分はどのような人間か?」


ということに意識を向けていると


光を感じ取るセンサーは正常に機能していきます。



様々な現象は自分の外側で起きていることですが


それを感じ取るのは、あくまでも自分の内側です。



“ものごとの本質”をとらえるためには


ものごとと自分を


冷静に客観的に観察する必要があると思います。
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