アクセルとブレーキ

人は

やらねばならないと

分かっているのだが、やれていない…


あるいは

やりたいのだが

周囲の環境やタイミングが悪くてやれていない…


など、理想や内面で思っていることと

まったく正反対のことをやっていたりします。


本人は、それを

正反対だとは気づかずにやっている場合もあるし

正反対だと分かっているものの

どうしようもなくやっている場合もあったりします。


この正反対のことをする感覚は

まるで、ＡＴ車のアクセルとブレーキを一緒に踏んでいる

ようであり…


特に、本人に、その自覚がある場合には

もどかしさや、どうにもならない感覚が

エネルギーを消耗させ

そのことが余計に

気持ちや自尊心を落ち込ませていくようにも見えます。


そのような場合

根本的な解決にはなりませんが…


「自分の心も、周りの状態も

　まだそのことに本気で取り掛かる準備ができていない

　のかも知れない。」


と思うことで

自分や周囲に対する、いらだちや幻滅などの気持ちは

軽減されていくのかと思います。