ホーチミンは、ベトナム戦争前はサイゴンと呼ばれていました。今も街の所々にサイゴンという名前を見ることができますが、駅も「サイゴン駅(ガー サイゴン)」と呼ばれています。
私は、飛行機よりも列車の旅が好きです。サラリーマン時代の新幹線出張が懐かしいです。ベトナムでも鉄道の旅を夢見ていますがまだ実現していません。予約しなければならないと聞き、、急におっくうになったのがその理由です。
でも、街をうろついていて「踏切」があると列車の到着を待ちます。すると1時間に1本くらいの間隔で凄まじい警笛とともにやってきます。鉄路は中国、ロシアを経由してフランスまで続いています。通り過ぎた列車の後ろ姿を追いながら遠く“見はてぬ世界”を想う、異郷でこんな気持ちになるなんて。年を忘れます。女性に対する想いに通じます。