どっぷり、ベトナムに浸かって

ホーチミン市でベトナム人家族と住んでいます。日常生活の中から、人、環境、気候、果物、宗教などについて“驚き”を書きます。

ホーチミン市の廃棄物事情

2013-08-17 11:43:09 | 環境
市内を歩いていると、家の中からごみ(生ゴミ、紙くずなどいろいろ)を持ち出し歩道に放り出しているところによく出会います。
 
初めてベトナムに来た日本人は、この光景にびっくり仰天ですが、ここにはここのルールがあるようです。
 
しかし、無いのは分別するという意識です(ただし、ペットボトルとビール缶だけは集めると金になりますので分別していますが)。
 
ところが、最近のネットニュースによると市内の6区やビンタン 区では、家庭廃棄物の分別が試験的に行われていることです。さらに10月からは工業団地や輸出加工ゾーンの産業廃棄物もリサイクル資源として分別されることになるとのことです。
 
 
これでホーチミン市も変わる。そう願っています。
 

この木、根ばかり?

2013-08-15 18:45:20 | 環境

最近、ベトナムを離れることが多く、投稿をすっかりご無沙汰しています。

これ、ホーチミン市博物館の前の公園にある一風変わった木です。普通の木のように、大きな幹がありません。たくさんの根の束(?)です。その上に葉っぱが茂っています。名前?まだ調べてません。


私が浸かっているのはこんな街

2013-07-27 16:15:34 | 環境

私の家のすぐ側を幅100メートルくらいの川が流れています。写真はその川の両岸の風景です。橋の上から東の方向、つまりカンボジアを背に南シナ海の方に向かって撮ったものです。

写真の中程、遠くに見えている高いビルはホーチミン市の中心地(1区、多くの観光客で賑わっているところ)です。約10キロメートル離れています。バスで25分ほどです。

住んでいるのはベトナム人ばかりで、外国人を見かけることはほとんどありません。従って、私はとても目立つようです。にこっと微笑んでくれる女性、いろいろ話しかけてくれるお爺さん、じろっと見つめる(一瞬、ギクッとしますが、実際はそうでもない)お兄さん、などとのすれ違いを朝晩に楽しんでいます。

街全体は1区などに較べて格段に貧しいといった印象です。1区で7年にわたり和風レストランを経営している方(日本人)からは、1区に住むことを勧められたりしますが、今の貧民街(?)での暮らしの中でこそ本当のベトナム人の生活に出会える思い、これからも住み続けるつもりです。

 


天然ゴムとの出会い

2013-07-09 21:04:44 | 環境
少し前になりますがホーチミン市郊外のクチに行ってきました。ここはベトナム戦争時、南ベトナム解放戦線の作戦本部のあった所ですので観光コースにも加えられており、ホーチミンを旅行される方の多くが行かれると思います。

私は、その途中、日本ではとんと見かけたことのない珍しいよく手入れされた林があるので入って見ました。
それがこの写真です。ゴムの木の林です。


次が、その葉です。


最後がゴム液の採取方法です。木の皮に傷をつけ、皮からにじみ出てきた白いゴム液を容器に集めます。


この林の中をうろついていると、楕円形(といっても小さくて、長径が2cm位)の実が沢山落ちているのに気づきました。ゴムの木の実なのです。いくつか拾ったので、日本に持ち帰って(私の生まれは、暖かい高知県ですので)、植えてみようかと思っていますが、生えるわけはないですよね。(かなりの馬鹿かもしれない)

ホーチミン市内のわが街

2013-07-06 21:26:04 | 環境

ホーチミン市といえばオートバイ(ほとんどホンダ製)。日本の皆さんは、あのオートバイの洪水を想像されることでしょう。
ところがわが街は夕暮れ時(ラッシュ時)でもご覧の通りです。ホーチミンにもこんなところがあるんですよ。