同級生

オークションでランタンを入手した。

実は前回のキャンプで、これまで愛用してきたランタンが玉砕してしまったのだ。悲しすぎる玉砕の詳細は省略しますが・・・復活もちょっと厳しいほどの状態（涙）

以前からサブとしてもう一つランタン欲しいなぁ～なんて思ってはいたんだけど、まさかのメイン玉砕・・・
さすがにメインのランタンはないと困るので早速オークションで物色すること数日。状態も値段的にも手頃なのが出てきたので入札、誰かと競り合うことなくそのまま落札できた。

選定基準はコールマンのガソリン式で、ちょっと古くて雰囲気があり、かつリーズナブルってこと。型式とか年式は気にしないことにした。「形あるものいつかは壊れる」「道具は使ってなんぼ！」を今回、再認識させられたからベンチレーターやタンクの欠け・キズ・ペイントロスもあまり気にしないことにした。

手元に届いた新入り君は、いい意味で年季の入った無骨な奴だった。さっそくガソリンを与え、マントルを取り付て、着火！

「ゴーーーーーーーーーー」っと低い声で唸りながら、マントルを輝かせる。真昼間にもかかわらずしばらくの間、思わず見とれてしまう。

・・・やばい、キャンプ行きたい。早く暗闇にこいつを連れて行きたい。そんな思いに駆られながら、だいぶペイントの剥げたタンクの裏側を覗いてみると、１９７６年製であることが発覚。なんとこの新入り、俺と同級生ではないか！思わぬ発見になんだか親近感も急上昇、そこらじゅうに刻まれたキズも頼もしく見えてきた。

ガンガン使おう！壊れるまで使い倒そう！（俺が壊さないよう気を付けよう！）

よろしく頼むよ、同級生。