寿司屋の大将は悩んでいた。
お客さんが「並」の握りばかりで「上」握りを注文してくれない。
当然「並」よりは「上」を注文してもらいたい。
味も値段も品質もよその店と変わらないのに。。。
どうしたらいいんだろう?
寿司屋さんじゃなくても、これに似た経験ってない?
仕事・恋愛・遊び・・・人対人の局面で。
どうしたらいいんだろう?
簡単なことなんだ。
メニューに「特上」を追加するんだ。
乱暴なことを言えば「特上」は実際に存在しなくてもいい。
ほんのちょっと「特上」もある、と思わせることができれば。
そうすれば、きっと「上」握りを注文してもらえる。
別にふざけたことが言いたい訳じゃないんだ。
俺はこんなにもちっぽけだって言いたいんだ。