しずかなる深淵に
あなたは、溶けてゆく
目の前の風景に溶けてゆく瞬間もあらば
あるありように、、触れた瞬間溶けてゆく瞬間もあり
それぞれが、それぞれに
あらゆる自身投射投影たりし
しんずいに、さも、触れ溶けこんだかのように
その瞬間には、時はとまり、なくなり、きえ
その瞬間にここはどこで、あなたはだれ？かのような
すべてがすべて
この、くうに、とけだしてゆくかのような
感覚へと、いざなわれし
それは、大局的にいえば
ある瞬間に、あるスイッチがはいり
あなたたりし宇宙に、あなたがもどりし瞬間とも
なし得ましょうか……
遠き、近き、なつかしき？かな？自身が自身とふれあう感覚と、いいますか
なんとなく、おもいだしてゆく感覚と、いわれましょうか………
ぴたっと、まさしく、用意されてたかのような、空いていた椅子に
おさまるかのようにありて、瞬間なだらかなる平地になり
とけだしてゆくかのような感覚になり
それにより、なだらかにさらに、なめらかに、平らけく
落ち着きさえ取り戻しけり……
あなたたりしおあしす平原は、、いつたりとて
戻れりし場であり
そして、、
それさえもが、、もしやあなたそのもの、、でしたとしましたら
いかがありましょうか………
あなたがとけだしてゆく、溶けこんでゆくオアシスあらば
あなたさえもが、
まるごとの自身を感じたありようとなしました
で、あられましょうか………
あなたがあなたにふれながら
あなたがあなたに陶酔してゆく
あなたが、あなたに包まれあんどに、、とけだしてゆく
それが、そのもの
あなたそのものたりし客観ありようで
ございましたで、あられましょうか………
あなたが、あなたを感じていた瞬間と、でも
あらわせましょうか………
そんな豊かなりしさなかで
ございましょうか………