川口はいいところよ・・  ようこそ新潟へ

新潟県中越地震震源地から今年で早や12年。そげ落ちた信濃川の河岸段丘の表土も自然の力で草木が戻りました。

プロ用は良い!       修行僧

2010-05-03 22:57:10 | 修行僧の独り言
 先日、菩提寺様のもみの木の伐採を見せていただいた。

高さ25mはありそうなもみの大木である。

そのまま倒したら、本堂を直撃してしまう。

 きこりさんは、たまたま知人で人生の大先輩でもあった。

7mの梯子は枝まで届かず、その上に4mの梯子を木に縛りつけ

て枝に移り、地上20m位まで登り、木を3分割して倒した。

 私はこのワザにすっかり魅了されてしまった。





 我家には、2反以上の杉林がある。20mを超える大木もある

が手入れはしていない。

 きこりさんの弟子にしてもらえるよう、枝打ちの練習をするこ

とにし、新たに小型のチェーンソーを買う計画をたてた。

 パンフレット見比べ、機種を選び注文した。





 ひょんなことで、関原ののこぎり屋さんに伺う機会があった。

杉の枝打ちはチェーンソーと考えていたが、足場もままならない

高所での作業ではチェーンソーが使えない枝もある。



 「うちは量販店には出していない。プロ用だから。」

見本ののこぎりを出してくれたが、なんと1万円。

 「半額にしといてやるよ。生産者だから。」

その言葉に、私は清水の舞台から飛び降りた。



 今日、そののこぎりを使ってみた。

すばらしい切れ味! プロ用はやっぱり違う。

 杉の枝打ちにチェーンソーは不要とさえ思えた。

 プロ用のチェーンソーを注文したことに後悔している。



 でも、プロ用という言葉には、ますます弱くなりそうである。




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