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東京大森のタイ料理店メーサイ

タイ料理レストランメーサイのオーナー、伊藤盛のブログです。

不公平な入管さん

2006年11月20日 | 独り言
入管というお役所。

こことは否応なしにおつき合いすることを余儀なくされ、すでに14年ほど。

タイ人と結婚したわけだから、まず配偶者を呼び寄せる手続き、ビザ更新、リエントリー、
オーバーステイで捕まった友人との面談、コックさんのワーキング・ビザ手続き、などなど・・

はじめは大手町の旧・入国管理局に行っていたが、そのうちに品川に金のかかった
豪勢な建物が出来て移転した。
俺、随分この建設費に貢献してるんじゃないかなーなんて(^^)
各種手続きに相当な印紙代使ってます、はい。

最近知り合った日本人女性、アメリカ人と結婚した方。
彼女と相手のアメリカ人男性の結婚ビザの話しになった。

・・国際結婚って、ビザ申請の時にわけのわからない書類ださせられるよね・・
  結婚に至るまでの経過・いきさつを出来るだけ詳しく書きなさい、なんて
  ふざけてるよなぁ。

「ええ~、そんなもの出しませんでしたよ。初めて聞きました。
 そんなの、プライバシー侵害じゃないですかぁ。」

・・出してない? てことは、まさか外国人の国籍によって提出書類を変えてるのか?
  つき合っていた時代のツーショット写真は出した?

「ぜーったい出してないですよ。 ひどいですねー」

結婚に至るまでのいきさつを詳しく書きなさいって書類。
あきらかに結婚手続きとは関係なく、意味の全くない、自分の恋愛話を
披露せよ、とさ。
これはタイ人と結婚した日本人達が、屈辱的な思いで情けないなぁ、と
思いつつ書いて出してきたはずのもの。

ツーショット写真は、赤の他人の入管になんでださにゃならんのだ、と
思いつつみんな出してきたはずのもの。

・・あーあ、アジア系をこんな形で差別してたのか。
相変わらず憂鬱な気分にさせてくれるよ、入管さん。





事の顛末

2006年11月12日 | タイという国
義父をひき逃げした犯人がタイ警察に捕まった。
結局、再度逃走して、やっと警察が動いて捕まった。
再逃走するまで居所がわかっていたのに、なんですぐに捕まえなかったかは、
やっぱりよくわからない・・(ほんとはなんとなくわかる)

・・という話しをカミさんから電話で昨日聞いた。
それも俺から、

「お父さんを轢いた奴、まだ捕まってないのか?」

と、聞いて始めてわかったこと。

・・・なんでわかったんなら、すぐに教えてくれなかったんだ?

ちょっと強めに抗議した。

「だって・・悲しい事だから忘れたいし、もう考えてもどうにもならないこと
 だからあなたにも話したくなかった。
 お父さんの事を考えると、涙でるから・・」

うーん、そう言われれば何も言えない。

捕まった犯人を雇っていた小さな会社の責任者が、カミさんの家にあやまりに来た。
ここに書くのも情けないほどの賠償金をもらって、それで終わりにした・・と
いう。
交渉も頑張れよ、と思ったが、暖簾に腕押し、しょせん日本にいる俺が騒いでも
どうにもならなかった。

一人で騒いで、空回りして、俺ってなんて役に立たないんだろう。

カミさんの家族の、あきらめの良さにも驚いた。
父親、配偶者を亡くしたショックももちろんあるだろうけど、戦い方を
探す努力ってしない。

しかし、俺だったらこうするだろう、ああするだろう、と考えてもそれが
はたしてタイの流儀の中でどうなんだろうか、と徒労感。

わけがわからない・・ほんとわけのわからない数ヶ月でした。

12月の頭には義父の葬儀後のタンブンがある。
これは俺は流石に行けない。年末にご挨拶するつもり。

年末にカミさんの実家に行っても、家の軒先で上半身裸で怒鳴っていた
義父はもういないわけだ。

・・どんなにうるさがられても、死んでから泣いてくれる家族がいたなら
そりゃあたいした人生だ。
改めて敬意を抱きつつ、合掌。



ぐるなび大学

2006年11月10日 | 独り言
メーサイの宣伝用に、ぐるなびのビギナー会員になっている。

http://r.gnavi.co.jp/a971200/

ぐるなびさんは本社でけっこうな回数の講習会をやっている。
講師も色々で面白そう。
今月、同業者の方が講師をやるらしいので、平日の昼だけど行ってみようかと思っている。

先週の日曜に、初歩的な講習会があったので、出かけてきた。
ぐるなびさん本社の講習用の部屋に、12人分ほどの席があり、名札がついていて
それぞれの席にノートパソコンがセッティングされてぐるなびのページにネットで
接続されっぱなしになっていた。

早めに行って、待っていると、結局来たのは私を入れて5人だけ。
あとは連絡無しで来ない。
うーん、無料講習とはいえ、こんなもんなの?
そういう業界なんだろうか。

来ていた人たちは全員、オーナーかオーナーシェフだった。
そうね・・休みの日に来るってのはオーナーでないと無理ですねぇ。

こうして読むと

2006年11月03日 | タイという国
以前連続もので書いた「タイのビザ退去」シリーズ、友人がまとめてくれていて、
それを久しぶりに読み返した。
http://forum.nifty.com/fworld/dunia/doc/thai_ma/

・・ふぅーーん・・自分の書いたものって読み返すことはあんまりないんだけど、
これ面白いじゃん(^^)

こうしてみると、あの頃の考え方からさっぱり成長していない。
もう46才になったのに、全然。
やばいんでないかい?