災害募金に関しての考察

ビルマ（ミャンマー）、そして中国と立て続けに大災害が発生し、毎日のニュースに映し出される悲惨な映像。なぜかご飯時の時間帯のニュースに流れるため、昼ごはんも夜ごはんもその映像を見ながら食べているので、被災者の皆さんに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、自分がとっても罪深い者になった気がしている今日この頃です。

かといって見ないわけにもいかないし、現実をしかと受け止める必要が私たちにはあるように感じます。ですが、実際問題として専門的なボランティア団体や医療団体、国際援助機関すら入国できない国に対して、一般庶民の私たちにできることはほとんどない。せめて、弱い人貧しい人たちが軍政や一党独裁暴力政権などに虐げられていることを忘れず、この災害が過去のことになっても声を上げ続けることはしたいと思うのです。絶対にです。

そこで、せめて「募金」ということになります。

ですが、その募金が果たして正しく使ってもらえる保障はあるのでしょうか…。ビルマ（ミャンマー）は論外すぎてどうしていいかわかりません。赤十字にお金を預ける以外の選択肢が見つかりませんでした。一方、中国に関しても日本赤十字を通して募金するのが最良の方法のように見えますが、実は中国赤十字の腐敗はとてつもなく酷いらしく、赤十字経由とは言え確実な募金にならないようです。

赤十字ですら腐敗している中国は、ホントにどうしたものか…。

で、私の提案なんですけど、ただこれには異論もあるでしょうから私のひとりごとと思っていただいても結構です。スルーしてください。なるほどね、と思ってくれる人だけご検討いただければ幸いです。

私はここ数ヶ月、ひたすらフリーチベット活動をしてます。当然、今回の大地震でのチベット人が多くいる居住区のことが心配ですが、マスコミすら入れない地域ですから、現在どうなっているかまったくわかりません。おそらく、救出活動もされず、救援物資も届かない、完全に差別された状態であると思われます。中国という国のやることなんて大体想像できますからね。ですからせめて信頼できるルートで、募金を届けて欲しいと思ってましたが、5/20付けでようやく以下の告知が「ダライラマ法王日本代表部事務所」にアップされました。私はココに募金をしたいと思います。貧しく虐げられている人の元にせめて届けたいと思ったのが私の動機です。



ダライラマ法王日本代表部事務所／ニュースリリース



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四川省大地震緊急支援のための募金活動にご協力ください

2008年5月20日　ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

5月１２日に中国四川省を襲った大地震により、多くの人々が亡くなり、さらに多くの負傷者がでて甚大な被害があったことを知り、衝撃を受けています。中国のこの国家的な惨事に際して、わたしたちは、兄弟姉妹である中国の人々に思いを馳せ、この衝撃と困難からできるだけ早く回復できるよう祈ります。

インドのダラムサラの中心的な寺院で、ダライ・ラマ法王をはじめ、多くの僧侶と一般チベット人がこの地震で突然の死を迎えた人々のために、特別な法要も行っております。

震源地であるアバ地区のチベット人の現状に関する情報は殆どありませんが、今なお避難所生活を余儀なくせられている方々も大勢いらっしゃいます。私たちに何かできることはないかと、緊急支援のための募金活動を始めました。皆様からお寄せいただいた募金をインド北部のダラムサラにあるチベット中央行政府（Central Tibetan Administration, H.P India）の指導下、中国関係者に贈呈いたします。これに関する詳しい内容は後日ご報告いたします。募金活動概要は下記の通りでございます。

皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

募集期間：２００８年５月２０日～７月３１日
振込み先：三菱東京UFJ銀行　新宿通支店　（店番　０５０）
口座種類：普通預金
口座番号：０００１６７４
口座名義：四川省地震募金

平成２０年５月２０日

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
代表：ラクパ・ツォコ
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ご協力いただける方に感謝いたします。

少しでも早く、愚かな政府や政治家を退治し、たとえ貧しくてもなんでも、少なくとも自由な生活のできる国を、その国の国民の手に戻さなければなりません。それまでは、こんな方法でしかアピールできません。大変もどかしい思いです。多くの虐げられた国民の上でふんぞり返る愚かな為政者に天罰が下りますように。

そしてとにかく、目指すべきものは、

らぶ、あんど、ぴーす