草食系日本人が思うこと

あの、実はベジタリアンなので草食系と…、適当すぎてスイマセン。でもほら草食恐竜でも強いヤツいたでしょ? トリケラ…

12/6フリーチベットデモ+12/7モンゴルナイト

2008年12月09日 00時21分09秒 | チベる


12/6はチベット交流会主催のデモに参加しました。主催側で事前の告知をあえて抑え目にしていたという話でしたので、結果としてはとても小規模なものになりましたが、カルデンさんやドルマさんの魂の叫びも聞けたし、また善光寺から若麻績敬史住職もいらっしゃって、とても心に響くお話をいただくことができた。




話はちょっと変わるが、私は、多くの人がそうかもしれないが、初デモが幸か不幸か4/26の長野聖火大戦争であるw

あの時、デモ出発直前の善光寺での特別法要後、カルデンさんと若麻績住職の短い交流を目の前で見た。カルデンさんは若麻績住職に法要をあげていただいたことの感謝を述べ、若麻績住職はカルデンさんたちチベタンに「大変なご苦労をなさってきたのに、魂を清く美しいままに保ってきたのは本当に素晴らしいことで…」みたいな感じのことを語り、その苦労をねぎらってました。この時のチベタンたちの涙は、私や多くのサポーターたちの最大のモチベーションになっています。もしかしたら今でもそれが継続しているのかもしれません。私だって今思い出しただけでも涙が出ます。



ですから、この二人がいるデモは、日本におけるチベットサポーターのとても大切な儀式のようなものです。



だから、ということでもないのかもしれませんが、12/6のデモに参加した人のブログやミクシィコミュのコメントを読むと、心が震えた、涙が出た、という文字を目にしますが、これはやはり当然のことなのでしょう。

私たちが叫ぶ「フリーチベット」と、カルデンさんやドルマさんの叫ぶ「freetibet」はそもそも同じではない。彼らの「freetibet」の後ろには、半世紀にわたって弾圧され続けているチベットの人たちの願い、そして百万人を越える弾圧の犠牲者の魂がそこに宿る。そりゃあ、涙だって自然と出ます。

新宿の沿道をあるく人々のなんとも怪訝な目、同じ日本人なのに急に別の民族の中に落とされたような疎外感。一方でチベタンたちの魂の叫び、泣けてくる。そして思う、日本人は長い間、平和というあやうい安定感にあぐらをかいて、それがたまたまなのにもかかわらず、未来永劫にわたって継続すると勘違いしている。チベットのことなんかより、今日の買い物、今日の食事。命のキケンとか考えたこともないのだろう。

私たち日本人は、自分たちのチカラで勝ち取った平和ではないから、こんなにも横柄なのだろうか。平和は当たり前に存在するものではない。維持するための戦いは、現実に存在する。それはチベットのみならず、世界中どこの国にも共通するはずだが、世界中で一番勘違いしているのが日本人だという気がするのです。

武士道における「義」「勇」「仁」「礼」「誠」「名誉」「忠義」はどこに行ってしまったのだろうか。今年はこれらのことをいつも考えているような気がする。

これを読んでいるごくごく一般の人たちも一度フリチベなデモに参加してみてはどうだろうか。車道から歩道を見ると、同じ日本人なのにとても同じ民族とは思えない独特の距離感を味わえますよ。


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12/7はモンゴルナイトというイベントに参加してみた。

以前から行こう行こうと思っていたHRさんのお店だったので、昼間に仕事をちゃっちゃとやっつけてw 電車に乗って行きました。HRさんは以前75デモの時にモンゴルの支援をしてらっしゃる方と簡単に紹介していただいただけだったので、一度ちゃんと話してみたいと思っていたのでちょうどよい機会でした。

モンゴルの人の歌も聞けたし、チベタンの歌も聞けたし、知った顔も大勢いて楽しいイベントでした。

イベント、というより、活動家の二次会みたいなw シュプレヒコールが出なかったのが不思議でしたw

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2 コメント

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Unknown (たろー)
2008-12-09 23:54:38
まさに、6日のデモは若麻績さんがいることで、新たな意味を付与されていたと思います。

若麻績さんが上京されたのは偶然とはいえ、内容の濃いデモとなりましたね。
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たろさんへ (べじすぴえこちべ)
2008-12-10 02:16:32
とても象徴的な出来事でしたね。来年は必ず善光寺に行きたいです。自由チベットの丘が我々を待っているような気がしますw
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