食わず嫌いはやめよう。

自分のすぐ前に座っている社員の人がいる。
おそらく40代。
パソコン越しにその人はいるわけだけど、普段、ムスッとしていて話し掛けづらい雰囲気を醸し出している。
ひょんなことから今日その人に休憩に誘われて一緒にコーヒーを飲みながら話をした。
話の主導権は終始相手側にあり、内容は今の会社の問題点が大半だった。
システム同士が連携していない、データベースの設計がパフォーマンスを悪くしている、レスポンスが悪いSQLは悪だ、こんなことを熱く語っていた。
僕にも分かるように話してくれていたと思う。

前にこんなことがあった。
その人が以前商談をしたSIerだかベンダーさんと電話をしていて、「この前話してみて、そちらの担当者には仕事は任せられそうにない感触だった」とか平気で言ってたのだ。
うわ、はっきり言うな～なんて思っていたわけ。
社内の社員にもズバッと言う人だけど、今日話してみた感じ、技術力が本当に高い人だと思った。
これまで数百人を抱えたプロジェクトに参加していて大企業と仕事をやってきたというその人は、持ちうるノウハウなんかを自慢気に話すわけでもないし、偉そうな態度を取るわけでもないし、おごぶることもないし。
できる人ってこういう人だなといういい見本。

それと、普段のイメージからは想像できないくらい笑うし、話してみて分かることってあると思いましたよ。
食わず嫌いはよくないですね。
今までイメージが先行し過ぎて自分の勝手な想像ばかりで申し訳なく思った。
おれは小さい人間だ(>_<)


会社にはたくさん魅力的な人がいて、それに刺激を受けて「自分もやらなきゃ！」と思わせるいい空間があると思う。
がんばらなきゃ。