太田という地で。

僕は高校を卒業してから群馬の太田市に来た。
地元も群馬だけど、長野に近い甘楽町という所なので栃木県にほど近い太田市に来るという機会は以前からあまりなかった。
だけどひょんなことで太田市に来て９年ほどになる。第二の故郷と言ってもいい。人生の３分の１を太田で過ごしたことになる。

太田に来て、自分の夢を目指して学校へ行き、時間もそこそこあったのと親の負担を少しでも軽くしようと駅前でバイトをしていた。
今はなくなっちゃったけど、ユニーという店の食品レジでバイトをしていた。
そこで多くのバイトやパートさん、店員と知り合った。個性あるお客さんとも知り合った。
バイトはほとんど休まず勉強と両立できていたと思う。本当に充実していたと思う。

それから社会人になって太田市内の会社で６年４ヶ月働いた。
そしてこの度転職をし、多くの人と出会い学んだ地太田から離れることになった。


次は高崎。やっぱり群馬ｗ これでも群馬が大好きな人間なのです。

おかげで太田には知り合いができたので高崎に行っても訪れたいと思っている。
そこに住む人もいれば、うまいラーメン屋があるし、なにより太田という街が好きだからだ。

今週末の引っ越しにあたり、スーパーで段ボールをもらってきた。
いよいよ「太田から離れる」実感がしてきた。
寂しさが大きい。

段ボールに荷物を詰め、部屋から出される荷物と少しずつ物がなくなってガランとなった部屋を見ると何を思うんだ自分。
引っ越しは親が手伝いに来てくれるけど、親の前で泣いたりするのかなぁ。