バレー気ちがいの部屋

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準備力

2011年09月15日 | Weblog
 二宮清純氏は、これからのリーダーには『準備力』が必要だと述べられていました。サッカーワールドカップ南アフリカ大会で、日本はON-TARGET率(シュートでゴールの枠をとらえた率)で世界一となりました。初めてワールドカップに出たフランス大会では20%で最下位でしたが、この大会では60%近くにまで跳ね上がりました。選手の技術が向上したのは確かですが、わずか10数年でトップになったのには大きな秘密がありました。
 ワールドカップ試合球が発表されるや否や、日本はJリーグですぐ使用しました。他国のリーグは、メーカーとの契約の関係から使用ができなかったり送れた関係で後手に回ってしまいました。いち早く対応したところに日本サッカーの躍進が見られます。
 北京オリンピックでは、ソフトボールが見事金メダルを獲得しました。斉藤春香監督らスタッフは、事前の下調べを徹底して行い成果を挙げました。その中で最も素晴らしかったことは、選手全員にサングラスを着用させたことでした。球場の照明がやけに眩しかったために、大会直前に日本のメーカーに頼んで特注のサングラスを用意したそうです。結局、上野投手の踏ん張りと野手の鉄壁の守りが勝利を呼びましたが、しっかりとした準備があったからだと二宮氏は述べていました。
 
 私自身、大会に臨む前にしっかりした準備ができているかと尋ねられると頭を覆うしかありません。特に、全国大会については反省しきりです。気持ちのどこかに、“甘さ”があるからだと思います。
ソフトボール監督の斉藤さんは、「何が何でも勝たなければ、帰る場所がなくなる。勝てば認められ、負けて帰ればリストラの対象になってしまう。」ということを言っていたそうです。過剰な危機感は禁物だと思いますが、勝利に向けての必死さには脱帽です。
大なり小なり、色々な事柄や場面において、しっかりと準備してから臨むことの大切さを痛感しています。それには、もっと幅広い周辺視野と予知する心の余裕(ゆとり)が肝心だなと思いました。
 

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