数か月前にTwitterの若いフォロワーさん(おそらく20歳台?)から「レトロフリークを買うか、Switchライトを購入するのか迷っている」という旨のDMが届きました。
このフォロワーさんとはその以前に「おじさんからファミコン本体とソフトをいっぱいもらったのでオススメのゲームを教えてほしい」というDMをいただいたことがあり、その時は『スーパーマリオブラザーズ』をオススメしたのですが、以来そのフォロワーさんはすっかりファミコンにハマってしまったそうです。
そこでレトロフリークの購入を検討し始めたとのこと。ただ、レトロフリークが品薄により定価以上の価格で売り出されているためにレトロフリークを諦めてSwitchライトにしようか悩んでいたのでした。
その相談に対してワタクシは以下のように回答しました。
「レトロフリークかSwitchLightか悩ましいですね。ワタクシが同じ立場ならひとまずSwitchLight…いや普通のSwitch買いますね~。
ご存じかもしれませんが、Switchオンラインではレトロフリークの対応していないN64も含めてかなりのレトロゲームが遊べますね。おそらくこれからラインナップもさらに増えていくと思います。
レトロフリークはレトロゲームをすでに何百本も持っていないと持て余してしまうと思いますよ。
機能的に(クイックセーブ&ロードなど)レトロフリークとSwitchオンラインは似ているところが多いのでSwitchオンラインを使う前提で普通のSwitchが良いのでは?って思うのです。
普通のSwitchも3万以上しますけど、持っていてよかったと思うことの方が多いですね~。」
つまり、レトロフリークよりもSwitch、しかも通常のSwitchをオススメしたワケです。
レトロフリークは数多くのハードのカートリッジを使うことができるうえにゲームデータそのものを本体(または別売りのSDカード)に保存できる機能があり、すでにカセットを多数所持している人にはカートリッジの交換という煩わしい手続きを省けるのでとても重宝されています。
またクイック&セーブなどの便利機能もかつてクリアを諦めたゲームに再挑戦するオジサンたちの強い味方になっています。
ただ上の回答メッセージにも書いた通りレトロゲームの道を歩み始めたばかりの人にレトロフリークは性能を持て余すことになると思うのです。
レトロフリークを使うには実物のカートリッジを集めることが必要になってきますが、そのためには資金と収納スペースが必要となってきます。
すでにコレクターとして多数のソフトを持っているならいざ知らず、これから集めるとなると大変です。
最近はレトロゲームのカートリッジの中古価格が上昇しているためにお財布を圧迫することになりかねません。
それに比べてSwitchの場合はレトロゲームが遊び放題のオンラインサービス(追加パック付き)に月々お金を支払う必要があるものの配信されているタイトルやその数を考えるとかなりコスパの良いサービスを提供しています。
この画像のプランであっても月々409円ならばカートリッジを買いあさるよりもはるかにコスパが良いでしょう。
ファミコン、スーパーファミコン、メガドライブそしてレトロフリークでは対応していないN64のソフトも遊べるこのサービスはレトロゲーマーでなくとも魅力的ではないでしょうか?
また、オンラインサービスの他にも『ナムコットコレクション』、『ロックマン クラシックス コレクション』、『SEGA AGES』シリーズなど有料ですが実物のカートリッジを買うよりコスパよくレトロゲームを遊ぶことのできる商品もあり、それらを遊び尽くしてからレトロフリークに移行しても全然遅くはないと思うのです。
そういう意味でワタクシはSwitchをオススメしました。しかもTVにつないで遊ぶこともできる通常のタイプをです。
レトロゲーマーとしてはSwitchライトの小さな画面より大モニターでレトロゲームを遊んで欲しいですからね~。
そんなこんなでワタクシは声を大にして言いたい「レトロゲームビギナーはSwitchから攻めよ!」と。
ということで今回はここまで、次回乞うご期待!
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