今日は６７年前、長崎に原爆が落とされた日です。

今日は６７年前、長崎に原爆が落とされた日です。

オリンピックや高校野球が盛り上がっているので影に隠れていますが、日本人、いや人類が絶対忘れてはいけない日です。

アメリカでは「原爆投下は戦争を終わらせるために必要だった」という論調がありますが、あれは間違った認識です。

とくに長崎への原爆投下以前に日本政府は終戦にむけて動いています。むしろアメリカは２発目の原爆を使いたくて日本の終戦交渉の打診を引き伸ばしたりしています。

これも原爆の威力をソ連に見せつけるために・・・・。

広島の原爆投下についても「日本政府がポツダム宣言を黙殺したから落とした」という話もありますが、これも間違っています。マンハッタン計画指揮官のグローブズ准将の作成した原爆投下命令書によって「日本政府がポツダム宣言を黙殺する」以前から原爆投下は決まっていたのです。

つまりアメリカはただ勝利するだけではなくどうソ連よりも優位な形で勝利するのかという戦略のために広島・長崎に原爆を投下したのです。

かなり簡単に書きましたが、歴史的事実から見れば”戦争を終わらせるだけなら原爆は不要”だったことは明白なのですが、こういう話が表に全然出てこないのはなんでしょう？学校でも教えないのはなぜでしょう？憲法９条があり戦争を放棄した日本。だから戦争は過去のもので全く関係ないというのでしょうか？

とにかくマスコミや学校が正しく戦争を伝えないなら自分から進んで学ぶしかありません。戦争について知ってください。そして考えてください。本当の平和にものはなんであるか？