ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

いつも心にコアドリル-劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇(2008)-

2008-12-01 07:20:26 | ロボットアニメ系
先日のダメブログ大変申し訳ございませんでした。

本当はね先日観てまいりました劇場版「天元突破グレンラガン 紅蓮篇」を「ロボットアニメ向上計画」の栄えある第一弾として紹介しようと思っていたワケなんですが、な~んか巧く書けないまま時間だけが過ぎて・・・・

って言い訳はこのくらいにしときましょ。

では張り切って劇場版「天元突破グレンラガン 紅蓮篇」をご紹介!

まず、「天元突破グレンラガン」は2007年に全27話(総集編含む)でTV放送されたアニメです。

かつてのスポ根や熱血ロボよろしく、そのアツいストーリーは多くのアニメファンを魅了しました。

それにしょこたんの歌う主題歌「空色デイズ」はヒットしましたね。

今回の劇場版はこのTVシリーズ4部構成のうちの、第一部から四天王を全員倒すところまでを再構成して作られています。

な~んだ、TV版の総集編じゃん!って思ってませんか?

確かにストーリーの基本的な流れはTV版と同じですし、TV版の映像も多用して構成してありますので、そういう見方もできます。

でも随所に新作の映像を入れ込んでいますし、終盤の展開はかなり内容を変えてきてますので、単純に「総集編」ともいえないデキになっています。

話を知っていても十分に楽しめますよ。

ではでは簡単にあらすじを


人間たちが地下に暮らす世界。地上があることも知らずに日々を暮らしている世界。

ジーハ村に住むシモンとその兄貴分のカミナはずっと地下暮らし。

村の暮らしに飽き飽きしていたカミナは「グレン団」を名乗りいつも村で大騒ぎ。

かつてカミナは父親と地上を見てきた過去を持つ、そのために地上への特別な思いがあった。

一方弟分のシモンは穴を掘ることが得意で村長も一目を置く存在だが、内気で気弱。

豪快な性格の”アニキ”カミナを慕っていた。

シモンはいつもの穴掘り中に大きな”顔”に手足のくっついた小型のロボットを発見。

それをカミナに見せようとしたとき、突然村の天井が崩れ、巨大な”顔”に手足のくっついた「ガンメン」とそれを戦う少女・ヨーコが落ちてきた。

シモンはカミナが勝手に「ラガン」と名づけた先刻の小型ロボットに乗り込み、「ガンメン」を撃破、そして村での生活に別れを告げ、地上での新しい生活に身を投じるのであった。

しかし、地上は「ガンメン」たちが人間たちを襲う地獄でもあった。

シモンとカミナたちは「ガンメン」たちから地上を取り戻すために戦いを挑むのであった・・・。


で、グレンラガンってはカミナが途中で敵から奪った「グレン」という「ガンメン」とシモンの「ラガン」が合体して完成する合体ロボットのことです。

顔の部分が「ラガン」で体の部分が「グレン」という構成で、名前も「グレンラガン」ってそのままですね~。

とにかく前半は主人公「シモン」ではなく、「カミナ」中心の構成というのはTV版と同じですね。

カミナというキャラは、なんでも「気合」で乗り切れると思っていて、最初のガンメン戦で啖呵をきって生身で戦いを挑んだり、敵「ガンメン」を”気に入って”奪ったり、とにかく「豪快でムチャクチャ」なキャラです。

思考して行動することがなく始終勢いで物事を押し進めます。

それから弟分のシモンのことを常に気にかけていて、ことあるごとに弱気になるシモンを鼓舞し、いつも奮い立たせるのです。

「シモン、お前が信じるお前じゃねぇ、オレが信じるお前を信じろ!」はその代表的なセリフです。

つまり、「お前ができる男だってことはオレが保障してやる」って言ってるワケですね。

こんなカミナは一言でいえば「漢(おとこ)」。さらにいえば「熱血漢」です。

でもそれが”カミナのアニキ”の最大の魅力といえます。

劇中でもそんなカミナの元に人が集まり、「大グレン団」という抵抗勢力を結成するにいたります。

しかし、物語はとても残酷な方向で続いていくのですが、これ以上はネタバレになりますので書けません。

気になる方は劇場に行っていただくか、TV版をレンタルでもしてご覧ください。


それにしても12話分ぐらいを3時間くらいに圧縮するためにかなりのエピソードが削られる結果になっていますが、特に4から6話分はダイジェスト風に編集されていますので、あまり構成にムリを感じませんでした。

TV版を観ているとカミナが主人公って錯覚しそうですが、この速度感ならあまりそれもありませんので、劇場版の方がいいかも?とも思ってしまいました。

ホント、カミナが強烈すぎてどうやってシモンが乗り越えるのかって部分が気になってしかたなかったんですが、アニキキャラの宿命は乗り越えられないものです。

それからシモンが終盤に覚醒するんですが(主人公としても漢としても)、その時の演出はTV版よりグレードアップしててよかったです。

気がついたら少し泣いてました。

ニア(ってキャラが出てくるんです!)に「迎えに来たよ、おいで!」とシモンが叫んだ後のニアの「わぁ・・・」というリアクションがよすぎます。

ここらの描写はなんか「ラピュタ」を思い出します(まぁたぶん意識的にやってるとおもいますが・・・)。

あぁ、本当はもっと書きたいことあるんですが今回はこれくらいにしておきます。

少しでもこのアニメのよさが伝わっていれば幸いですが・・・。

ちょっと不安なんでネットで見つけた劇場版の予告を貼り付けておきます。

劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇 予告編


では第二段も乞うご期待。

追記:螺厳篇も見てきました。感想も書きましたので読んで頂戴よ。

で、螺厳篇の感想にあわせてこの記事のタイトルも変えました。

内容が全然変えてないですけどね(2009/05/06)。





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