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先日、読売新聞紙上で九州の久留米かどこかの読者の投書があった。その内容は学校の校庭にカタルパという樹木があり、びっしり白い花が咲いた。それが爛漫と咲いたという。非常に思い入れが強い内容であった。明治時代に、この樹木は同志社大学の創立者の新島襄がアメリカから持参して各地に配ったという由縁があるそうだ。
わたしの散歩コースには、住宅地傍に植木屋の植木溜めがあり珍しい樹木がぎっしりである。この間ここでこのカタルパの満開に出くわした。その遠望する画像を以下にアップする。
身近にも調べてみた。
Catalpa bignonioides :ノウゼンカズラ科キササゲ属。北米東南部の原産。落葉広葉樹。和名はアメリカキササゲ。漢名では木大角豆。喬木。
カタルパなどと音節的に馴染めにくいが、このラテン語表示で日常は言い交されているらしいが、実は日本では公共の場、特に学校に多くある。このキササゲはみんなアメリカキササゲではないかと思われる。この樹木は桐の葉に似て、果実は数10センチにもなり細長くぶら下がる。
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