ある「世捨て人」のたわごと

「歌声列車IN房総半島横断鉄道」の夢を見続けている男・・・ 私の残された時間の使い方など

素人サンドイッチマン・・・2006年の活動の思い出

2016年03月18日 | 好きな歌

 いちうたグループ」とは、下記の音楽活動の総称です。

いちはら歌声を楽しむ会) (公民館活動) 2006年1月29~(現在も活動中)
歌声列車IN小湊鉄道 (自主活動) 2009年6月21日~(現在も開催中)
昭和の歌をうたう会 (自主活動)
 会場:イトーヨーカドー五井店・2008年4月2日~2010年2月17日(第46
回)
 会場変更→サンプラザ市原・2010年6月2日(第47回)~現在も開催中

活動を始めたのはいちはら歌声を楽しむ会)からでした。でも会員ゼロから始めるのだから参加者を募集しなければなりません。

そこで考えたのが「素人サンドイッチマン」の演出でした。

(1)ポスターを肩に掛けて歩く

会場は市原市の五井公民館を借りることは出来た。
次は参加者を募集しなければならない。

地域情報紙の無料掲載サービスコーナーに、会員募集のPR文を掲載して頂いたり、掲示用のポスターを作ることもやった。

プログラムは開催の当日でも作れるが、問題はポスターの作成だ。

市販のポスター・デザイン集を買って検討するのだが、思うようなサンプルがない。
製作に当たっては友人の天野(あまの)さんのお世話にもなった。
田川さんも、自宅で試作原稿を何枚も作ってくれた。


やっとのことで出来上がった作品を、専門店でA3版に拡大してもらい、透明ビニール・ケースに入れ、紐で肩に掛けて「素人サンドイッチマン」を演出した。 

「素人サンドイッチマン」姿で家を出る。五井駅前から国道に向かう道路(吹き上げ通り)を歩き、アピタ市原店(スーパー)に到着。 

店内の1階を回り、2階のフロアも一回りする。
たまたま、店長さんらしい方に呼び止められ、「店内で客引きを絶対にやらないで下さい・・・」と釘をさされた。
顔見知りの店員さんからは、励ましの声をかけて頂き、嬉しかった。

ジロジロと視線を感じるが、恥ずかしい気持ちは、さらさらなかった。

目と目が合った人にはお辞儀をしたり、お話もするので、アピタの店内で2時間位過ごしたこともあった。

アピタ市原店の地図・・・をクリックして下さい。
http://yahoo.jp/KQiI2N   千葉県市原市青柳北1丁目

 

店内を一巡すると、次の目的であるイトーヨーカドー市原店へと向かう。

ここでは、馴染みの店員さんも多いので、誰からも注意されずに歩き回ることができた。
ニコニコ顔でテツを応援して下さった店員さんもおられた。 


 

(2)五井駅の橋上通路で

JR五井駅付近でも「素人サンドイッチマン」を演じた。

いつもの格好で住まいを出発し、JR五井駅に向かい、線路上の通路に立った。
通路の下には、同駅のホームと小湊鉄道五井駅ホーム、そして小湊鉄道の操車場がある。五井で一番にぎやかな場所だろう。

ポスターを硬質ビニールケースに入れて、橋上の通路の欄干に立てかける。

到着した列車から降りた人たちが近づくと、やおらハーモニカを口にくわえて、童謡などを吹く。

見て見ぬ振りをして通り過ぎる通行人もあるが、ポスターとテツを交互に見て行く人の方が多かった。

声をかけたり、質問される方もいた。
歌声喫茶「ともしび」に行ったことを、懐かしげに話された方も何人かおられた。


近くのコーヒーショップでご馳走して下さった方もあった。
「必ず行くよ」と約束されたが、ついぞ、今に至るまで、その方にはお目にかかったことがない。

【写真の説明】
ご覧の写真が五井駅の「橋上通路」だ。その下に小湊鉄道のホームと操車場がある。左の方(小湊線の気動車の向こう側)に、JRホームが見える。

 

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五井駅の橋上通路とは、下の地図で、ピンク色になっている部分で、「東口」と「西口」とを結んでいる箇所(地図では左上から右下に向かっている)のことです。

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ポスターを掲示する

アピタやイトーヨーカドーの店内を回ったのは、数日続けたと思う。

もう、誰からも店の中を歩き回ってはダメだとはいわれなくなった。
ご苦労様・頑張ってね・偉いわね、などと励ましてくれた店員さんも多かった。

さて、素人サンドイッチマン姿で街を歩き回るのもいいけれど、人目に留まるのは一時(いっとき)だけである。
「サンドイッチマンが背負っていた看板は、何の宣伝だったのだろう」と考えても、思い出せないこともあるのではないだろうか。

サンドイッチマンは移動してしまうので、多くの人の記憶に残るようにするには、手っ取り早い宣伝の方法として宣伝文句を書いた紙を、電柱や通行人の目を引く場所に張り紙することである。
しかも、一枚でも多く掲示することだ。

テツは大分前のことになるが、電柱に張り紙をしたことがある。
紙と糊と刷毛を持って出かけ、目ぼしい場所に糊付けして帰るのだった。


ニ三日過ぎた頃、電話が掛かってきた。「張り紙は違法だから、直ぐにはがして下さい」と言われた。
貼るのは比較的楽な作業でも、乾きかけた紙を剥がすのは大変なことである。

何日もかけて剥がす作業をしたある日、天気が一変し雨の日になり、何日か続いた。
あの張り紙は、その後、どうなったか確認はしていない。


そのような苦い経験があるので、電柱などに張り紙をすることは、やらなかった。

人の目に付く場所といえば、駅だろう。
JR五井駅で相談すると、駅が管理している掲示板と市原市役所の土木課が管理しているものが同じ場所に、並んで一つずつあるという。

五井駅管理のる掲示板は、すでに何枚もポスターが貼られていた。貼られていた他のポスターの画鋲を外して張替え、やっと一枚を貼れるスペースを確保して帰った。

八幡宿駅と姉ヶ崎駅でも様子は同じだった。

次に、市役所の土木課に行き、ポスターの隅に掲示許可のゴム印を押して貰うのだが、一つの駅に1枚のポスターだけの許可だった。
つまり、市内三駅(八幡宿・五井・姉ヶ崎)の各駅が管理する場所と、同じ駅でも土木課管理の場所に1枚ずつの掲示が許可された。

土木課が管理する掲示板には、課の職員さんが貼って下さったので、その点は助かった。

各公民館とサンプラザ市原にも掲示をお願いすることが出来た。 

 


 

(3)「いちはら歌声を楽しむ会」の開催

 

公民館で行う行事を、このように名付けた。いちはら歌声を楽しむ会) 

初日:2006/1/29

 


さて、初日(2006/1/29)は、曇り空で寒かったと記憶している。

田川さん(音大ピアノ科卒)はピアノに向かって何か弾いていた。しかし、だれも来なかった。
二人でリハーサルのように歌って過ごした。

 

同じようなことが何回か続いた。

 

ある日のこと、田川さんとの話:

「だれも来てくれそうもないね、せっかく考えたけれど、参加者がないのでは、お手上げだ」
「次の日まで待っても、誰も来なかったら、諦めて活動をやめようか・・・」などと、話し合った。

 

次の開催日も、参加者の姿もなく、もうすっかり諦めて帰り支度を始めていた頃、突然、視聴覚室のドアが、外側から開けられた。

 

「八幡宿駅に張ってあるポスターを見て来ました・・・」
きちんとネクタイをした背広姿の方だった。

 

その日は、この方と田川さん、それにテツと、たった三人の参加で、その方の好きな歌をうたった。

あの時の嬉しかったことを、今でも覚えている。

 

そして、次の開催日には、友達と一緒に来たという二人が来られ、更に5人と、参加者が次第に増えてきた。

 

あの時、会場利用の申し込みを取り消してしまっていたら、今日の「いちうたグループ」の誕生はなかっただろう。

 

間もなく、田川さんは四街道にある「キリスト短大(現在・廃校)」の都合で、協力頂けなくなった。再びテツ一人で伴奏も司会もやることとなった。

 

(2) 参加費・楽譜・歌集

 

現在の「いちはら歌声を楽しむ会」は会員制で1回500円である。

 

当初は参加費無料で行った。会場も無料で借りることが出来た。

 

その後、登録サークルと認定され、会則の制定を指示され、公民館からお借りしたサンプルに似せて、会則を作った。

 

いつごろだったか記憶にないのだが、会場の使用が有料になった。

 

使用料はテツが全額負担していた。しかし、いろいろな経費が掛かるので、参加者と相談の結果、会費を頂くことになった。
会費を決めたことが理由で、参加されなくなった方もいる。

さて、歌う曲は、「ともしび歌集」を注文(テツの負担)して、参加者にお貸しした。

困るのは伴奏楽譜がないことだった。テツが外出する度に楽器店に立ち寄り、買ったり注文をした。

 

欲しい楽譜は、思うままに買ったので、出費も多かった。

 

3. 協力者あらわる

 

(1)笑レクさんとの出逢い

 

上述のように、テツは市原市五井にある市営住宅に住んでいた。

ある日、五井地区担当の民生員さんが来られた。

 

市原市社会福祉協議会五井支部の主催で、高齢者のための昼食会を、毎月一回、五井公民館で行っているとのこと。

 

その席上で、余興としてアコーディオンを弾いてくれないかと相談があった。ボランティアとしてだ。

 

当日、何曲か演奏をしたが、歌の伴奏ではなかったと思う。

 

その時の、司会者と挨拶を交わしたことがきっかけで、次回の「いちはら歌声を楽しむ会」に来て下さる事になった。

 

この方が、清水厚史さん(現在「いちうたグループ」の司会・代表者の笑レクさん)である。

 

笑レクさんの知人、安藤清彦さんも参加された。「いちうたグループ」の協力者となった。

 

そのようなこともあって、次第に参加数がふえてきた。

 

(2)馬着さんの協力

 

ある時、電話があった。「ボランティアで伴奏をさせてください・・・・。」
電話の主は音大ピアノ科を出られた「小湊鉄道ぶらり旅」の作者(馬着さん)だった。

 

馬着さんの協力のおかげで、楽しく会を運営することが出来た。

 

市原園でのボランティア活動も馬着さんのご紹介だった。

 

(3)柳春雄さんの参加

 

ある日、柳さんが来られた。

 

柳さんが師事している方が、りゅうよしこさん(プロ・シャンソン歌手)で、紹介もして下さった。

 

また、徳永馨先生(徳さん)も紹介して下さった。

 

後日、りゅう先生と徳永先生が「昭和の歌をうたう会」でご協力頂くことになる。

 


 活動の思い出

1 ユー・アイ久楽部 (ボランティア活動)
 2001年10月10日~2010年6月8日 (病気のため休会・通算234回)

2 いちはら歌声を楽しむ会) (公民館活動) 2006年1月29~(現在も活動中)
3 歌声列車IN小湊鉄道 (自主活動) 2009年6月21日~(現在も開催中)
4 昭和の歌をうたう会 (自主活動)
 会場:イトーヨーカドー五井店・2008年4月2日~2010年2月17日(第46
回)
 会場変更→サンプラザ市原・2010年6月2日(第47回)~現在も開催中
5 青柳園および市原園 (ボランティア活動) 記録紛失
 


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