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【日本の疲弊-69】近衛文麿 : 国際金融資本&共産主義者達

2024年04月08日 | 日本の経済

【近衛文麿1891-1945】----(第34、38、39代総理)

    

・後陽成天皇1571-1617
   ┣後水尾天皇--□--□--昭和天皇--明仁上皇1933- 
   ┗近衛信尋 --□--□--近衛篤麿 
  ┏━━━━━━━━━━━┛
 近衛文麿1891-1945:服毒自殺?
  ┃【近衛文麿の歴史年表】
  ┃・五摂家 近衛家第30代当主
  ┃・1912:東大文学部哲学科に進み、後に川上肇(京大の共産主義者、資本論に傾倒、逮捕、投獄)に学ぶ
  ┃・1913:京都では西園寺家(近衛家より格下)と懇意
  ┃・1919:パリ講和会議では西園寺公望に随行
  ┃
  ┃・太平洋問題調査会IPR@1925 
  ┃ Insutitute of Pacific Relations
  ┃ ~純粋な平和裏な問題解決調査で始まる:初期メンバは新渡戸稲造1862-1933
  ┃ FBIによる潜入捜査記録ではロックフェラー財団による支援で反米と断定
  ┃ 戦後の日本の行方を検討する会であると知り(騙された日本)多くが離散
  ┃ 戦争中(日本は不参加)には日本のグローバリズム化を各国は検討
  ┃  井上準之助      1869-1932:理事長、日銀総裁、大蔵大臣、血盟団事件で暗殺死
  ┃  渋沢栄一       1840-1931:理事
  ┃  オーウェン・ラティモア1900-1989:共産主義者、ソ連のスパイ、戦後は赤狩りの標的
  ┃  ハーバート・ノーマン 1909-1957:共産主義者、GHQ通訳、赤狩り旋風--ソ連のスパイ嫌疑で自殺
  ┃  鶴見祐輔       1885-1973:明政会(新自由主義)を結成
  ┃  牛場友彦       1901-1993:金融資本系 近衛内閣秘書官 東大-オックスフォード大学
  ┃  西園寺公一      1906-1993:共産主義者 ゾルゲ事件に連座して逮捕
  ┃  尾崎秀実       1901-1944:共産主義者、朝日新聞、ゾルゲ事件に連座して逮捕・処刑
  ┃
  ┃・東京政治経済研究所設立@1930(近衛のシンクタンク)
  
  ┃  蝋山政道       1895-1980:共産主義者 昭和研究会設立構想 
  ┃  松本重治       1899-1989:共産主義者、金融資本系 里見甫(アヘン取引王)の部下 
  ┃  嘉治隆一       1896-1978:朝日新聞副主筆、満鉄、柳田國男と交流
  ┃  松方三郎       1899-1973:松方正義総理の子、満鉄、同盟通信社(1945解散)
  ┃
  ┃・昭和研究会@1933(近衛のシンクタンク) 
  ┃ 東亜協同体論や新体制運動促進などを主張 
  ┃ 20%は朝日新聞関係者
  ┃ 近衛文麿の議論ではなく、日本のあるべき制作を研究すべきと主張By関口泰 
  ┃ 政治家・官僚・右翼から「アカ」などの批判・攻撃受ける
  ┃  井川忠雄       1893-1947:大蔵官僚 日米交渉
  ┃  蠟山政道       1895-1980:お茶の水女子大名誉教授、設立メンバ
  ┃  有沢広巳       1896-1988:東大名誉教授、陸軍の研究機関・秋丸機関所属、吉田茂のブレーン
  ┃  風見章        1886-1961:近衛内閣秘書官長、戦後公職追放ByGHQ、尾崎秀実を尊敬、風見章日記、近衛内閣回顧録  
  ┃  笠信太郎       1900-1967:朝日新聞常務取締役論説主幹、CIA協力者、中心メンバー
  ┃  佐々弘雄       1897-1947:「赤化教師」として大学を追放、近衛の秘書、尾崎交遊メモ焼却、朝日新聞社副主筆 
  ┃  
  ┃
  ┃・朝飯会@首相官邸 : (近衛のシンクタンク)近衛新体制運動の推進者 
  ┃  牛場友彦       1901-1993:主催、金融資本系 近衛内閣秘書官
  ┃  尾崎秀実       1901-1944:主催、朝日新聞、共産主義者 ゾルゲ事件に連座して逮捕・処刑
  ┃  岸道三        1899-1962:主催、近衛内閣秘書官、日本道路公団初代総裁  
  ┃  風見章        1886-1961:共産主義者、近衛内閣秘書官長、「支那問題研究会」を発足
  ┃  西園寺公一      1906-1993:共産主義者 ゾルゲ事件
  ┃  松本重治       1899-1989:共産主義者、金融資本系 里見甫(アヘン取引王)の部下
  ┃  松方三郎       1899-1973:松方正義総理の子、満鉄、同盟通信社
  ┃  白洲次郎       1902-1985:吉田茂のブレーン
  ┃  佐々弘雄       1897-1947:「赤化教師」として大学を追放、近衛の秘書、尾崎交遊メモ焼却、朝日新聞社副主筆
  ┃  細川嘉六       1888-1962:尾崎秀実と「中国問題研究会」を発足、「共産党シンパ事件」で検挙
  ┃  平貞蔵        1894-1978:佐々弘雄と昭和塾設立、支那問題研究会に参加
  ┃  松方三郎       1899-1973:松方正義総理の子、満鉄、同盟通信社(1945解散)
  ┃  松本重治       1899-1989:金融資本系 里見甫(アヘン取引王)の部下 
  ┃  笠信太郎       1900-1967:朝日新聞常務取締役論説主幹、CIA協力者
  ┃  蠟山政道       1895-1980:お茶の水女子大名誉教授、設立メンバ
  ┃  犬養健        1896-1960:近衛内閣逓信参与官、犬養毅の三男、ゾルゲ事件容疑で拘引、公職追放
  ┃
  ┃・1934:訪米----ルーズベルト、ハルと会見 タカ派発言@記者会見
  ┃        蝋山政道(秋丸機関の研究リーダー)と共に渡米     
  ┃・1936:226事件で退任した岡田啓介の後任に推挙されるが断る(近衛は皇道派)
  ┃     NHK総裁--------ラジオ放送の中央集権化 死ぬまで 
  ┃            NHK,朝日新聞を利用して反米を煽る@1936以降
  ┃・1937:第一次近衛内閣を組織 風見章が内閣書記長官
  ┃・1938:陽明文庫建設 : 近衛家伝来の古文書収蔵(御堂関白記など約10万点)
  ┃・
  ┃・1940:7月荻窪会談@近衛文麿の自宅(戦争路線の方針決定、日独伊枢軸の強化、日ソ不可侵協定の締結を相談) 
  ┃・1940:7月第二次近衛内閣を組織 風見章が司法大臣
  ┃     【基本国策要綱】
  ┃     ・支那事変完遂(尾崎秀実推進)
  ┃     ・国防国家体制(共産主義志向、金融社会主義@ウオール街) 
  ┃     ・新体制運動(風見章、尾崎秀実)----解党運動、無政党時代となる
  ┃     ・新国民組織(大政翼賛会:公益のみを目的とする結社:風見章が主導)
  ┃     ・国家主義、全体主義、贅沢は敵
  ┃     ・鳩山一郎1883-1959第52代総理は近衛内閣を否定(近衛は国を亡ぼすぞ)
  ┃     ・西園寺公望はこの動きを嘆いて死亡@1940-11月
  ┃・1940:9月日独伊三国軍事同盟
  ┃     【当時の西欧背景】
  ┃     ・ドイツが西欧席巻で東南アジア植民地はがら空き状態
  ┃     ・ゆえに武力で石油奪取は容易
  ┃     ・米内光政、永野修身反対せず    :中立のアメリカを怒らせたくない
  ┃     ・しかし山本五十六は真珠湾奇襲を望む:中立のアメリカを怒らせることになる
  ┃・1941:6月独ソ戦
  ┃     ・松岡洋右外相は北進論
  ┃     ・近衛派は南進論→実現→日米対決 
  ┃・1941:9月御前会議
  ┃     ・戦争突入論
  ┃・1941:10月東条英機内閣
  ┃     【当時の日本の背景】
  ┃     ・東条英機 :和平派
  ┃     ・議員、民間:打倒アメリカ(朝日新聞、NHKに煽られている)
  ┃     ・近衛山本談:日本は悲惨な敗北を実感するだろう
  ┃     ・近衛文麿 :戦後に向けて平和主義者としての準備を行う(著書発行、側近も驚愕)
  ┃           『平和への努力 : 近衞文麿手記』@1946
  ┃           『近衛日記』@1968----風見章&白洲次郎と豪遊三昧を記す
  ┃     ・風見章日記:近衛の裏切りを知らずに?
  ┃            近衛文麿中心で(ソ連との)講和政権構築論@1945-8
  ┃・1943頃:自分は騙されただけだと主張(主犯は木戸、高松宮、海軍大将、平沼騏一郎などと・・・)
  ┃      ソ連参加の共産主義者が軍部(統制派)を焚きつけ、軍部は暴走したと各地に発信
  ┃・1945:2月「近衛上奏文」
  ┃     ・天皇に上奏:早期戦争集結を進言 共産化防止   
  ┃     ・陸海軍の首脳部を批判(軍部を逮捕失脚させるべき)→昭和天皇は実行せず
  ┃     ・敗戦後の裁判で近衛無罪の目論見があったのか? 
  ┃     ・12月16日自殺@萩外荘
  ┃     ・12月20日「日米交渉について(近衛文麿の平和論)」:朝日新聞で連載
  ┃・1945:8月 GHQ上陸 戦後レジウム
  ┃     ・王立国際問題研究所(国際金融資本のシンクタンク)は日本の占領政策を報告@1945-2
  ┃     ・戦後日本は、この報告書通りに新自由主義化すると推測
  ┃     ・その後、ナショナリズムの勃興を危険視している
  ┃     ・これを見抜いた三島由紀夫は日本を嘆いた
  ┃    【現在の日本】
  ┃     ・国家・国民に主権が無い
  ┃     ・安全保障、経済政策、社会政策に主権はない(米による年次改革要望書の通りに動く日本)
 
  ┃     ・北方領土問題未解決
  ┃      理由:ソ連による侵攻はアメリカの後ろ盾によるもの:150隻もの船を貸与
  ┃         米海軍の歴史にある

  ┣文隆1915-1956:イヴァノヴォ収容所で死去  
  ┃  ┗東隆明1944-:作家、脚本家、演出家、作詞家、俳優
  ┃ 
  ┣温子1918-1940  
  ┃      ┣細川護熙1938-:朝日新聞→第79代総理
 近衛千代子  細川護貞1912-2005
  
   

    



白洲次郎1902-1985は近衛のブレーン、ロックフェラー系国際金融資本
  →
吉田茂1878-1967と共にジャーディン・マセソン商会の駒
                →ウイリアム・ジャーディンとジェームス・マセソンの親戚が設立
                 
前身は東インド会社(Byユダヤ系大富豪コーエン家)
                 
アヘン密貿易商
                 長崎支店長がトーマス・グラバー1838-1911
                 横浜支店長が吉田茂の父・吉田健三1849-1889
                 現在でも影響力絶大:セブンイレブン、ピザハット、KFC、イケア、スタバ
                
   妻は正子(貴族院・樺山愛輔1865-1953の娘) 
   妻は西園寺公一1906-1993の友
      →西園寺公望1849-1940の孫(第12,14代総理 失脚@1937)
       近衛ブレーン
       共産主義者
       ゾルゲ事件で逮捕----処刑は免れた
       戦後は中国に家族で移住
       文化大革命を礼賛
・ジョン・ケズウイックと懇意
      →ユダヤ系ハンブローズ銀行会長
・尾崎秀実1901-1944は友
      →近衛ブレーン
       昭和研究会の中心人物
       朝飯会の中心人物
       首相官邸に席を持つ
       ソ連のスパイ 
       昭和熟で若者に人気----ナショナリズムと称する
       共産主義者----東大大学院の助教授が共産主義者
            
  
     ゾルゲ事件(ソ連共産党のゾルゲ氏が日本の政治軍事最高機密を探った事件@1941-1942)で処刑 
          →ゾルゲ1895-1944:ソ連のスパイ ソ連の英雄 母はロシア人 
           対ソ政策、軍備動向、日独関係の諜報@1933~ 
           ナチス党員@1934-10月 
           機密情報を得る目的で尾崎秀実を任に充てる 
           情報源----山県有光:陸軍大佐 西郷従吾:陸軍大佐 武藤章:陸軍中将(A級戦犯処刑) 
           日独伊三国同盟@1940の後はより多くの機密情報を得る 
           膨大な尋問調書によって昭和研究会メンバとの親密性はうかがえるが、 
           近衛文麿は「尾崎をほとんど知らない」と言っている----不可解      
           
・風見章1886-1961は友
      →朝日新聞出身 
       信濃毎日新聞時代に「資本論」を執筆@1927-1928----共産党宣言→近衛文麿が賛同 
       庶民派の議員から一躍抜擢
       支那問題研究会委員長(尾崎秀実を引っ張る)----対中政策立案
       近衛内閣の書記官長(官房長官より権限上)、 
       第二次近衛内閣では司法大臣(憲法などは知らないと発言) 
       独裁政党創設を依頼される By近衛文麿
       共産主義者(隠していたが・・・)
       ゾルゲ事件で証人尋問
       「風見章日記」を残す
          →支那事変拡大
           日本での革命志向
           石原莞爾への誹謗
           独裁体制志向
・松本重治1899-1989
      →ジャーナリスト
       共産主義者
       近衛文麿の協力者
       母は総理松方正義1835-1924(第6代首相)の娘 
       ロックフェラー財団の中心人物@日本
       一高時代の同期----牛場友彦(近衛の側近)、岡崎嘉平太(ANA社長)、尾崎秀実(ソ連スパイ))
       本業では里見甫1896-1965を手伝い満州国通信社(国通)の設立に貢献
            →ジャーナリスト、実業家
             関東軍と結託してアヘン取引組織創設@1939(里見機関 三井物産の下)
             アヘン王         
             関東軍は極秘に満州産アヘンを生産         
             膨大な利益は関東軍の戦費          
             汪兆銘の南京国民政府にも出費         
             アヘン活動を通して笹川良一、児玉誉士夫との人脈形成         
             満州鉄道、中華航空の顧問@1943        
             A級戦犯容疑で逮捕--巣鴨入所--東京裁判で証言--釈放

・牛場友彦1901-1993は近衛のブレーン
  →近衛内閣秘書官
   朝飯会を発足(近衛内閣の政策研究会:会員には共産主義者多数)
   尾崎秀実を近衛文麿に紹介
   牛場3兄弟
     →牛場信彦1909-1984----外務事務次官:ロックフェラー財団との関係深い
      牛場大蔵1913-2003----慶応大学医学部教授

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