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メスリ山古墳

2007年10月17日 | 陵 古墳 墓 遺跡

メスリ山古墳

 奈良の飛鳥地方の東側、阿倍寺後の近くにはメスリ山古墳があります。 崇峻天皇陵へ行く途中の住宅街の裏手の小高いところに位置しているメスリ山古墳は、「東出塚古墳」とも「鉢巻山古墳」とも呼ばれてきた古墳ですが、最終的には「メスリ山古墳」と決定されています。

 古墳は西面する大規模な前方後円墳で、全長224m、後円部径128m、前方部幅80m、後円部高さ19m、前方部高さ8m、三段築成で構築され、昭和34年12月から36年3月の第三次調査と三回にわたっての発掘調査が実施され、 従来からこの古墳には茸石があり,埴輪列のあることが知られていましたが、調査によって後円部西側で整理をした埴輪列がめぐっている状態が確められ、またこの埴輪列は前方部にも連っていることが明確になっています。

 磐余地域の前期古墳として最大規模を誇り、王権や軍事権をも掌握した人物が披葬者として推定され、安倍氏の祖「オオビコ:崇神天皇の大叔父」の墓とも云われ、桜井茶臼山古墳(神武東征説に出てくる王者手水伊彦の墓ではないか)と並んで4世紀前半の代表的な前方後円墳です。

 

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