空と海の間で

海の上を漂いながら感じたことなど・・・。

魔の峠

2006-02-26 20:58:53 | main
 雪の信州路をひた走り、路に迷って三桁国道へ入ってしまう。走るうちだんだん人里離れ、雪も深くなってきたが、まあ大丈夫だろうと二つ目の峠を越え、この坂を下れば19号線に合流と思ったところで、立ち往生。前の車数台がハザードを点滅させ止まっている。前のドライバーに聞くと、雪で倒れた木が道を塞いでいるとのこと。引き返すと何キロも戻らないといけないし、迂回路も狭い道で良くないらしいので、地元の人に倣って待つことにした。後続車のおばさん(私より多分若い)が傘をさして聞きにくる。さっき聞いたことと同じことを告げる。するとおばさん、ココは地元では「魔の峠と呼ばれているのよ」とのたまう。そんな危険な道だったのかと驚きつつも、魔の峠と知りつつ通るおばさんは何なんよ、と突っ込みたくなる。
 作業員が来て、チェーンソーで倒木を切り倒し、ほどなく無事開通。田舎の三桁国道は怖いという教訓を得て、というか事前に地図をしっかり確認しろと肝に銘じ、家路を急ぎました。