はなたれおやじ

色々あるよね

牧草迷走記1

2012年06月26日 | うさぎ&牧草
良かれと思って逆効果
本当に自分がやってる事はうさぎに良いのか疑問が湧いた
牧草について色々調べたが、うさぎ基準のデータのなんと少ない事!
出てくるのは家畜牛のものばかりだ
そして同じように牧草を育て、同じような疑問を持つ人も多く、大変参考になった


低肥料栽培を目指したのは硝酸中毒が気になったからだ
が、うさぎへの影響は調べても言ってる事はバラバラ

牧草とは関係ないが
体重1キロのうさぎならほうれん草なら約600g、サラダ菜なら約250gを一度に食べると半数のうさぎが死んでしまうのか?と思われるデータがあった

うさぎDL50=1955mg/kg
ほうれん草、チンゲン菜含有量=3000mg/kg平均
サラダ菜含有量=5000mg/kg平均
やっぱり葉物野菜に多い

こっから牧草
チモシーのデータは無かった
10年間の輸入牧草の残留硝酸
アルファルファ、ライグラス=2100mg/kg最大
スーダングラス=4000mg/kg最大

これらのデータは厚生省で調べたデータだ
ここ数十年で乳牛の輸入牧草による硝酸中毒の死亡が多くなり、注意を呼びかけてるようだ
色々みると輸入量が多いからか、米国産乾燥牧草での死亡例が多いように見える

残留硝酸濃度は国内に規制は無く、米国ではガイドラインがあるが、あくまでガイドライン
ちなみにFOA、WHOの基準では一日5mg/kgになっている(人基準か、家畜基準かは不明)

これにもちょっとびっくりしましたね~

しかしこんな事が分かっても、自分が育ててる土の窒素肥料分がどうか、が問題だ

うさぎの糞を肥料にした場合、窒素、リン酸、カリ共に含有量は化学肥料に比べ微量だった(うさぎの医・食・住参照)
が、ここに藁や米糠をまぜ発酵させている自分の場合は、その割合によって変わってくるので

正直言って分からない

って事だね・・・

一度土壌検査に出そうかな?とも思ったけど、有機肥料は天候や細菌の分解度合いで変わってしまい、あまり意味が無いようだ

色々調べて知識ばかりが先走って頭でっかちグルグルのドツボにはまっていてもしょうが無い

多すぎると毒だが少なすぎると病気や育成不良になる
実際刈り取って追肥をしなかったプランターは根本から黄色に変色し、穴が開いている
中心部の日があまり当たらない場所の草は枯れ、ドーナッツ型に草が生えている
そうなると不思議なことに虫も寄ってくるのだ
追肥したプランターの5倍は虫がいる

眉唾で怪しいグッズ認定していたアミノ酸は思ったより調子が良い
規定の1/5の追肥しかしてないが、週一で葉面散布してる牧草は、規定量追肥アミノ散布無しとなんら変わり無い

これらの副材を使い
様子を見ながら
量の管理が簡単な液体肥料で
極力控える

位しか出来ないね

自分は硝酸はうさぎには平気派ではないので、米国輸入牧草は食べさせない事にする

最初は糞と捨てる牧草の有効利用で始めたが、奥が深すぎて及び腰になって来ているな~



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