炭網焼きあれこれ

自分の定番炭は岩手のキリ炭だ
たまーに奮発して打てばキンキンと鳴る備長炭

ネットで炭を買った経験が無いので、今回覗いて見た

まず驚いたのが、なんでこんなに備長炭が安いのか！！とびっくり
燃料屋で買う備長炭の1/5以下の値段だ
うおぉぉぉ～！と思い早速ぽちろうと思ったが、良く見るとおが炭とある
焼き肉屋で見るあのちくわか？

炭焼きの美味さは遠赤もあるのだろうが、食材に付く炭の独特の香りだ（キッパリ
焼き肉屋で食う炭焼きがそれほどでは無いのは煙をガンガン吸って換気しちまうからだろうし
ガスコンロで溶岩石プレートや、セラミックチップを敷いて遠赤で焼いてもどこか物足りない

ってな訳でおっさんは匂いがおかしい豆炭や練炭は一切使わない
では、おがくずを固めて作ったおが炭はどうなんだろうか？
考えていてもしょうが無いのでためしに普通の備長炭と共にぽちった

話は変わるが、
随分と前に炭焼き啓蒙をしてまんまとそそのかされた妹夫婦から炭焼きはすぐ焦げるとクレームが来た

単純に火力が強い（炭が多い）だけなのだが、なぜそうなるか

炭おこし機で炭がすぐおきるからと言って、すぐに焼き焼きするとそうなる

炭の火が全体に回る前の段階（炭の片面や一部だけ赤い）で肉を焼く火力にすると、炭は多くなる
調節弁も全開だ
食ってるうちに全体に回りはじめて火力が強くなる
調整弁を閉めたがまだ強い
早くしないと焦げるぞ！あち！熱くて箸で取れない！とかになって焦り先行軽くパニックな炭焼きの開始だ
酷い時には食い終わった頃にピークが来たりする（これはおっさん失敗談）

反対にパサパサするってのは火力が弱い、食材が厚い、良く焼かないと食えない人だろう（飲焚会Ｔ君ｗ）

両方とも炭焼きに罪は無い

ここでおっさんの持論
おっさんは到着後真っ先に焚火派だ
薪の量もあるだろうしキャンプ場に行けば直火禁止で焚火面積が限られるかもしれない
が、しか～し、よっぽどの事情が無いかぎり真っ先に焚火は焚くべきだと思う

理由の一つがそこに炭を放り入れ、あとは薪拾いや設営、調理準備をすれば良いからだ
爆ぜや粉火で服に穴の開く事も無い（デビュー当時バーナーで炙っていっぱい開けました...）
灰がうっすら全体に回った炭を拾い上げ、スロープ状にコンロに並べる
安定した炭の火力調節はとても簡単だ

上手な火加減で皮はぱりっぱり中はジューシな手羽と、甘味とろとろ長ネギを是非味わって欲しい
（おっさんが選ぶ炭で焼いたらやたらとうまい食材ツートップ　ああ、食いたい...）

話は幾分それたが、備長炭ノーマルと備長おが炭で食い比べをしてやろうと思う
早く暖かくなんねーかなぁ