はなたれおやじ

色々あるよね

牧草迷走記3

2012年07月07日 | うさぎ&牧草
雪印種苗さんからチモシーの種を買った
最少単位は1kgだったので余りまくるな~
収穫量が多く、倒れにも強いタイプなので撒くのが楽しみだ
その際、色々な質問にも気軽に答えてくれてとても感謝しています

今回は適正施肥量

北海道での適量をみると結構バラバラな数値が出てくる
8-8-12kg/10a/年
15-10-10kg/10a/年
5.5-3-7.5kg/10a/年
同じ北海道でも地区の土壌や、元々ある肥料の量などで違うのだろう
ここで注目したのは
8-8-12を4-4-4にしても牧草の収穫量や成分が変わらないという研究結果だ
消化されない肥料成分が蓄積して行き、過剰窒素分による残留硝酸の増加や、過剰カリによるミネラル障害が多くなって来ての研究らしい

各肥料成分が土壌にこれくらいあったらね、という条件はあるが、
プランター栽培で元肥入りの培養土を使う事を前提とすれば、この量を採用するのが良いと思う

この数値を?に直すと、窒素4g、リン4g、カリ4gになる(10a=1000㎡)

だが、プランターの場合流出量が多いので、6-6-6位が適正量では無いかと思う

おっさんのプランターの表面積は0.24㎡なので1.44gま、大体各成分1.5gだね

実際今使ってる固形肥料成分は6-6-6の成分表示、これは窒素、リン、カリが各6%ずつ入ってる肥料って事です
100gこの固形物をまくと各6gの肥料分が施肥された事になる訳です

これを例にするとおっさんのプランターに年間に撒く量は、25gって事になります

チモシーの施肥は早春、1番刈後、2番刈後の3回施肥をするのが一番良いとある
施肥をするタイミングは刈り取り後5~10日の間
施肥の割合は収穫量に合わせて分配する
通常は早春の施肥量の比率を高めるのだが、プランターの場合、手軽な肥料入り培養土を使うので
おおよそ3等分すれば良いと思う

種蒔き前に9g、1番の後に8g、2番の後に8gが適正量になる

これ位の量だと撒き方によってばらつきが出るので、もう少し配合比が低い物を使って
撒く量を増やしたほうが均等に撒けると思う

では、種はどれ位蒔けば良いか
10aで2~2.5㎏
㎡に直すと多い数値を取れば2.5g
おっさんのプランターに置き換えると0.6g

う~ん

実際量ると小さなティースプーン1杯分位だ

おっさんはこの3倍の量は撒いてるな~

0.6を量るのは面倒なので、1gで良いのではないかな

って事は肥料も4割増しだ

P7070001_R.jpg
P7070003_R.jpg
P7070002_R.jpg
思ったより少ない

この量で生牧草重量5t/10aのようなので、おさんのプランターに0.6g蒔いた場合、約1.2㎏の収穫量ですね
1番刈は600gてとこでしょうか
うちの子に大体25g毎朝生牧草を食べさせて太ったので、20g一食とすると30食分になります
朝、晩両方とも生牧草にした場合は15食分
これに2番刈り、3番刈りが追いかけてくるので、単独飼いで2個プランター時間差栽培すると生牧草を結構な期間楽しめます

ここまでは純粋な化学肥料を使っての施肥量
自分が作ってるウッドリター+糞+牧草カス+米糠の大体の肥料成分量も掴めたので、こっから引けば良いね

これからプランターで育ててみようかな?と思う人は
施肥量は㎡あたり6-6-6/g
これを使う肥料の配合率で換算して下さい
その際は有機成分入りじゃない100%化学肥料の物を使って下さいね
その他に土壌の酸性化の中和やマグネシウム補充の為に、苦土石灰もあるとなお良いです
これは100円ショップでも売ってます


種を撒く量は雪印の人もプランターでは分からない、パラパラと蒔いてと言っていたので
おおよその目安にして下さい

培養土や化学肥料を使うと、グンと栽培しやすくなりますね

しかし1㎏も種どうしようかね



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