大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

森鴎外の旧宅

2009年01月19日 | 中国地方
秋吉台を見学したあと、バスは津和野を目指して北へ。
このあたりのガードレールの色はオレンジ色に塗られていた。
夏みかんをイメージしてとのこと。
そう言えば、秋吉台で家人が食べたソフトクリームも夏みかんだった。
山間部に近づくにしたがって、まわりの景色が雪景色になっていった。
私は、「国境のトンネルを抜けると・・・」なんて思いながら、
バスの中で読書とウイスキーをチビリチビリ。
やがてバスは津和野の中心街を走り抜けて、少し外れた昼食会場の駐車場へ。
そこは“森鴎外の旧宅”前だった。
「鴎外か・・・」って思いながら、降り続く雪に傘を差し、現地ガイドの案内で鴎外旧宅を見学。
雪の中、現地ガイドはいろんなギャグで我々を楽しませようとしてくれたのだが、関西人にはなかなか通用しない・・・
私の頭のなかには、あの名曲「あなたに借りた鴎外も・・・」というフレーズが憑いて離れない。
鴎外が書いた本の名前を知っているだけ思いだそうとしたのだが・・・
『舞姫』『雁』『高瀬舟』『山椒大夫』『阿部一族』『ヰタ・セ?』・・・
寒くて頭の回転が・・・
「さだまさしが借りた鴎外の本のタイトルは何やってんやろうか?」
現地ガイドの話を聞かず、そんなことばかりを考えていた。
やがて昼食時刻になり、暖かいモノが欲しかったのだけど、出てきたのは冷たい蕎麦とちらし寿司だった。
近くの食堂の「美味しいカレーうどんあります」の看板が目に焼き付いて・・・
昼食後、30分ほど周囲の散策時間があったけど、“森鴎外記念館”を見学するだけの時間は無かった。
再集合でバスに乗り、津和野の中心部・殿町通りへ移動。
掘り割りを泳ぐ鯉、武家屋敷が並ぶ通りになぜかあるカトリックの教会。
本当に美しい町並みやった。
「写真;森鴎外の旧宅」


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