あしたはどこへ・・・

後期高齢者だが 元気に豊かな気持ちで歩き続けたい・・

 「うそ」を突く槍(日本昔話)

2023-06-20 16:40:38 | 日記
 昔 和歌山の男と名古屋の男と水戸の男がお国自慢ばなしをした。
 和歌山の男は「ミカンが名物で1尺(30㌢)もある大きなミカンが採れ しかも
味が良くて娘がほっぺたを落とした‥と自慢 すると名古屋の男は名古屋には大きな
大根があって馬の背に二本を乗せて運ぶのがやっと‥その大根の旨い事 沢庵漬け
を食べた婆さんがほぺったが膨らんで若返った‥と

 水戸の男は黙って聴いてばかり‥ そこで和歌山と名古屋の男が水戸の男をバカに
して「お前の国には自慢するものが無いだろう」と すると水戸の男は「わしの
国には名物は無いが でっかい槍がある」どれほどでかいか?と聞くと「槍の先だけで
三尺(90㌢)もある」と‥ そんなでかい槍で何を突くのだ?」と聞くと「和歌山と
名古屋のウソを突くのさ」と‥ (日本昔ばなし)

 嘘つきは泥棒の始まり ウソをつくのは政治家‥なんて云われるが ミカンが
バスケットボールより大きくても 大根が妻の足より太くてもいいじゃないですか!
 人の心を傷つけるウソはご法度だが  ユーモアで和やかなウソなら ついても
いいんじゃないかい・・   (写真はネットから)

       
コメント (4)
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