
はじめに
いいスパイクを打ちたい!しかし、高いブロックに囲まれてどうしようもない・・・・。そんな時に、相手を翻弄できるくらいにネットプレーを上達したいと考えて、練習した個人練習方法を御紹介します。
練習場所
公園でもなんでもいいのですが、ボールネットや金網等を使って練習します。例えば下記の写真のような場所を発見したら、ネットプレーの練習ができると思ってください。
このネットはサッカーボールが外に出ないようにするためのネットですね。
このネットは金網ですが、このネットが実はバレーボールのネットプレー練習に結構役立ちます。
練習方法
練習要領は下図のとおりです。
まず、黒シャツの位置からボールを投げ上げます。
高さはセミよりちょっと高いくらいのトスにするのです。
で、黄色シャツ、白シャツとジャンプし、緑シャツのところで、ボールを●→●と金網に当てます。
金網に当てる強さですが、これは、ブロックに当ててワンタッチを取って落ちてきたボールを自分で処理できるくらいの強さで当てます。この位置の金網をブロックに見立てて、フェイント気味にボールを当てるのですね。
すると、ボールは●→●と金網に当たり、バウンドして●→●→●→●と落ちてきますので、
選手も緑シャツから青シャツのとおり着地したら、ここで意識して膝を折って腰を落とし、●のボールをオーバーパスします。
この時、オーバーパスしたボールを●→●の位置で再び金網に当てるのです。この部分はバレーボールのネットの高さを想定し、ネットに当てるというイメージで下から上にボールを当てます。バレーボールのプレーではここがネットプレーになるのですね。
すると、金網に当たったボールは●→●→●と跳ね返ってきますのでこれを●の位置で黄色シャツの選手のとおり再度オーバーパスで処理し、2~3m先(ライト側)にいる選手にトスを上げるイメージで●→●→●→●という具合にパスします。
ここからが、大事です。もうひと踏ん張りしていただきたいのです。
このトスアップをした直後から、再度白シャツ、青シャツ、赤シャツ、黒シャツという具合にスパイクに走り込むのです。
このタイミングは、自分がネットプレーをしてトスアップしたボールについて別の選手にスパイクしてもらうようにトスしますが、このトスを別の選手がスパイクすると見せかけて切り返し、再度自分にトスしてきた場合にスパイクするというイメージで走り込みます。
そのため、この個人練習ではボールが●→●→●→●と落ちて行ったところで自分はアタックのジャンプ(白シャツ→赤シャツ)することになり、実際にスパイクを打つことはできませんが、このネットプレーとスパイクまでを一連の動作としてリズム感よく習得するための練習には十分なります。
効果
身長が低く相手ブロッカーにしっかりマークされると太刀打ちできないというときにはこのようなプレーを使って相手ブロッカーを翻弄し、ブロック枚数を減らしたところでスパイクを打つようにしていくのです。
明日は、この練習を体育館で行った、動画をアップしてみたいと思います。
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付録・・・・当ブログの特徴について
宮崎県出身の転勤族です。鹿児島県、熊本県、福岡県、大分県、沖縄県、高知県等を転々としながら、今年宮崎県に戻ってまいりましたが、各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等をご紹介しています。
カラーシャツ(白シャツ、青シャツ、赤シャツ等色違いのシャツ)の棒人間の図面や動画で分かりやすく説明することを心がけています。
いいスパイクを打ちたい、変化球サーブを打ちたい、ブロック上達したい、レシーブ上達したい、とにかくバレーボールで上達したいという方のために、色々な情報交換の場にしたいのです。
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