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通常の時間差攻撃
通常の時間差攻撃は、巻頭図のとおり、1のAクイックのアタッカーの横に3のセミクイックの選手が回り込んでスパイクを打ちます。
ブロックをはずす戦術としてアタッカーを交差させるのは極めて効果がありますね。
しかし、次のとおり、完璧ではない場合があります。
6人ブロックだとブロックが2~3枚来る可能性あり
下図は、図面が逆方向、ブロックする側から見た図になっています。
a~fはブロッカーがネット際に立っている位置関係,A~Fは実際にブロッカーがブロックする場所を示しています。
ブロッカーが6人の場合、下図のとおりa,b,c,d,e,fの6人が準備し、時間差攻撃のAクイックに対して、b,c,の2名がB,Cのとおり1をマークしてブロックします。

で、d,e,f、の3名は3のセミクイックをマークしD,E,の位置にジャンプします。
もちろんレフトにオープントスが上がれば、オープンにもd,e,f3人がブロックに行きます。
このように、時間差攻撃に2~3枚ブロックで対応しようとしてきますので、ここで、縦の時間差攻撃を使います。
縦の時間差
下図のとおり、アタッカーは縦一列で走り込んできます。1の選手の後ろに3の選手が走り込むのですね。
で、トスも1の選手の背中側に上げます。

3のアタッカーはネットから1mくらい離れたトスを打つことになりますが、AクイックをマークしたB,Cのブロッカーが落ちたタイミングでスパイクしますので、↓の方向にスパイクすることで、絶対にブロックされません。
3の選手が走り込んで、ジャンプする間にAクイックをマークするブロックがジャンプしている箇所が目に入るので、その箇所目がけてスパイクすると、ちょうどスパイクするころにはそのブロッカーが落ちていくこととなり、ブロックのないコースにスパイクできるのですね。
Aクイックをマークするブロッカーが一人でもいれば、絶対にブロックされないという時間差攻撃なのです。
明日はその写真をアップしてみますね。

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