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ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

職員の相談・助言制度(その8・・・相談内容を秘密にすることも認めたことに対する反対意見)

2014年08月04日 07時46分30秒 | 仕事・転勤

はじめに
職員のメンタルヘルス、不詳事故の防止という観点から、課長以上の幹部職員による受け持ち職員に対する面接制度が設けられていたのです。

しかし、やや形式的な面接になっている状況が見受けられたため、より実効性のある新面接制度について検討したのです。。

その特徴としては、
・・・・
一般職員の中から面接官を選んで、この方たちに面接官として力添えをいただく。

・・・・
従来、課長以上の幹部が自己の受け持ち職員に面接する運用としていたところを、今後は、面接を受ける職員のほうが誰に面接してもらうかを選べるようにする。

・・・・被面接者が上司や周りの職員に知られたくないことは面接記録表に記載しなくていいことにする。

・・・・面接結果については、被面接者が面接表を記載し提出する。

しかし、これらの新しい方法を盛り込んだ新面接制度には幹部や本部からいくつかの反対意見や疑問が投げかけられました。現在、その内容についてお話ししています。
今日は、相談助言制度の内容を全て記録して上司に報告する必要はない。
幹部に知られたくないことは、面接限りの話ということで、面接記録表にも記載しなくて良いという案に対する反対意見とそれに対して皆さんに回答した私の考え方についてお話します。

相談した内容を全て面接記録表に記載する必要はないということに対する反対意見

1・・・職員の不祥事を防止するためには、面接の結果入手した情報は組織として把握しないと対応ができないという問題がある。(幹部・本部)
組織として問題を把握できず対処できないという問題はある。

しかし、これは従来の課長との面接でああっても知り得ない情報である。話した内容は面接記録表に記載して所長にまで報告するという制度では、絶対に出てこなかった話になると思う。

出てこないより何らかの形ででも出てくれば、そのほうが、まだ、ましである。

さらに、この面接制度は、要するに相談者が悩みを打ち明けて何らかの形で解決するか、解決に至らなくても心情を安定させて、落ち着いた日常生活を送り、結果的に不詳事故が起こらなければ良いのである。
組織として問題を把握できなくとも事実上問題が発生しない状態になればいいのである。

いちいち、聴いたことを上司に報告するということになれば、肝心な、一番の問題になりそうなところを話す人はいなくなるのではないかと思う。


報告しなくても良いというスタンスが事実を言わせるために必要なのである。その先の対応は面接官を信頼するしかないのである。だから、信頼できる面接官を選ぶのである。

2・・・相談を受けた職員は、相談した職員との間で秘密を握ることとなり、精神的に極めて辛い立場に立たされるのではないか。(幹部・一般職員)
そういうこともある。相談に乗るというのは、そういうリスクは当然あるものだと思う。実は、こうした職場の面接制度ではない、まったく個人的なもので、相手から相談を受け、相談を受けた者は誰にも何にも言わないで一人で心の奥にしまいつつ、解決策を模索するなんてことは結構あるのではないかと思う。
一般職員も幹部惻隠も人の相談に乗る人は多かれ少なかれそのような経験は有していると思うのです。


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